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おばあちゃんの家で年越し蕎麦をごちになったあと、家に帰って鳥取の両親に電話したらバックで第9がかかっている。「どこの、聴いてるの?」と訊いたらNHKだというので、テレビをつけた。
久々にテレビつけたなぁ…。 いや、それはどうでもいいのだが(笑)。 ワルベルクという指揮者で、オケはN響、コーラスは国立音大だった。 テンポがしっかりしていてよかった。ああいうテンポ、好き。 「年末=第9」というコマーシャリズム的図式がキライで、第9は避けがちになってしまうのだが、こうして聴いてみると好いものだ。 特に最後の合唱がやはり圧倒的。「星星の彼方に創造主は必ずいらっしゃる」というくだりが。久々にスナオに「”歓喜”の歌だなぁ」と思えたので、よかったよかった。 なぜだろうか、聞きながら、立体的な奥行きないし深さ depth という感覚が消えなかった。彼にとって宇宙はすでに満天の星、すなわち計り知れぬ数の恒星らの、躍動に満ち満ちた世界だったのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.01.05 15:02:23
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