踊る！リラック魔小屋♪

　そういえばお祭りシーズンなんですね～。ウチはお祭りというものには出かけないのであまり関係ないのですがw　そうして金魚救いのシーズンでもありますね。ということで、金魚が家に来たらのやり方を書いておきましょう。

　まず、金魚掬いに挑戦して救ってきてしまったらw

　100円ショップに急行！　絶対に水槽を買ってはいけません！！　まだ早いです。この時点で金魚用品をそろえるとあとで奥様に大ブーイングを喰らいますから（笑）。まだです。

　100円ショップにて、５Lのバケツを買います。５Lで2～3匹の計算で、救ってきた金魚の数分買います。お家にあるものももちろん使えますので足りない分だけ買ってください。まあ良い所3～4個でしょう

　次に、ペット用品売り場にて金魚バチ1～２個を買います。これは四角いものがオススメ。虫かごでも良いです。あると便利、程度です。なくても大丈夫。透明な入れ物ならなんでも良いです。
　さらにカルキ抜き溶剤とエサ、水温計、金魚網も1個は買っておきましょう。さらに食材売り場で天然塩も1袋買っておきましょう。軽量スプーンもあると便利です。スーパーで純ココアを買っておくとあとで使えます。人間も飲めるので、あっても良いかと思いますがなくてもいいです。純ココアのみですよ。

　　　　


　これで用品は終り。あとは何もいりません。ヒーターもなくて平気。東北地方以北は、お金持ちなら買いましょう。

　家に帰ったら。

　１、　バケツに水を入れます。バケツは水洗いです。絶対に石鹸や洗剤を使わないでください。20度くらいになるように先ほどの水温計でお湯をいれて調整してください。ペットボトルやアルカリイオン水は止めておきましょう。
　
　２、　カルキ抜きを入れます。量を守ってください。40Lで1粒なんてのをぶち込まないように。私は20Lで一粒を割って使ってますw

　同時に0.3～0.5％になるように塩を入れます。カルキと一緒によくかき混ぜてください。１Lの水に塩5ｇで0.5％です。結構入るのでビックリしますが、少なめなら問題ないのでテキトーに。

　３、金魚の入っている袋を上に浮かべます。中の水が出ないように気をつけて。これで水温をあわせます。

　４、　10分もしたら袋の中の水は金魚鉢に入れて､なるべく金魚だけをバケツに入れます。袋の水は捨てて良いです。

　５、　下敷きなどでふたをして、暗い所に放置します。あまり覗き込んだりせずに、疲れている魚たちを休めてあげましょう。エサはまだ良いです。

　６、　一晩経ったら耳掻きに擦りきり1杯＠1匹　のエサをあげます。食いつき状態を見ておいてください。残るようならあげないほうが良いです。

　７、　お昼～夕方にふたを取って様子を見ましょう。全身に白い点点などないか、よ～く見てください。あってもこのままで大丈夫ですが､確認はしてください。
水を半分換えてください。カルキを抜いて､塩分が同じになるように、水温も同じ位の水を用意してください。既存のバケツの温度にあわせてください。
糞が沈んでいたら、ストローなどで吸い取って捨ててください。この捨て水を透明容器に入れておくと、寄生虫などいるとチェックできます。
　エサは1日1杯。耳掻き擦りきり1杯＠1匹です　それ以上はあげないで。3日目から耳掻き普通に1杯です。

　８、　2日目にも水換えを。白点が増えているようなら､塩を一掴み追加です。増えてない＆減っているなら水換えのみです。いじらないように、放置が一番です。

　９、　3日目に白点だらけになっているようなら、人間用抗生物質（顆粒）を5粒くらい。錠剤入れちゃダメですヨw錠剤ならチョビッと削るくらいです。ゴマ粒くらいかな？水換え時に入れてください。プロポリスやアリナミンなどもあれば、ゴマ粒くらい加えておくといいですが、無理に買ってこないように。奥様に（ｒｙ

１０、　4日目に白点が消えていれば、塩を抜いていきます。水換えの時に0.4％水を加えてください。エサは耳掻き普通に1杯のままです。1日1回。　これは水が汚れるのを防ぐためでもあります。
　白点が消えないどころか増えていたら、金魚バチに1％塩水を作って、1匹10分。1.5L程度の入れ物のはずなので､2匹が限界です。　この間に水を3/4入れ替えてください。温度はいつでも一緒に。
そうして戻してください。抗生物質も忘れずに。なければなくて良いです。

１１、　5日で白点がなければ、大丈夫のはずです。0.２％まで塩を抜いて、エサを1日2回にしてあげてください。水槽も準備をはじめますので、まずはまだ買わずにw値段などの比較をしておいてください。
白点が治らない、食欲がないならアブナイです。水換えの水を金魚バチに入れて、魚をいれてあれば純ココアをコーヒースプーンに半分入れてください。1時間ほど放置したら、水かえで塩を0.2％にしたバケツに戻します。これを毎日繰り返して、塩は抜いていきます。

１２、　7日たっても元気なら、はじめて水槽を買いましょう。必要なのは水槽とブクブクと底砂、バクテリアのみです。水草はいりません。食べてしまうだけです。金魚と熱帯魚を一緒にしないように。熱帯魚は金魚に食べられてしまいます。ろ過はブクブクでもいいですが、底面ろ過にしておくと長く持ちます。
　手順は一緒で、水槽と砂を水洗い、カルキを抜いた水（水温注意）＆バクテリアで、金魚を移すだけ。移したその日はいじらずに安静にさせてあげてください。この後、エサはできれば1日1回、耳掻き1杯＠１匹です。最初の1週間で水を半分換えて、バクテリアを足してください。あとは2～3週に1回、水槽の大きさで水換え頻度は変わります。１０Lで１～２週間に1回で十分です。

　　




　ダメな金魚はここまで持ちません。ただ最後まで手は尽くしてあげてください。この金魚救いの金魚たちは、1週間以上絶食させられ、100匹以上も1つの袋に詰められ、運ばれてきた魚たちです。タダでさえ疲労困憊している上に少ない水で金魚救いで出店で乱暴に扱われて、心身ともにﾎﾞﾛﾎﾞﾛの状態なんです。ゆっくり休ませてあげること、そうして傷が悪化しないように塩浴で消毒してあげることが、私たちにできることなんです。
　エサをやるな､というのは、絶食していていきなりごはんを食べたらお腹がおかしくなりますよね。でも人情としてwあげたいですし、体力を回復させるためにも、少量は与えたい。なので耳掻き擦りきり1杯＠１×1日1回なのです。
　死ぬにしてもせめてお腹を満たしてあげたい。なので私はえさは止めません。ただし内臓系なら止めた方が良いですが､見た目分りませんからw　ココアはなにやら色々効くようなので、食欲がない時にはいいエサです。

　治らない魚たちは１％塩水浴の時によ～く観察してください。赤い点点などあるようなら、それは赤斑病の疑いがありますし、長い白いものがついていれば寄生虫かもしれません。白いｲｿｷﾞﾝﾁｬｸみたいなのがﾌﾖﾌﾖしていれば水かびでしょう。
それぞれに治療法が違うので、その時点でネットで検索してください。
赤班なら抗生物質＆ココアが効きます。塩は効きません。

　快適な金魚ライフを！！