人民中国の終焉
香港市場の急落から始まった世界同時株安。未だにその影響が残っているのか、まだなかなか勢いよく上昇しない株式市場。そこに、米のサブプライムローン問題。なんだか、市場にとって明るいニュースが少ないですよね。中国市場も金利を0.27%あげることを決定するなど、バブルがはじけるのをなんとか防ごうとしているような気配を感じます。ちょうど、香港株が下落する前に読んでた本が下の「人民中国の終焉」資本主義でない中国がなぜ、株式市場をつくることができたのか。また、この中国市場のバブルがどのようにして大きくなったのか。その先にある危険は何か。など、結構くわしく取材されて書かれています。読んで、中国市場はかなり危うい橋を渡っているなと感じた矢先に香港市場の下落。ついに来たかと一瞬感じました。私は中国株は手がけてませんが、中国株を手がけている人は一度読んでおいた方がいいかもしれませんね。今回の事で、ちっちゃな中国移市場の出来事が世界市場に大きな影響を及ぼしたことを考えれば、いろんな意味で一読の必要があるでしょう。