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2005年02月21日
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カテゴリ:エコロジー
先日、日舞の藤間恵都子さんと久しぶりにお会いしました。日本舞踊の現状を聞きたいと思っていたんですが、昔話をしながらひとつピンと来る話がありました。

現在、日本舞踊で使用する傘や扇子などの小道具の多くは、中国で生産されているもので、かつらについても中国産で、人毛を使うんですが、最近は中国での人毛の調達が難しくなってきてるそうです。着物も海外での生産が増え、先日もタイに西陣織の技術を伝えようとしている人が新聞に紹介されていました。

まさに日本の代表的な伝統芸能が海外の技術により支えられれいるということになります。日本の生産者にはこの状況を情けないと考える人も多いと思います。本来国内で支えるべき文化を国境線を越えた海外に依存するのは文化的に健全ではないという考え方です。

そもそもこの国境線というのは文化の境界を区切ったものではなく、政治の境界を区切ったものです。すでに情報においても経済においても国境の持つ意味が曖昧になってきていますが、この傾向は今後あらゆる分野で進行するものと思われます。

そんな中で、国境を越えた文化も必然なのか不健全なのかを考えるのも面白いと思います。(アジアの留学生このテーマで議論してもらいたいと思っています。)

海外の生産者が、自分達の作っているものが日本の文化を支えているという認識がなければ問題でしょうが、その認識を持ってもらえるように交流をしていくというのも大切な文化交流かもしれません。文化というのは国籍ではなく、そこに価値を見出すことが出来る人が支えるのが好ましいという考え方です。

一方、日本の若者にはお金ではなく、やり甲斐や意義を重視して仕事を考えるひとが増えてきています。彼らが伝統文化を支える仕事として、この分野の仕事を選べるような仕組みを作ることで、文化と若者の就業の両方に役立つようなことができるのではないかとも考えています。





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最終更新日  2005年02月21日 13時15分14秒
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