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待っているわけではないのですが
12月の初雪にはホッとしたものの 降雪も積雪もないのがちょっと落ち着きません ☆ ☆ ☆ 最近は昔あまり興味がなった和製映画を見ることがあり 一昨日もすでに古典とも言える映画を見ました 【 時をかける少女 】 1983年 原田知世 主演 ( 筒井康隆 原作 ) 実はこの映画を見たのは初めてです 当時はアイドルもの映画には興味がなく( 今もだけど ) 歌だけ頻繁にラジオから流れていて知っていました 2、3年ほど前にこれのアニメ映画を見た覚えがあったので フリーページ ⇒ の 《 映画 》で確認すると 2007年となっていましたが 一昨年にも見ていたのだと思います というのは一昨年に角川文庫の中古本を買っていたからです 原作を読んだ後に実写版映画を見るとがっかりすることが多いのですが 映画を見た後に原作が気になって本を買ってしまうこともあります (^-^; かつて 小松左京 の文庫本を集めていた頃 息抜き程度に 筒井康隆 の文庫本も読んでいたのですが この本は持っていなかったのでアニメをみて買ったのでした その時は原作とアニメは背景が違うとチラッと思っただけでしたが このたび実写版とアニメも違っていたので気になり 改めて本を読み直してみました ( 新装版 ) この短編は60年代に発表されて以来 各年代で何度もドラマなど映像化されていたそうですね 今になって知る事実 (^-^; 60年代の原作がどんなだったのかは知りませんが 新装版の小説と原田知世の実写版とアニメ版をみた限りでは それぞれ背景設定が異なるのは時代に合わせてなのでしょう 時代の傾向だけが設定変更の理由ではないと思いますが 特にこだわるほどの話ではないせいか こまかな設定の違いを見比べて理由を考えるのも面白いです 小松左京さんも筒井康隆さんも初期のSFから 先見の目というのか現実の未来を見据えていたような文言があり 今回も驚かされました この小説の未来から来た少年のいる時代は2660年ですが 2620年頃からの時代説明にハッとし 既に現実として始まっているように思えたのでした 原子力の平和利用で様々な科学的発明が行われる一方 あまりに高度化した科学に一般人が付いていけなくなる 科学者たちも専門化されて 自分の研究以外の事は初歩的なことさえ知らない だから学校等の教育関係機関では物事のごく初歩の段階しか教えられず 卒業して世の中へ出ても役に立たないような常識以前のことしか教えることができない そこで教育機関が延長される 子供は4歳から中学過程まで19年間の義務教育を終えるが それでは就職できず更に5年間の通学をしてやっと普通の労働者になれる 専門家になるためには更なる学校を卒業して就職は38歳から50歳 大抵の人間が40歳を過ぎてから結婚するため出生率が減る 現実の今の世の中に通じるものがあるように思えます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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