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昨日の朝は玄関に雪が積もっていた。歩くと サ ク サ ク と
音がした。季節はずれの朝の雪化粧 それもまた季節の 変わりめ を 告げる のどかな風景である。刺 しこんで来る 寒さはない。冷え込んでも やさしい 寒さである。外気にも 春のにおいがあった。その一日に 初春 と 晩冬 の 様々な 図式があったように思う。 そして 時は いま 静かに 春へと 流れている。 今日はおだやかな朝をむかえた。 静かな朝である。 寒くもなく、空気も 済んでいる! 騒音もあまり ない! すべて 春の 空気に かき消されて しまったの だろう 。 あまりの静けさに 横になりながら おどろく自分があった。 そして 今日は病院行きである。指定された通院日である。 ちょうど ひと月ぶりである。それだけの時間がたったわけである。 心なしか気持ちも うきうきともしてくる。 でも、これが、もし 深刻な 病気、けが であれば そんな気分にはなるわけがない。 わたしの場合は、低温やけど の事後処理に不手際があり 跡が、残っただけの こ と 。 足の すね なので 別に気にも ならない。 別に行く必要もない。でも、さまざま付き合い がある。言う立場と逆の立場を、自分にあてはめてみれば よくわかる。 わたしは 相手の方の気持ちを とった。それで よかったと思っている。 そして、その総合病院に 行くたびに、自動車のハンドルを握るたびに、あたまの中を かき回す ものがいる! その病院に行くたびに よぎってくる。 昨年の暮れのはじめ わたしの親戚の長男が 入院した。 病 名 は 白 血 病 ・…… ... ... . .. ..... 職場の検診で認定され、ここに入院した。 結婚してから 年月がたっていた。なかなか 子供ができなくて 悩んでいた。 昨年 春 に その 思いが かなった 。 それから まもなく 認定された。 みんな悩んだ! 両親はじめ 奥さんの 気持ち はかりしれない...... 昨年末に 仙台に 病院を 移した。 希望を抱き、仲間から励まされ ここには ことば 選ぶ必要がある! よけいなことは言われない! 本人は見た目は常人とまったくかわらない! 周りの人たちも 病名を 知らなければ、病気のことは薄らいでいくだろう。昨年12月初旬、 検診で見つかり、あろうしたことか、6ヶ月の通告をうけた 死刑宣告である。 ドナーの方はなかなか見つからなかった。時間は 冷酷に 刻々と 過ぎていく。まわりの人たちは何もできない。天に 祈る以外なかった。 もはや、時間も無くなりかけた3月初めにドナーの方は見つかった。 こころからすべてに感謝した。 そして4月に…… そして いま 新たな 時を むかえている! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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