LEC大へ改善勧告か
2004年にできたLEC東京リーガルマインド大学」(本部・千代田区)に対し、文部科学省が、学校教育法に基づく初の改善勧告を行うための手続きに入ったようである。文科省、「LEC東京」に特区大学初の改善勧告発動へ(2007年1月18日3時7分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070118i501.htm多くの専任教員が、大学で講義も研究もしていない疑いがある。ビデオを利用した授業で教員がおらず、学生との質疑応答などができない。大学で何年使いまわしているんだという講義をしたりするのも、よろしくないと思ったりしたが、講義すらしていないのは、高い授業料だったとすれば問題があるように思う。また、授業の質疑応答もあまりないのかもしれないが、できない状況というのはまずい。遠隔での講義なら、何か通信手段を使ってでもなされる必要があるのではないだろうか。是正を求める改善勧告、変更命令、廃止命令。行政指導で効果がないのなら、権力的な措置をとられても仕方がないのであろう。