ドビュッシー・レクチャー&コンサート
先日、友人に誘われて、藤井一興さんのレクチャー&コンサートに行ってきました。ドビュッシーの「月の光」「花火」「金色の魚」を中心に。パリで勉強した藤井さん、メシアンの弟子というから驚き。お名前はよくお見かけしますが、初めて聴きました。藤井さん自身も誉めていましたが、カルチャーセンターの講義室のピアノでしたがとてもいい響きの楽器でした。ヤマハでしたが、子供の頃弾いたプレイエルに似ているとか・・・演奏しながらのお話、具体的で、アナリーゼの授業を受けているようでした。ちょっとピアノ経験がないと難しかったかも。(もっとも参加者は殆どピアノの先生といった雰囲気でした)盛んに言っていたのが「揉む」ということ。弾いてはだめなんだそうで、う~ん、筋肉の動きができてからの~、体得するにはとても難しそう・・・ただ、ドビュッシーの作品は一見難しいけれど、実はメカニズムはとても理にかなっているとか。数年後にハノン・藤井版を出すそうで、「揉む」ヒントがわかるかもしれません。できれば最後に一曲でも通して聴きたかったです。次回があったら、よろしくお願いします。それにしても、日本人でもこういう演奏する人がいるんだなぁ。うう、また聴きたい人が増えてしまった・・・