レベル999のマニアな講義

2021/04/08(木)07:53

連続テレビ小説『おちょやん』第89回

ドラマ系の感想(26804)

内容 戦争が終わった。 千代(杉咲花)一平(成田凌)は。。。。 敬称略 作、八津弘幸さん 脚本協力、吉田真侑子さん 結局、 危機感、緊張感も無く、何の苦労も無いままに、終了。 たとえ、どんな状況であろうが。 たとえ、どんなセリフを並べ立てようが。 たとえ、俳優の演技が上手かろうが。 綺麗すぎる服。綺麗すぎる住居。綺麗すぎる環境。 そういう描写ばかりであるために、全てが台無しになっている。 致命的なのは、 舞台染みた演出にして、印象づけようとしているのだろうが。 早口で、標準語で。。。それも、涙声で喋られても。 前述の台無しな演出も含めて見ていると。 劇団がどうだとか。舞台がどうだとか、演出がどうだとか。 そんなコト以前に、。。 結局、今作の主人公たちだけ、《別世界》で生きている。 そういう印象しか無い。 先日、主人公が、どこかに行って、女性にアレコレ言われた場面。 あの女性に、共感、同調してしまうよ(笑) ってか。 ほんとは、もっとね、シッカリと、主人公を描き。 主人公が、女優としてだけで無く、1人の人間としても、 応援したくなるように描かれていれば。 こんなことにならなかったのだ。 今作は、“イイワケ”をしては、主人公を描かなかった。 結局、それだ。 “連ドラ”だから。。。。今作は、“連ドラ”なのである。 群像劇にしようが、どうだろうが。 主人公を描かない。。。。という“選択”をしていることが、破綻を招いている。 ま、そういうことを、しているつもりは。。。。もしかしたら、無いのかも知れないが。 実際は、そうだから。 だから、応援したくもならないし、主人公への共感も無い。 あるとしても、不快感くらい。 それくらい、今作は、序盤から、主人公を“世界”から、浮いた存在にしている。 ほんと。。。戦争を描かなきゃ、良かったのに(笑) 箇条書きにして、どうでもいいエピソードを、垂れ流すなら。 それを利用すれば、 一気に、戦前から、戦後に、時間を飛ばしても、良かったんじゃ? 時代には含まれていても、戦争を描かないという、斬新な“朝ドラ”になっただろうに。。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6546.html

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