テーマ:息子の話、娘の話(1502)
カテゴリ:☆息子と語らう☆
買い出しの最中、ふと長男の頭に目をやると
頭部に見慣れぬ僅かな光が目に入る。 「あれ?!やだッ!!」 思わず声が大きくなった。 長男の右上側頭部にツルッと光る10円ハゲ・・・円形脱毛症が現れていた。 2013年冬の10円ハゲ再来だ。 「今度は何のストレス?!」 以前できた10円ハゲの原因は、 当時つき合っていた彼女のマイナス思考な言動の 受け口にされていたことや、口の中から湧き出る様な正体不明の膿と思われた。 しかし、暫くして 長男のストレスのタネのひとつでもあった彼女は 約6年間ものお付き合いがあったにも関わらず、 別れ話をするでもなく一方的に、不誠実に、すべての連絡を断ち切った。 そんな彼女とさすがに別れを決めた長男。 数ヶ月後頭皮に毛穴、頭髪が再生し始めているのを発見 やはり原因は彼女から受け続けていたストレスだったか・・・ さて、今回の10円ハゲの原因 この時期になって判明したのが 実の父親による長男の大学時代に借りていた奨学金の使い込みだ。 会社経営をしていた主人が会社を維持する為に 当時、学生支援機構から都内の大学に通う長男の為に借りていたはずの奨学金を 数百万円経費として使い込んでいた。 長男は大学を3年で中退したのであるが、在学中にかかった学費用以上に 借りている奨学金の額が多い事に最近になって気がついた。 実の父親だからと金銭面の全てを任せていた我が息子達、 (実は次男の奨学金も使い込まれていたことが判明) 勿論、私自身も夫だから、父親なんだしと任せていたのも悪かったのかもしれない。 (実のところ私名義でも借金されている、返済は続けている様だが) 今や殆んど機能しなくなって借金の塊にしかなっていない どうしょもない会社の為に、家族全員で借金持ちにされている。 自らが大学で必要な経費を奨学金で借りた分なら 自分で払うことは致しかたないかもしれないが、 建て直しもできないロクでもない会社に使われたなんてのは理不尽この上ない。 それだけではない、 今我が住まいになっている一軒家の欠陥住宅。 (傾き有・窓開閉無・隙間だらけ・床凹凸・下水処理無だった) 当初の使用目的は会社として利用する為のものだった。 借金まみれの会社や主人では購入できないので、 長男名義で購入した家なのだが、この家を抵当に借金をしている。 実質土地にしか価値のない家、もしその借金がこの家で返済しきれなければ 長男が返済するハメになる仕組みにされていた。 今や法律の事を勉強し我が家では一番頼りになる男となった長男だが、 こんな理不尽なことを、何も知らない二十歳を過ぎたばかりの時にされていたのを これまた最近になって知ることになった長男。 ストレスはこの上ないものだ。 おまけに司法書士試験のことも重なって、ストレスの重複はハンパではないであろう。 なのでハゲのひとつやふたつできても不思議ではない。 なのに、挙句の果てに長男にこれを責められていた主人は 「〇〇(私の名前)がいてくれれば正直お前達のことはどうでもいいんだよ」 なんて絶対母子に言ってはならない言葉を吐いた。 こんな言葉を聞いて母としての私がどう思うか考慮できないのだろうか。 自分の子供が『どうでもいい』なんて 口が裂けても言うべきではないし、心にあってもいけない。 夫としての機能が無いとは20年以上前から感じていたけれど まさか父親としての機能がハナからなかったとは思いもしなかった。 長男の頭が丸ハゲになってもおかしくない言葉だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月13日 05時07分58秒
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