104160
HOME \| DIARY \| PROFILE	【フォローする】【ログイン】

まみむメモ

カテゴリ未分類0

[本（その他）] カテゴリの記事

全57件 (57件中 1-50件目)

1 2 >

江坂遊「ひねくれアイテム」

ひねくれアイテム企みと愉しみに満ちた４８作品一挙収録。ボクはショートショートといえば星新一さん（の数作品）しか読んだことが無く、この本を手に取るまで江坂遊さんの名前も知りませんでした。解説によると、この本を書いた江坂さんは星新一さんの後継者と言われているほど有名な人とのこと。講談社ノベルスから出ているし、ある程度は楽しめるかなあと軽い気持ちで購入したのですが、いい意味で裏切られた本でしたね。ほとんど説明らしき文章を書かず、たった数ページでキレイなオチをつけて物語を完結させなければいけないショートショート。ミステリもそうだけど、このジャンルも相当奥が深そうです。星さんのショートショート作品集は文庫で出ているのも多く手に入りやすそうですし、この本をきっかけに読書の選択肢もまた広がりそうです。ボクのようなショートショート初心者でも、きっと楽しんで読むことができる1冊だと思います！

2008/12/15

コメント(5)
伊坂幸太郎「モダンタイムス」

モダンタイムス検索から、監視が始まる。岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか？」　五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」永嶋丈は語る。「本当の英雄になってみたかった」「重力ピエロ」に負けないほどのインパクトのある一行目。次の日に支障がない程度の読書を心がけているボクでも、この作品を読み終わったのは夜中の3時…　読み始めたときからこうなることが薄々分かっていたとはいえ、やはり一気に読んでしまいましたねえ。独特のセリフ回しや言葉遊びも随所で見られ、シリアスなシーンでも思わずニヤリと笑ってしまいました。昔からそうですけど、読んでいて心地がいい文章はさすが伊坂さんだなあと思います。すべての謎が明らかにならず消化不良な点があったのが少し気になりましたが、意図的に伊坂さんがそう書いたんじゃないかなあと思いました。読者にも少し『考えろ』っていうメッセージなんじゃないかなあ、と。ま、あくまでボクの想像に過ぎませんけど。一度読んだだけでは見落としてしまった伏線やリンクもありそうで、再読必至の本になりそうです。伊坂幸太郎の作品はやっぱり本当に面白い。自信を持ってオススメできる1冊です。

2008/12/04

コメント(2)
高世えり子「理系クン」

理系クン物心ついたときから、「白衣」「メガネ」「ITオタク」な理系男子に萌えていた文系女子による、理系クン解体新書。「かぼちゃくんみたいだから読んでみて」って言われて、友達から借りました。理屈っぽいところや、メールは携帯よりもパソコン派ってところはうなずきながら読めましたねえ。あれ、でもボク確か文系だったような気が…？ｗ世間ではガリレオの影響からか理系ブームらしいので、これからはエセ理系を名乗ろうかなー、なんて思ったりしてｗ絵柄もかわいいし、ページも短くすぐに読めるのでオススメです。「特設サイト」でも少し読めますので、興味がある方はこちらを読んでみては？

2008/11/17

コメント(4)
三津田信三「凶宅」

凶宅ここ、絶対におかしい。小学四年生の日比乃翔太は、越してきた家を前に不安でならなかった。山麓を拓いて造成された広い宅地に建つのは、なぜかその一軒だけ。両親と姉は気にも留めなかったが、夜、妹のもとにアレはやって来た。家族を守るため、翔太は家にまつわる忌まわしい秘密を探り始める。そこで出会ったのは、前の住人である少女が綴った恐ろしい日記だった…。たたみかける恐怖。仕掛けられた数々の伏線。三津田マジック、ここにあり。好きな作家さんということで一応読みましたが、やはりボクにとってホラー小説は鬼門のようです。それを抜きにしても「十三の呪」以上にリアリティに欠けるというか…　「いくら頭がよくても、小学校四年生じゃそこまで考えられへんやろ～？」って関西のノリでつっこみ始めちゃうともうダメですねｗそうそう。関西在住の三津田ファンに朗報です。大谷大学の文化祭で「三津田先生の講演会」が開催されるそうですよ。ボクも「首無」にサインをもらうため参加する予定です！

