小さな幸せ

一昨日（20日）の夜、仕事帰りに市内にある吉田神社の祭りに行ってきました。

吉田神社は源頼朝に縁がある神社です。

この祭りの本祭りは日曜日の神輿渡御などの神事ですが、現在では宵祭りの手筒花火や前夜祭の打ち上げ花火のほうが有名になり人出もはるかに多くなっています。

特に戦国時代から続くと伝えられる勇壮な手筒花火は吉田（豊橋）が発祥の地と言われており、この地方特有の文化となっています。

徳川家康の出生地である三河地方は江戸時代も幕府の保護を受け、火薬の製造を行うことができました。そのため三河花火は江戸時代に大いに発展したそうです。

手筒花火は吉田神社だけでなく市内の様々な地域の祭りで、五穀豊穣、無病息災、家運隆盛などを神に祈願して打ち上げられています。

イベント的な花火大会と違い、私は神社の境内で奉納される手筒花火の風情が好きで春から秋にかけて市内の各神社を梯子して手筒花火を見に行ったりもします。

私の職場にも手筒花火に命を懸けてる（ほんとに命懸けなんですが）男性職員が多数います。それぞれの神社の祭礼が近づくと準備のためこの人たちの年次有給休暇の取得率が高くなり、残った女性職員は…。

しかし普段は冴えない男性も、この手筒花火を打ち上げている時だけはカッコよく見えるから不思議ですねえ＾＾！

昨晩は小雨の降る中、打ち上げ花火（大小取り混ぜ12000発）が盛大に打ち上げられました。

花火シーズンも本格的に幕開けですね。