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玉川レディースクリニック カウンセリングルームのブログ

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TLC鍼灸院のブログ ケろりんさん

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2017.05.11
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カテゴリ:婦人科疾患
こんにちは
世田谷区の二子玉川にある玉川レディースクリニック
カウンセリングルームです
女性の臨床心理士が担当しています


先日、熊本にある赤ちゃんポスト
開設10年になるというニュースがありましたね
預けられてたお子様は総数で「125人」

その数をどう考えるかは
皆様のお立場によって様々ではないでしょうか


驚いたのはその次にある内容でした(3つありました)
一つ目、お子様の両親の住まいは全国におよぶとか
北は北海道から沖縄まで


二つ目、自宅出産や車上出産など
医療者の手によらない出産であったことも多かったとか

三つ目、慈恵病院の電話相談には、
年間、数千に及ぶ相談数がある

妊娠や出産は
命を落とすこともあります

誰にも相談できない、そんなにもたくさんの
追い詰められている妊婦さん(女性)のことを考えると
胸が熱くなりましたし

医療者として
何とかしてあげられなかったのか(なんとかしてあげたい)・・・と
もどかしさを感じました


新しい命は
望まれた環境で周囲に祝福された状況で
授かりたいと思うのは世の常ではないでしょうか

でも100%の避妊方法がない今では・・・
それに、避妊がいつも確実にできるとは限りませんから
必ずしも「今」が妊娠の時ではない人もいると思います

一般の方にとって、病院では
「産むこと」「妊娠すること」を喜ばしいこととしてサポートしている
と思っているかもしれませんが

「望まない状況での妊娠」に対するサポートも
並行して行っています

我が国では
「望まない妊娠」を語ることはタブー視されていた時代が長く
「人工妊娠中絶」を表向きに語ることは避けられていました

しかし
今から30数年前から
「リプロダクティブヘルス・ライツ」
という考え方が日本にはいってきました

【性と生殖に関する女性の健康に関する権利】です
その中の一つに
「産む、産まない」は女性の権利という考えです
産みたくないと思う女性がいた場合は
その女性の意思を尊重し援助すべきと医療者は教育されています

医学教育においてはよくわかりませんが
現在の看護職者は必ずその権利については
必ず学んでいるはずです

喜べない状況での妊娠
妊娠を望んでないのに妊娠した
妊娠したがどうしていいか悩んでいる
中絶すると決めたがモヤモヤしている
出産すると決めたが喜べない

妊娠したという状況ひとつをとっても
おかれた状況は千差万別
喜ばしい状況の方ではないこともあるでしょう

周囲の人に相談できずに悩んでいる方
どうぞカウンセリングルームをご利用ください

カウンセリング内容についての秘密は厳守いたします

ご予約やお問い合わせは
メールでも行っています

世田谷区の方は子育て利用券が使えます
利用券を使用すると
無料でカウンセリング(3回)が受けられます
ぜひご利用ください





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Last updated  2017.05.11 11:36:54
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