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テレビやラジオをはじめとして各メディアで大きく取り上げられている通り、阪神淡路大震災から
今日で11年となりました “史上最大にして最悪”と言われた自然災害は多数の死傷者を出し 様々な形で語り継がれて来ていますが、近頃ではいわゆる“風化”しつつあるようなムードも 出て来ています 違う観点から見ればそれは「復興が着実に進んでいる」という事の表れでも あるという声もありますが、当該の被災者にとってはけして忘れる事の出来ない、そしてけして 風化させてはいけない出来事であり、どれだけの月日が流れようとも一切の“区切り”などない 辛い思い出であるはず…私がここでどんな言葉をどれだけ並べようとも、被災者の方々とその 家族や親戚、そして友人や知人の皆さんのお気持ちを本当にわかってあげられるのかと言えば それまでですが、とにかく心からお見舞いを申し上げたいと思います… m(_ _)m その一方で、昨今何かと取り沙汰されている“不動産の耐震強度数値偽装問題”はそうした 被災者の心にも冷たい水を浴びせるような事件ですよね…基準となる数値以下の震度で倒壊の 危険があるという事を突然告げられた住民の人たちはもちろんなのですが、実際に大きな地震で 住まいを失った経験を持つ人たちは関連するニュースをどんな気持ちで観ているのでしょうか? “ノドモトスギレバアツサワスレル”…まさにそれだ! 建設業界があの震災から得た“教訓”は いったいどこに行ってしまったのか? “安心して住める我が家”でなくてはならないはずの 不動産がそのような形で“危険な場所”である…偽装に関わった当事者はそこに住めるのか? いろいろと掘り起こすべき部分の多い問題ですが、追うべきところをしっかり追求し、同様の 偽装がなされる事がないようなシステム作りを国が主導で作り上げてほしいと心から思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.17 21:58:59
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