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2014年05月11日
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カテゴリ:映画

 先週の8日、理化学研究所はSTAP細胞論文の不正認定に対する、小保方晴子研究ユニットリーダーが行っていた不服申し立てを退き、再調査をしないことを発表。これにより論文の不正が認定されたことになりました。

 また、STAP細胞論文を掲載した英科学誌ネイチャーの広報担当者は、一昨日の9日、編集部の判断で論文を撤回することも含めて対応を検討していると、報道関係者に対し説明しています。

 この論文のねつ造・改ざん疑惑の事実解明には、小保方ユニットリーダー側の今後の出方次第によって長引く可能性があるし、STAP細胞自体のねつ造疑惑も、現在行われている実証実験の結果を待って判断されるため、疑惑の全容の解明までにはまだまだ時間がかかりそうな様相です。

 今回のようなねつ造・改ざん疑惑は、これまでも度々世間を騒がせていて、旧石器ねつ造事件や、「発掘あるある大事典」のねつ造事件などは、皆さんも記憶されているのではないかと思います。

 そんなねつ造・改ざんを題材にした、2004年日本公開の映画『ニュースの天才』を最近観る機会があり、興味深い内容だったので皆さんにも観ていただきたく今回紹介したいと思います。

 以下、少しネタバレも含まれまていますので注意ください。

 この映画は、1998年に実際に起きたアメリカの権威ある政治雑誌『ニュー・リパブリック』の記者スティーブン・グラスによる実際にあった記事のねつ造事件を描いた作品で、そのねつ造を行ったグラス役をヘイデン・クリステンセンが演じています。

 斬新な切り口で書いた記事の評価が高く、また気配りが利き同僚からも信頼されている若手記者のグラス。クリステンセンは、人を騙すような人柄には見えない好青年グラスと、ねつ造が暴かれ変貌した自己中グラスの両面性を怪演しています。

 グラスが書いたある記事の掲載をきっかけに、その記事の信憑性が疑われ、新任の編集長によって次第にねつ造だったことが暴かれていきます。しかし、グラスは状況証拠を突きつけられても自分の非を認めようとせず、また、追い詰められてもなお自分の行ったねつ造を棚に上げて他者を非難する。

 強い自己顕示欲や、自己保身のためなら人を貶めてもかまわないという人間の負の部分を、少しサスペンス的な心理描写を取り入れながら描いた意欲作となってます。

 アクションシーンが皆無で退屈な映画と思いきや、心理的にハラハラドキドキさせてくれる良作だと思います。

 まだ全容解明がなされていないSTAP細胞論文問題が、この映画と同じねつ造だと決して断言するつもりはありません。が、自分にはこの若手記者グラスとSTAP細胞論文問題の渦中の人とがダブって見えてしょうがないんですよね。






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最終更新日  2014年05月11日 09時58分07秒
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