あの頃、聴いた思い出のこの1曲!山本リンダの「こまっちゃうナ」
タイムスリップ! 若者たちがキラキラ輝いていた66年音楽シーンへGo!
ミノルフォンよりリリースされたアナログ・シングル盤の「こまっちゃうナ」(文中敬称略)
このシングル盤は、'66年9月20日にリリースされた、A面は、「こまっちゃうナ」、B面は、「海と山の歌」が収録。
この「こまっちゃうナ」は、遠藤 実が創った名曲(作詞も、遠藤 実)。
※後に、嘉門達夫がカヴァーしています。
山本リンダ(本名:山本あつ子)は、'49年3月4日に福岡県北九州市小倉区で、米国人の父親と日本人の母親の間から誕生。
※↑のHPを開くと直ぐに音楽が流れ出しますので驚かないでください。←結構、デカイ音ですヨ!
雑誌のモデルやNHKの『夢のセレナーデ』のカヴァー・ガールを経て日本コロムビアに所属していた大作曲家の市川昭介に師事。
その後、市川昭介と師弟関係にあった遠藤 実に師事し、遠藤 実が日本コロムビアから独立し新たに立ち上げたミノルフォンからこの↑楽曲でレコード・デビューした。
ユー・チューブ→「こまっちゃうナ」←素敵な名曲です……絶対に……未来に残したい音源です。
※少し時間差で↓から入ってください
訃報 遠藤実さん76歳=戦後の歌謡界を代表する作曲家は、'08年12月6日午前10時54分に急性心筋梗塞で逝去されました。 享年76歳 合掌
この遠藤 実さんは、ボクも好きな作曲家でした。青春流行歌等々の名曲をたくさん創り上げたのに偉ぶれず驕らなかった。
得た著作権料で、レコード会社の『ミノルフォン』を設立。
その稼ぎ頭の東西の横綱が、
千 昌夫と山本リンダだった。
因みに、ミノルフォンとしての最初に大ヒットした楽曲が↑の「こまっちゃうナ」←資料では、GS旋風の最中だったが50万枚以上のセールスが記録されたようです。
しかし、
ミノルフォンが経営困難に陥り徳間書店傘下に再編されたど同時期に、山本リンダはキャニオン(新しく誕生したレコード会社)に移籍し、アクション・グラマー路線を確立したあの「どうにもとまらない」で再び脚光を浴びたのです。
東京の天気は、今日は朝から快晴で暖かかった初冬の1日。
P.S.:『you tube』→『水平線の彼方から』へも、時間があれば訪問してください。
急遽 遠藤 実さんの訃報を知って急ぎこの文章を打ち込み、音源と、レコー・ジャケ探し音源映像を作成した。
素晴しい楽曲は、沢山あるのだが、この「こまっちゃうナ」を選んだのは、遠藤 実さんの最初の大ヒット作品なので。
心からご冥福をお祈りいたします。