2008/10/21

コメント(0)
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」

フェルマーの最終定理１７世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、３世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。「3以上の自然数 n について、X^n+Y^n=Z^nを満たす自然数X、Y、Zはない」数学が好きな人なら、一度は耳にしたことがあるであろうフェルマーの最終定理。一見すると単純に見えるこの問題も、350年もの間何人もの数学者を悩ませたというとんでもない難問！この難問を解き明かしたアンドリュー・ワイルズの半生を軸に物語は進みます。10歳の頃からこの問題に興味を持ち、解けるかどうか分からないこの難問に挑むワイルズの姿を読むだけで、心が打たれることは必至。天才が辿ってきた軌跡を読むだけでもきっと興奮できると思います。また難しい数式等がほとんど出てこないので、数学が苦手な人もきっと楽しんで読めるのではないでしょうか。読み終わった後に、もう一回高校あたりの数学始めてみようかなー…と思ってしまいましたｗ

2008/10/06

コメント(0)
福島章「犯罪心理学」

犯罪心理学いったい何が、人を犯罪に走らせるのか？軽犯罪者から、何度も犯行を繰り返してしまう常習犯、そして、世間を震撼させた重大事件の犯人まで―。犯罪者の心の内側を徹底的に分析する。サスペンス映画やミステリを見ていると、犯罪心理学をかじった天才犯罪者がたびたび出てくるんですよねｗもともと犯罪心理学には興味はあったのですが、何から手をつければいいか分からなかったため、お手軽なPHPから選んでみました。著者の福島章さんは犯罪心理学の第一人者（らしい）。入門用ということで専門用語もそれほど出てこず、過去の事例を引用して分かりやすく説明してくれています。どんな人間でも、ふとしたきっかけで犯罪者になってしまうかも…という記述を見ると、怖くなってしまいましたね。自分は果たして一生犯罪を犯さないでいられるかどうか、と真剣に考えてしまいました。過剰なマスコミの報道に辟易したときにでも、また読み直そうかなと思います。

2008/08/11

コメント(0)
伊坂幸太郎／山下敦弘「実験4号」

実験4号舞台は今から１００年後、温暖化のため火星移住計画の進んだ地球―。火星へ消えたギタリストの帰りを待つバンドメンバーの絆の物語（伊坂幸太郎『後藤を待ちながら』）と、火星へ旅立つ親友を見送る小学生たちの最後の２日間（山下敦弘『Ｉｔ’ｓ　ａ　ｓｍａｌｌ　ｗｏｒｌｄ』）が、いま爽やかに交錯する。熱狂的人気を誇る二人が場所やキャラクターをリンクさせた奇跡のコラボレーション作品集。Ｔｈｅピーズの名曲『実験４号』に捧げる、青春と友情と感動の物語。単純に小説を映画化したものではありません。舞台は同じですが、小説とDVDそれぞれ違った角度から描かれた作品となっています。これを見ようときっかけは、伊坂さんの小説を読みたかったわけなんですが、思っていた以上にDVDの出来がよく、面白いコラボ作品となっていると思いました。しかし伊坂さんの小説は相変わらずいいですねえ。ロックンロールを「ありがとう」と表現するのはさすがといったところでしょうかｗ分量的に短編だったのが少し残念でしたが、DVDが予想以上に面白かったので満足。これからもたまにならこういう作品を見てもいいかなーと思いました。

