そもそも協会が白銀髪の女の子を聖女扱いし、
教会に閉じ込めるから悪いです。
そのため髪の色を変えて生活していたけど、
お茶会でたまたま魔法が解けてしまい、
とっさに周りに忘却魔法をかけてしまいました。
おかげで王子には銀髪だけ印象に残り
白銀髪好き(聖女好き)になってしまいました。
なら、アストリアと婚約しなければいいのにと
思いはするけど、親同士が決めたため
仕方がなかったのでしょう。
いただけないのは
アストリアが白銀髪だとわかり
手のひらを返すあたり、アホです。
そんな男のところに戻るわけないし。
それにしても王家崩壊させる
聖女ってすごいですね。
~~内容は…~~
伯爵令嬢のアストリアは、
婚約者の王太子との結婚式を
一か月後に控えていた。
しかし、王太子が魔物討伐で
白い髪の聖女と浮気し、そのまま二人は結婚。
裏切ったくせになぜか執着してくる
王太子から逃げるため、
アストリアは男装して冒険者になった。
一方、聖女が入城してから
何やら王族の様子がおかしくなり始めて……?
王太子の異変を深刻と考えた
騎士団長ヘルフリートがアストリアに会いにきて、
「貴女を守らせてほしい」と白い結婚を申し込む。
実は聖女と同じく白い髪を持ち、
魔法に長けたアストリアも事態の収束に
協力するが――?
実力を隠した捨てられ令嬢が送る
壮大な逆転劇、開幕!