怪物・天野芳太郎
最近、ペルーの天野博物館を作った天野芳太郎氏の伝記(?)をウェブで読んでいる。週に1回ぐらい更新されて、分量もちょうどいい。そして面白い。なぜこれを読んでるかといえば、彼が作った天野博物館発行の図案集に、たいへんたいへんたいへんお世話になっているから(Tシャツなどの古代南米的図案のほとんどをそれに負っている)。それで、「天野博物館友の会」に入ってみたら(天野博物館のサポーターみたいなもの。近いうちにご紹介します)、メルマガで更新のお知らせが届くようになり、読んでみたら面白かったってわけだ。別に面白おかしく書いてあるわけでは全くないのだが、とにかく彼の人生の軌跡がすごいのだ。特に前半の波瀾万丈ぶりがかなりすごい。事実は小説より奇なりを地で行くような。乗っていた船が難破しちゃってビザがなくなって、それでもどうしても彼の地に行きたくて密航しちゃってばれちゃって、といったあたりなんかもう……(笑)。そしてそーゆーときにはやっぱり後手に回る日本大使館。助けてくれたのはスウェーデン大使館(でも沈没したのがスウェーデン籍の船だったんだよね…)とパナマの知人だったり。なかなかな~、こーゆースケールのでかいひとがいると面白いけど、今の日本ではどうなんだろな~(どこかにいるのかな~)。読んで損はないので、ペルーに興味のある方はGO!ペルーに興味のない方も、この機会(?)にGO!!(笑)▼「アンデスへの夢とロマンに生きた天野芳太郎」のページはこちらからhttp://www.geocities.jp/peruamano/andesunoyume.htm