2008/08/06

コメント(0)
乙一「The Book」

The Book＜祝「ジョジョ」20周年！！　乙一渾身の小説化！！＞「週刊少年ジャンプ」「ウルトラジャンプ」誌上で絶大な人気を誇る荒木飛呂彦氏の長期連載『ジョジョの奇妙な冒険』を稀代の若手作家乙一氏が構想・執筆に2000日以上をかけ、渾身の小説化を実現！！カラー口絵および全６章のトビラ絵、本文イラストは荒木飛呂彦氏描き下ろし。ジョジョ“Stand up”杜王町MAP付き、革表紙風装丁。乙一さんと荒木飛呂彦さんが組んで、ジョジョの小説を出版するという話を聞いた当時は本当に驚きました。さすがの乙一さんもジョジョはきついんじゃないか？と当初思ったのですが、読み始めるとその心配も杞憂に終わりました。ジョジョの小ネタも随所に見られ、乙一さんは本当にジョジョが好きなんだなあと伝わってくる文章でしたし、ジョジョの世界観とも非常にマッチしていた内容だったと思います。敵役のスタンドも、いかにも小説家ならではといったアイデアでしたしね。ただクライマックスに関しては・・やっぱり乙一の色が出たかなあ。ボクは乙一もジョジョも大好きなのでこの終わり方でも納得できるのですが、大のジョジョファンにはどう受け取られるのかが気になるところ。メタっぽい描写も好き好きあるだろうしなあ・・・次回がもしあるならば、乙一が原作で荒木さんがマンガというコラボも読みたいと思いましたｗ

2008/05/07

コメント(2)
サイエンスペディアの会「いまさら人に聞けない「理科」の疑問」

いまさら人に聞けない「理科」の疑問「ドライアイスの白い煙の正体は？」「ヨットに積んだ扇風機でヨットは動くか？」など、子供の頃から不思議で仕方がなかったさまざまな科学の疑問を「理科」のレベルの知識でわかりやすく解説！最近話題のハイテク製品の仕組みから、人体の不思議や宇宙の成り立ちまで、その謎を解いていく知的楽しみが味わえる一冊。「理科はどうも苦手」という人にもオススメの、大人のための「理科」の雑学。ボクは高校生の頃、理科が大嫌いだったんですよ。受験のために仕方なく勉強していたんですが、こういう本が教科書なら良かったのになあ、とふと考えてしまいました。ということで、今回も雑学本です。最近雑学本が続いてますが、ミステリに飽きたわけではありませんｗ文庫サイズで、1ページに1つの疑問と容量としても最適。読みやすいです。普段当たり前に感じていることも「そういやアレはどういう仕組みなんだ？」と思わず考え込んでしまうこともしばしば。ボクは文系ですが、理系の人にもきっと楽しめる内容だと思います。・・でも数日経つと忘れちゃいそうだなあｗ

2008/04/16

コメント(2)
長尾剛「手にとるようにユング心理学がわかる本」

手にとるようにユング心理学がわかる本心の病を克服する方法は? 夢から何がわかるのだろう? 自分の性格は何タイプ? 好きになれない人がいる理由はなぜ? …心の奥底がわかるといわれるユング心理学。本書は対人関係から、もっと自分を知りたい人まで、実生活にも役立つユング心理学の基本を、はじめての人にもわかりやすく解説。ボクは大学時代に心理学の講義をとっていたのですが、今まで読んだユングに関する本の中で一番分かりやすかったです！と言ってもボクは専門書を多く読んだわけではないので参考にならないかもですがｗちなみに「この診断テスト」をやった結果、ボクは『外向的思考タイプ』と診断されました。この本を読んで自己分析した限りでは『内向的直観タイプ』だと思ったんだけどなあ・・ｗ何にせよ、人の心を分析するのはやっぱりおもしろいものです。たまにはミステリを離れてこういった本を読むのもいいもんですねｗ

2008/04/10

コメント(0)
柴田謙介「似ている言葉のビミョーな違いがわかる本」

似ている言葉のビミョーな違いがわかる本天気予報で気象予報士が、「○○地方は、晴れときどき曇り。△△地方は、晴れ一時曇り」と伝えている。ちょっと待ったぁ！「ときどき」と「一時」ってどう違うの？そもそも「天気」と「天候」は？「半島」と「岬」、「裁判官」と「判事」、「海藻」と「海草」…。考えてみれば、似てはいるがニュアンスが異なる言葉が身の回りにはあふれている。そんな言葉のビミョーな違いがわかる本。 PHP文庫から出ている雑学本は、個人的にハズレが少ないと思います。この本に関しても「なるほどね～」とうなずくことが多かったですし。この本に出てきた言葉を使うときがくれば、きっちり使い分けたい！と読んでいる最中は思ったのですが、何も見ずに正しく使えることは難しいでしょうね～最近の記憶力の低下はボク自身びっくりしていますしｗ少し前に流行ったトリビアが好きな人には、面白く思える本だと思いますよ！

