俵萌子さんの主宰する乳癌患者会の講演会が両国の江戸東京博物館大ホールで行われました。以前から楽しみにしていたので行ってきました。俵萌子さんと田原節子さんと絵門ゆう子さんのトークショーは、病気のことを語りながらもユーモアありでとても元気をいただいた気持ちでした。病気だからって大事にされるだけではかえって寿命が縮んでしまう、反対に頼ってもらうと元気がどんどん出てくるって、そうなのかなーやっぱり人間ってそういうところがあるなーって感じました。サイン会では絵門さんは首のコルセットをテーブルの横に置いてにこやかにサインや握手をしていました。本当なら首の骨がいつ骨折して命取りになるかわからないから大事にしないといけないのに、たくさんの人からパワーをもらっている姿を見て私たちがパワーをもらいました。病んでいる人は何も詳しい話をしなくても「あなたも?…そう…大変だったね」それだけで長年の友達のように接することができるって俵萌子さんが言っていました。私も辛い思いをしたから人にも優しくなれる部分はたしかに得たと思います。でもやっぱり絵門さんも言ってたけど、つらくて旦那さんが帰宅するのを待ち構えてひねくれた言葉を浴びせることもある。人間だから仕方がないよね。お三方も私たち普通の人と何らかわりがないのかな。皆同じなんだね。今日は心がほっとした日でした。
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