レベル999のマニアな講義

2008/11/23(日)08:55

映画感想『レッドクリフ PartI』 差が、、出るだろうね。。。。

映画感想(139)

内容 漢帝国の丞相となった曹操は、 天下統一の最後の仕上げとして、 宿敵である劉備軍、孫権軍に対して攻撃を開始する。 先ず向かったのは、『徳』により人民を掌握する劉備軍。 その劉備の人徳に導かれるかのように、曹操に追われた多くの民達が 劉備は従えていた。 だが、実際に闘える戦力は小さく、 一騎当千の関羽、張飛、超雲らによって、かろうじて保たれている軍であった。 そんななか、曹操軍による追撃戦が開始される!! 民の逃走を優先し、自らの妻子まで置き去りにするしかない状態。 数少ない軍勢を盾にすることにより、敗走は完了する。。。。 このままでは、多勢に無勢。一気に殲滅されるも時間の問題。 軍師・孔明は、孫権軍と同盟を結ぶことを提案する。 そして、、曹操軍撃退の先に、、、、天下を三分することを!! 内容2 孫権の元に交渉に訪れた孔明であったが、 その側近達の保身の態度により、 徹底抗戦派と降伏派に別れ呉国は分裂状態。 また、孫権自身も、偉大な父兄の影に自らの力を計りかねていた。 そんなとき、軍師・魯粛により、 孫権軍の総司令官である周瑜と面会する孔明。 言葉を交わさずとも、互いを感じ会った2人。 そして、周瑜は、親友でもある孫権をうながすべく虎狩りに誘うのだった。 内容3 曹操による降伏勧告を無視した孫権。 そして劉備軍と孫権軍は同盟を結んだことを知った曹操は、 ある目的を胸に秘め、大軍を動かしはじめるのだった。 80万の軍勢を率い向かったのは、周瑜のいる砦のある『赤壁』 『赤壁』にて迎え撃つ、劉備・孫権連合軍5万 ついに、決戦の火蓋は切られる!!!! ↑9割くらいかな。。。 一部、分かり易くしています。 お話自体は、まあまあ。。。かな。 実際。予備知識を無くて、楽しむことができるのか? と、言われれば。 サスガに、登場人物が多いこともあり、 少し、難しいかも知れません。 たしかに、 基本的に、『演義』の味を出しながら、 独特の面白さを随所に見せ、 ほぼ7割を占める『戦い』は、見ていて圧倒されるものがあります。 それは、 軍師達による『戦略』の映像。 そして 武将達による『戦術』。。。キャラの格好良さ。 と、、戦いの魅せ方も、もの凄いモノがあるのである。 また、その一方で、 登場人物達の『キャラ』も、そこそこ描かれているし、 きっと、メインであろう。周瑜関係は かなり詳細、、、イヤ詳細すぎると言って良い状態。 そこに、曹操の野望があるから、 分かり易いと言えば、分かり易いんですよね。 そのあと『後編』のための展開のためのネタフリも いろいろやってますしね! ただし、これ。。 あくまでも、主人公が『周瑜』であり『孔明』であることを 少なくともそれだけは、認識した上です。 逆に言えば、 その認識がない上で見てしまうと、 たとえ『三国志』であることを認識していたとしても、 いや、認識すればするほど、 物語としてみた場合、意味不明に見えるかも知れません。 それだけ、 登場人物が多いし、物語もあれこれやってるんですよね。 とくに、最初の追撃戦(あくまでも)なんて、 入れる必要があったのかどうかさえ、分からない状態です。 だから、 もしも『三国志』を知らずに、観てしまうと 実際のところ、オモシロ味を感じるのは『戦闘シーンだけ』になります。 さて、、ココからは、『もしも』です。 『もしも、三国志を知っている人』が観た場合。 全般的に、 戦いの見せる場面だけじゃなく、ネタフリも含めて 結構、面白く見ることが出来たと思われます。 まぁ、細かすぎる部分は、『好み』ですし。 基本的に『演義』と考えれば、オモシロ味も分かってくる感じです。 これ、、、 知っているか、知らないかで、 かなり印象の違う映画となってしまっています。 そこがねぇ。。。 この映画、、、感想に『差』が出る部分でしょうね。 だから 『オススメ』か?。。。と聞かれれば、 知っているかどうかを、逆に聞くべきかも知れません。 説明なども、結構あるんですけどね。。。 なぜ、そこまで、強調されているキャラがいるのかは、 きっと、分からないでしょうね。。。。 わたし的には、満足ですけどね。

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