2008/04/08

コメント(0)
新堂冬樹「摂氏零度の少女」

摂氏零度の少女名門進学校で一流大学の医学部合格の太鼓判を押されている桂木涼子がある日始めた“悪魔の実験”。それは、人知れず最愛の母親に劇薬タリウムを飲ませることだった…。いわゆる黒新堂モノ。読む前から結構期待していたのですが、中盤以降からボクが想像していたものとは違う方向に。『摂氏零度』だけに盛り上がりに欠けちゃったのが原因かな。殺そうとした動機もベタといえばベタだし・・あと一番気になったのは、少女の内面を描くときに頻繁に出てきたカタカナ！これが続いたこともあって、少し読みにくかったことが残念。と何だかんだ言いつつも、一日で読みきってしまったわけで。テンポが良かったこともあるけど、やっぱり面白かったんだろうなあｗ後日気になってネットで調べたところ、実話を基にした小説なんだとか。実際に事件を起こした少女のブログの文章を見ると、本当にこの小説に出てくる少女のような無機質な文章で、思わず鳥肌がたってしまいました＞＜

2008/03/25

コメント(2)
伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

ゴールデンスランバー仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ！オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。いやはや、素晴らしいの一言に尽きますね。時系列の構成、伏線の張り巡らせ方が本当にうまい。毎回毎回伊坂さんの小説には期待しているんですが、今回も大満足の一冊となりました。伊坂ファンは絶対に読まないと損します！と断言しておきますｗ個人的にグッときたセリフは「痴漢は死ね」「たいへんよくできました」「森の声が聞こえる」特に3つ目は読み返してみて「あっ！」と思う類のもの。思わず顔も緩むってもんですよｗ年始からこういう素晴らしい小説を読めて幸せです！（大げさかな・・ｗ）

2008/01/06

コメント(2)
佐藤勝彦「相対性理論」を楽しむ本

「相対性理論」を楽しむ本本書は、一般的には難しいと思われがちな「相対性理論」を、数式や専門用語をできるだけ使わず、誰でもスラスラ理解できるように解説。「遅れる時間」「双子のパラドックス」「無から生まれた宇宙」など、謎と不思議に満ちあふれたアインシュタイン・ワールドへ、あなたを招待します。楽しいイラストとポイントが一目でわかる図解も満載で、１０時間で理解できるように構成された画期的な入門書。言葉だけ知っていた相対性理論。この本では難しい数式や物理の方程式等をほとんど使わずに、丁寧に相対性理論が解説されています。「動いているものは、止まっているものよりも時間の進み方が遅くなる」「物質があると時空がゆがむ」日常生活とはほとんど関わりがない出来事でも、例え話が分かりやすく、ボクのような文系人間でもなんとなく理解できました！このなんとなく分かったような気になっただけでも、この本を購入してよかったと思いますｗ日常生活においてはあまり身近でない相対性理論ですが、少しでも興味がある人にとっては必読の本だと思います！

2007/12/31

コメント(0)
舞城王太郎「スクールアタック・シンドローム」

スクールアタック・シンドローム崇史は、俺が十五ん時の子供だ。今は別々に暮らしている。奴がノートに殺害計画を記していると聞いた俺は、崇史に会いに中学校を訪れた。恐るべき学校襲撃事件から始まった暴力の伝染―。ついにその波は、ここまでおし寄せてきたのだ（表題作）。混沌が支配する世界に捧げられた、書下ろし問題作「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」を併録したダーク＆ポップな作品集。新作が収録されているということでチェックしたのですが、相変わらず舞城ワールド炸裂してます。暴力や愛をありのままに描いてるというか・・　言葉にするにはボクには荷が重いですね。ただ一度読んだだけじゃさっぱり分からなかったですｗ　再読の必要ありですね。読み終わったら普段意識してないことに気付かされる作品じゃないかな～と、個人的には思います。

