徒歩でビワイチ 番外3 佐川美術館
徒歩でビワイチ気ままな歩き録。2023年6月11日 守山市 雨時々曇り 最高気温23℃ 最低気温20℃梅雨空の日曜日。守山市にある佐川美術館に行ってきた。佐川美術館は、宅急便の佐川急便が母体で1998年に創業40周年を記念して守山市内の琵琶湖湖畔に設立された美術館。(佐川美術館HPより)目的は企画展『生誕100年 山下清展 -百年目の大回想』。開催期間が6月11日までということに先週気付いて急遽観覧予約した。雨の佐川美術館。朝9:30入場。入館は事前予約が必要。美術館入口山下清さん、多分、日本人画家で最も名の知られた1人じゃあないかと思う。オイラの中の山下清は ”放浪画家=裸の大将=芦谷雁之助” のイメージが強い。芦谷雁之助さん演じる山下清さん。『ぼ、ぼくは、お、おむすびが大好きなんだな』のフレーズと共にリュック1つで全国を放浪し、旅先でお世話になった人達にお礼がわりに貼り絵を残し再び放浪の旅に出る人情喜劇ドラマのワンシーンが思い浮かぶ。そう、裸の大将放浪記シリーズ である。が、これは完全にテレビドラマによって作られた間違ったイメージで実際には、自由な時間を求めての旅で、放浪中は画材やスケッチブックも持っていなかったのだそうだ。作品は少年時代から育った施設に帰ったのちに、各地で見た風景を思い出して制作していたとのこと。生誕から100年を記念しての企画展。展示は少年期から円熟期まで5章に分けられ、少年期の鉛筆画から始まり、貼り絵と出会った頃、画家としての作品集、ヨーロッパ周遊の作品、円熟期と素朴な画から繊細で美しい見事な作品と変化していく様がよくわかる構成。また、貼り絵だけでなくペン画や油絵・陶器に描かれた絵 など、今まで知らなかった作品の他、放浪時に使用していたリュックや所持品も展示されていた。代表作の『長岡の花火』・『ロンドンのタワーブリッジ』の貼り絵を間近に鑑賞し、色紙の使いこなしや表現の仕方に感嘆。2時間半ほどかけて 放浪画家 山下清 の世界をしっかりと堪能しました。お昼は、ビワイチ途中の雄琴で食べて旨さに感動したラーメン屋さん 麺屋 聖(kiyo)が南草津にも有ると知り行ってみた。(徒歩でビワイチ②参照)淡竹ラーメンと唐揚げ。貝出汁スープとコシのある全粒粉麺が絶品!ごちそうさまでした。徒歩でビワイチも全周完歩が見えてきた。時間が空いた時に歩く気ままなビワイチだけど完歩目指して頑張ろう。お疲れちゃん。