カテゴリ:コンピュータ
今のパソコンを買ってからずっとGIGABYTE GV-R725XOC-1GDを使ってきましたが、ファンから異音が出始めました。症状としてはどこか擦れてるような結構大きな音で、回転数もあからさまに落ちています。
RADEON SETTINGのチューニング設定で、手動操作でファンを一度止めてから全力運転で数秒回して通常運転に戻すと正常に動きますが、しばらくするとまた症状が出ます。 使用期間考えれば良く持った方だと思いますし、RADEON R7 250Xでは厳しい場面も増えてきてるしAMDのサポートも終わった事だし、買い替えを考えてもいいんですが…半導体が軒並み値上がりしてる今はちょっとタイミング悪過ぎです。 そういう訳でファンのグリスアップして延命する事にしました。 写真は左から洗浄前の軸受け側、シャフト周りの脂分を拭き取った羽根裏側、グリスアップ&組み立て後の全景です。ファンの羽根の隙間から見える3本のプラスネジでシュラウドごとファンがヒートシンク上に共締めされてます(ヒートシンクそのもののは基盤裏側で固定)。外す時はファンの電源ケーブルを引っ張って切らないように。 このファンは(ちょっと見辛いですが)シャフトの付け根部分の溝に爪を引っ掛けるタイプです。要するにファンを軸方向に引き抜けば外れるんですが、下手に羽根に力が加わってしまうと折れます。私は幅のあるマイナスドライバー2本の先端を左右から隙間に差し込んでネジを回すように捻って外しました(お好み焼きをひっくり返すような姿勢で互いに逆に捻る)。突っ込み過ぎてコイルを壊さないように。 羽根の間隔がもう少しあれば、ファンを外さなくても上からフックを掛けて抜くこともできるんですがね。 同じGIGABYTE製品でも最近のは一般的な先端クリップ留めのようで、それを引き抜こうとしても多分壊すだけです。軸受け底部に穴が開いていれば確認できますが、このファンのように穴が無い場合は引き抜ける構造だと信じるしかありません。ファン製品全体で見ると厄介なことに構造上抜けないものもあります。 外れたら軸受け側は爪楊枝の先にキッチンペーパーを巻いて古いグリスを拭き取り、羽根の方は汚れが酷かったものの見えるところじゃないからと使い古しの歯ブラシを併用してゴシゴシ水洗いしました。傷を付けたくない、しっかり洗いたい場合は薄めた中性洗剤と柔らかいスポンジを使いましょう。 潤滑グリスを軸受けの中とシャフトに適量塗って組み立てれば終わりです。潤滑グリスは常温で垂れない程度の粘度であれば何でもいいんですが、最低でもプラスチックに使用できると明記してあるものを使いましょう。 適量とは…軸受け内の空間がどれだけあるか分からないし、体積でシャフトの半分ぐらいの量を突っ込んどけばいいんじゃね?(正に適当) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月15日 02時24分44秒
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