東海余暇大学文化総部

　昨日は全国的に大変な雷でした。名古屋でイベントを行っていた私も早朝、夕方、夜と３度の雷雨でしたが、幸いにもイベント時には事なきを得ました。今回はテレビではなくラジオですが、私の愛聴番組です。ちなみに「放送研究会にしようか」とも思う時期もありました。

第２８回　気象通報（ＮＨＫラジオ第２放送）
　「石垣島では、北西の風：風力３、天気：曇り、気圧：１００８ヘクトパスカル、気温：２８度」という出だしで始まる２０分番組で、高校の地学の宿題で、この番組を聴きながら天気図を書いた人も多かったことでしょう。私の場合は番組を録音をしてから書きましたが、皆さんはいかがだったでしょうか。
　この番組は延々とデータの羅列が続きますが、それだけに想像力が非常に高まる番組で、特に各地にデータを読み上げていく時に、天気の「雷強し」や「砂嵐」、気温の「マイナス３６度」などは観測地点との想像も相まって、非常に緊迫感があります。

　もう一つの楽しみ方は、ＮＨＫアナウンサーの力量が完全にわかること。２２時はほとんどが大ベテランのアナウンサーですが、それでもペース配分を誤ることもあり、時間を余らせたり、後半に早読みをしたりします。最近は少ないですが、ＴＶで有名なアナウンサーも時折登場することもあります。宮崎緑さん、膳場貴子さんが登場したときには驚きました。
　放送改革審議会でＮＨＫ第２放送の廃止が議論されましたが、第２放送は難を免れたようです。ということは、この番組も存続することでしょう。通勤の帰宅時、車窓で夜空を見ながら、この番組で異国の地を想像するのも一興でしょうか。

　久々に書いてみようかな。