テーマ:食べ物語(309)
カテゴリ:食べ物語
以前、我が家の経営する会社が
隆盛を極めていた頃は、 お稲荷様を祭る神棚が会社にあって 朝ともなると必ずお水とお茶をあげました。 我が家の方もむろん立派な神棚が座敷の 特注棚の中に収められ、 姑からは、毎朝お水・お茶をあげるよう 申し付けられておりました。 もちろん、舅・姑は毎朝お茶は欠かさず飲むので 日々、お茶のある生活が続いていたのです。 「朝茶のがすな」 「朝茶はその日の難逃れ」 なんて耳がタコまみれになるほど 姑には言われていましたが~ この数年というもの・・・朝茶どころか 私が夜勤を始めてから我が家には朝自体ない。 次男は早朝4時半起床して毎朝仕事にで出かけ、 長男は不規則で、自分で時間割を決めての生活、 普通に朝起きているのは主人だけ。 おまけに朝、お茶を飲むというのは<習慣>でしょ? 無理、無理。 主人と長男はコーヒーで目覚めるし、 次男は特に習慣になる飲み物はないし、 私は朝夕関係なくボトルの烏龍茶一辺倒。 (烏龍茶は朝茶の仲間に入るの???) 日本茶を飲む人間がいないのだ はて・・・ これだけたまった日本茶をどうしてくれよう・・・ 温泉宿に宿泊しても、和風料理・寿司屋に行っても、 よそのお宅に訪問しても出てくるお茶は 美味し~く頂くし、 決してお茶が嫌いなワケではないのだけれど、どうも手が出ない。 仕方なく、お茶も賞味期限があることだし、 日々健康に勤しみ、お茶がなくてはならないお方にでも 差し上げてもらおうと茶筒に入ったものだけ主人に手渡す。 それでも少しは飲もうかという気があって 袋入りの抹茶入りは取っておいたのです。 で、買い物ついでにお酒のコーナーを 久々に覗いてみると おもしろ~い焼酎を発見いたしました 緑茶焼酎 天の美録(てんのみろく) 【明るい太陽、清冽な水、深い霧に育てられ、天下に名だたる 香り豊かな八女茶を米・米麹と共に醗酵させ、 その馥郁たる香味を蒸留酒に仕立てたのが、緑茶焼酎】 緑茶5パーセント以上使用 江戸文政年間に創業された福岡県八女市の蔵元<喜多屋>さん の焼酎でございます。 ここで、はたと思い出したのは、 焼酎を緑茶で割って飲んでいた人がいたこと。 以前、家計の助けになればと勤め始めた居酒屋スナック 店にも他の客にも嫌われていて、酒癖の悪い客と 大喧嘩して1ヶ月程でサッサと辞めたのですが~ その店のマスターが大酒のみでいつも焼酎を、 緑茶割りのホットで飲みながら仕事をしていたという・・・ しょうもない思い出ですが いつも行きつけの蕎麦屋で、 そば焼酎を蕎麦湯で割って飲むのが大好きな私は、 この緑茶焼酎を緑茶で割って飲んだらさぞや美味しかろうと 思い立ったのでございますね 残しておいた抹茶入りのお茶をいれて、 緑茶焼酎の緑茶割りのホット 癖のない、さっぱりして、良いお酒です。 お酒の香りだけかぐと、私の愚鼻では 5パーセント以上入ったというお茶の、ほのかな香りを 嗅ぎ分けることはできませんでしたが、 緑茶プラスすれば香力アップです。 毎晩、晩酌しているわけでなく、気分でたまにお酒を頂く私。 今宵夕食は私も会社が休みということで、<寄せ鍋>に致しました。 んん~、ほろ酔い、ほろ酔い 朝茶逃して、晩茶酒と変わるの巻きでございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月07日 06時16分55秒
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