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カテゴリ:本(その他)
![]() 誰よりもつよく抱きしめて 水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。 新堂冬樹は「血塗られた神話」で第7回メフィスト賞受賞し作家デビュー。 メフィスト賞作家ということで名前だけは知っていましたが、つい最近まで読んだことなかったんですよね。 ガチガチのミステリを書いている感じでもありませんでしたし。 最近新聞の広告にやたらと宣伝されるのを見て読みたいと思うようになりました。 そしてこの作品の感想は・・ うん、結構よかったです! それほど長くないということもありますが一気読みしてしまいました。 主人公は女性でしたが、男のオレでもどっぷりと感情移入しちゃいましたよ。 オレだったら耐えられそうにないかなぁ、なんていうと怒られてしまいそうですけどもw お互い愛しているのに手もつなげない、肩も抱けないという辛さ。 お互いを思いやるが故に傷つけ合い苦悩する心理描写は「うまいなあ」と思わずにいられませんでしたね。 オススメです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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