7月も半ば過ぎ、群馬の妹から小包が届いたので
お礼の電話を入れる。
私「いつも頂いてばかりで悪いわぁ」
妹「いいのいいの、美味しいものは皆で食べないとね♪」
私「うちの姑はよく
『仕事は大勢旨い物小勢』って言ってたなぁ~
仕事は大勢の方が効率良いけど、美味しい物は少人数の方が
沢山食べられるから良いって話らしいけど。
(口ではそう言いつつも多人数に大盤振る舞いする姑だった)
でもね、うちのお父ちゃんには
私が自分の部屋でお菓子食べてるの見られた時、
『お前自分一人で食べて美味いのか?!』って言われたことあるよ。
(お茶の時間を決めて家族で楽しみ、間食は好まない父だった)
○○さん(妹の名前)はお父ちゃんの精神受け継いでるねぇ」
(出来た妹なので呼び捨てにはできず、「さん」付けなしでは呼べない私)
3歳下の妹は、時折こうして美味しいものをみつけると送ってくれる。
後先考えず家出するような出来の悪い姉とは反対に
親の言うことを聞いて、ちゃんと資格を取って実家のアトを継いだ妹。
自分の生活で手一杯で、ただ一人きりの姉妹に心配ることもできない私は
何かにつけて心苦しかったりする。
情けない姉と自覚しつつも感謝、感謝、感謝しかないのである。
岩田養鶏場 おいしい卵
この色の卵殻を見ると、昔姑が
【ヨード卵光】に凝っていたのを思い出す。
1パック6個しかないのに300円もして、
卵は1個10円~20円の世界で生きていた私には
使うのも恐れ多い卵であった。
今じゃお高い卵なんてザラに店頭でも見かけたりするけれど、
いまだに白い卵よりこの赤玉の方が栄養あるんじゃなかろうかと思うのは
このヨード卵光のせいかもしれない・・・
実際、卵の殻の色は鶏の種類の違いというだけで意味は無いそうだ。
で、この卵、
殻がめちゃくちゃカタい。
殻の硬さはカルシウムや水分の摂取量・固体差・季節などによって差はある。
殻が硬くて良いのは、日持ちの良さに通じる気がするけど。
ナンでも・・・
実際、殻の薄い卵は厚みのある卵に比べると痛むのは早いらしく
卵白の中に包まれている炭酸ガスの量が1日約9gずつ減少
それと共に卵白の粘りも減少するので
古い卵になるほど弾力が無いサラッとした卵白になっていく。
細菌にも感染し易かったりもするらしい。
おう!、卵の栄養がバッチリ守られているってことだ
で、割ってビックリなのはこの黄身の色
黄身というより橙身って言いたくなるくらい。
なんでこんなに鮮やかなオレンジなんだろうと思ったら
餌にパプリカが入っているからだそうだ。
卵の味を語る程の味覚は持っていないので
多くは語れないけれど、普段卵かけご飯を食べない私でも
コレは生で食べるべき卵だと思いつつ生で消費期限まで食べ続けた。
濃厚かつ滋味深いものを感じることができる岩田養鶏場の卵である。
因みに・・・黄身の色はエサによって変わり
鶏の餌の主となるものはトウモロコシなので黄身の色は基本的に薄黄色で、
エサに赤い色素のものを混ぜると、黄身の色は濃いオレンジ色になる。
白色の黄身なんてのもあるがこれは米を与えて白くする。
卵焼きを焼いたら当然の如く黄身の色に比例した橙色の卵焼きになる。
白い黄身なら白い卵焼き、かなり興味深い
妹よ!生産者の方!ご馳走様~~
勤め先から全従業員に配された千円分のクオカード♪
コロナ禍のこの時期に、ホントに太っ腹なことに驚きだ。
たかが千円、されど千円、約1時間分のパート代と思ったら
本当にありがたいのだけど。
クオカードって何?!
おそらく多分、私この名前のカードを手にしたのは初めての様な気がする。
慣れない事、慣れない物は拒否る傾向にある私。
同居する長男に手渡し言った。
「タバコにでも交換してくれば~」
「あのさ、タバコには交換できないって書いてあるよ
でも行きつけの本屋で使えるから本代の足しにさせて貰うよ」
ほぉ、図書券代わりになるのか、クオカード♪
そういえば最近、図書券も見てないなぁ~
と、思い調べてみれば
2005年には図書券発行終了し、図書カードに完全移行
2016年に磁気式の図書カード発行終了し、図書カードNEXTに移行
なんてある。
図書券なんてとっくの昔に無くなってたのか・・・時代遅れ
本屋は限られてるけど本好きの長男には何よりである。
法律関係の本はお高いので助かる、助かる
我が勤務先の心遣いに感謝!!
ここ数年、私の癒し兼作業用BGMとなっているのが
米津玄師氏の曲
2018年TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」で一耳惚れして以来、
YouTubeを日々聴き入りつつも、CDは絶対買わない。
昔からどういうわけか
漫画本にしても週刊誌は買わず単行本になったら購入、
好きな曲やアーチストがいてもベストアルバムが出るまで買わない、
そんなセコイ主義を通している。
故に、米津玄師氏の『Lemon』なんておそらく200再生以上
聴きまくっているので息子に
「そんなに好きならCD買えばいいのに」
と、呆れられていた。
しかし8月5日に、
『Lemon』以来いつも聴き入っている曲満載のアルバムが
発売されることになって、内心「これこそ買わねば!」
と、思いつつ、迷いつつ、予約もせず、5日になってもスルー
今年は何かとモノ入りな年で、
「娯楽に3千円以上も費やすのは厳禁だよなぁ、でも欲しいなぁ」
で、
「そうだ、そうだ12月の誕生日にご褒美で自分に買ってあげれば良いわ」
と、思っていたところ・・・
長男が国家試験の帰宅時・・・
「母親ってさ、子供の方を先にして自分のもの買うのって後回しにしちゃうモンだろ?
この前見たら完売で、今日見たら入荷したのが3枚だけ残ってたから買ってきたんだ。
いちいちユーチューブで聴かなくても、面倒じゃなくて良いだろ」
涙腺がゆるゆるになったこの日。
長男の思いがけない贈り物に感激!感謝♪