ホメオパシーに治療効果があると言うことは、 水が過去に溶解していた物質の情報を保持していると言うことです。 ですから、ホメオパシーの治療効果を信じると言うことは、 水が過去に溶解していた物質の情報を保持していると信じると言うことになります。 そんなことを信じていて、 毎日の生活で水を摂取することがどうしてできるのでしょう。
あなたがホメオパシーを信じていようといまいと、 あなたが毎日摂取している水分の中に、 誰かの下痢便であった水分子が含まれていることは確実です。 ホメオパシーを信じていない人なら、 浄化された水であれば安心して飲めるでしょう。 でも、 下痢便の情報が残っていると信じているホメオパシーの支持者は、平気で水を飲めるのでしょうか。 ホメオパシーの理論から言えば、下痢便を薄めた水は強力な下痢止めになりそうですが、 それで気分よく飲めるのでしょうか。 もちろん便秘で堅くなった便を流した水も混じっているでしょうから、 この場合、 下痢止めとして作用するのか下剤として作用するのかどちらなのでしょう。
普段何気なく飲む水ですが、その水が過去に溶解していた物質は膨大な種類に上るでしょう。 希釈されるほど作用が強力になるのだとすれば、 水を飲むだけでどんな薬理作用があるのか恐ろしくならないのでしょうか。 ホメオパシーの作用機序を信じると言うことは、 どれだけ恐ろしい現実を覚悟しなければならないのか、 理解した上でホメオパシーを支持しているのでしょうか。
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