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5日は、エクスから来たバスを戻って、6時半に12kmはなれた
ボニューという村に行きました。ここも、山に家がはりついた 、有名な観光地だそうです。教会の鐘楼や、町並、路地などを描きました。 7時に来るはずのバスが来なくて、2kmほど歩いたところでやっとバス がきました。運転手は、陽気なおばちゃんで、笑っていました。 6日は、4km西の村長さんのいるセニヨンまで歩きました。 町の頂上に四角い大きな岩があるのが特徴です。町の中央 付近に泉がこんこんとわき、緑の蔦が建物をおおい、 まるでオアシスのようになっていました。ここで、1枚描き、 村の路地の建物と居眠りしながら豆の皮むきをしていたじい さんをかきました。向こうにも、岩山に家がはりついた村が 見えたので、水をさがしたのですが、どこにも水がうってい ませんでした。きけば、広場の中央の泉がとても良質なミネラ ルウオーターだそうです。そこで水を、くんで次の村をめざし たのですが、いけどもいけども着かなくて、結局、14kmぐらい 歩いて、やっとつきました。途中水を飲んでしまい、のどが 渇いたので、道路わきのワイン用のぶどうに手をのばしました。 そしたら、なんとおいしいことでしょう。小粒ながら、甘い汁が たくさんでます。種ごと皮ごと3ふさもいただきました。 そして、新しい村まで2kmにほどころに3本の大きな木と建築中 の家がありました。犬がほえてきたので、それをとめてくれた おじさんと目があいました。あいさつすると、水を飲んでいけと いわれました。ワインのビンにつめたい水をもたせてくれました。 頂上までいったら、7時になり夕暮れのヤギなどを写真に収めました。 また、さっきの家にさしかかったら、おじさんが出てきて、うちに こいといわれました。そして、ごはんをごちそうするし、うちに 泊まれといわれました。しかし、翌朝エクスに帰るので、 残念だけど泊まっていけないと言いました。やがて、奥さんが自動車 で帰宅してきました。夕食は、そのおじさんが作ってくれました。 サラダとトマトの焼いた料理でしたが、本当においしかったです。 作り方まで教えてくださいました。最期に6か月かかったという味噌 のようなチーズをいただきました。ねっとりとした濃厚な味です。 ちょっとにおうのですが、味が複雑で、うまみが強いです。 夜、10時半ごろになり、85歳になるおばあさんと別れを告げ、ホテル まで12kmほどを自動車で送っていただきました。外には、満月に 近い月が輝いていました。この旅で一番、うれしい出来事でした。 ここは、カサノバという村です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 11, 2006 03:05:16 AM
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