2007/11/05

コメント(0)
桜庭一樹「少女七竃と七人の可愛そうな大人」

少女七竃と七人の可愛そうな大人わたし、川村七竃十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。―男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風。半身を奪われるような別れ、あきらめていた人への想い、痛みをやさしさが包み込む。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の気鋭、桜庭一樹が描き出す、最高の恋愛小説。桜庭さんの「赤朽葉家の伝説」が日本推理作家協会賞受賞を受賞したことだし、読まない訳にはいかないよな～。ということで、積んであった未読のこの作品から読んでみることにしました。桜庭さんの本は何冊か読んでいますが、共通していえることは少女の描写がうまいなあということ。一歩間違えれば完全にオタクな主人公の七竃ですが、語り手を変えたり、淡々と日常生活を描くことで彼女の魅力がよく伝わってきました。帯には恋愛小説と書かれてありましたが、無理矢理分類するのはどうかなって気もするんですよね。母娘の成長小説じゃないかなあとボクは思いましたし。結局読んだ人がどう解釈するかでこの本のジャンルが決まると思います。（当たり前ですねｗ）青春時代に読んでたらもう少し感情移入して読めたかな～・・って桜庭さんの小説読んだ後はいつもこう書いているような気がしますｗ

2007/07/17

コメント(2)
重松清「流星ワゴン」

流星ワゴン死んじゃってもいいかなあ、もう…。３８歳・秋。その夜、僕は、５年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―？「本の雑誌」年間ベスト１に輝いた傑作。感動・泣ける等のPOPもやたら目立っており、行きつけの書店に行くといつも積まれていたこの本。たまにはこういう本もいいかな～と思い読んでみました。読むのに結構時間かかるかなあと思うくらいの厚さでしたが、実際読み始めてみるとそうでもなくすらすらと読めましたね。親子のコミュニケーションってのは難しいもんですねえ。感動・・とまではいかないものの、親孝行してみようかな～と思ってみたりｗ子供ができたときに、もう一度読んでみようかなーと思うような本でした。

2007/07/07

コメント(3)
奥田英朗「家日和」

家日和ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。ビター＆スウィートな“在宅”小説。奥田さんの最新作は、家を舞台にした短編集です。相変わらずの読みやすい文章なので安心して読めますし、肩のこらない内容なのでさくっと読めてよかったです。以下簡単な感想を。「サニーデイ」ボクはオークションをやったことはありませんが、主人公の気持ちはうまく描かれていると思いました。毎日刺激の無い、平凡な生活を送っているとちょっとしたことでも嬉しいんでしょうね。「ここが青山」星里もちるのマンガにこういうのあったような・・　記憶違いかも。人間いたるところ青山ありか。読みと一緒に意味も覚えておくとしますｗ「家においでよ」これは分かるなあ。自分だけの空間ってのは大事にしたいですもんね。「グレープフルーツ・モンスター」ん～・・　これは男のボクにはちょっと分かり辛かったですね。「夫とカーテン」こういうのを読むと、夫婦ってうらやましいな～と思いますね。「妻と玄米御飯」奥田さんに対し、「ユーモア小説は売れない！」と言った編集者を皮肉っているんでしょうか？ｗ

2007/06/25

コメント(0)
仲俣暁生『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか村上春樹、ポール・オースターらの「青春小説」は、なぜ「探偵小説」のスタイルをとっていたのか？　新本格ミステリ派から、綿矢りさ、金原ひとみ世代、西尾維新らライトノベルの作家まで、現代文学の見取り図を描く試み。ボーナストラックとして、舞城王太郎＋愛媛川十三の短編小説、評論も収録。「青春小説を完全に殺害してください」という批評家の挑戦（「『鍵のかかった部屋』をいかに解体するか」）に、舞城王太郎が創作（「僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺』が出てくる。」）で応えるコラボレーションは、批評と創作の稀有な対決例として必読。現代文学を読むのがより愉しくなる、ポップで刺激的な新感覚読書案内。単行本未収録だった、舞城王太郎と愛媛川十三の小説が目的で読んでみました。「僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺」が出てくる。」「私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。」「いーから皆密室本とかJDCとか書いてみろって。」の3編。中でも「いーから・・」が一番面白かったかな。舞城さんなりのミステリ評論（？）が読めて面白かったです。ただ・・相変わらずボクにはよく分からなかったところもあるんですよね～。まーそれもひとつの魅力なのかもしれませんが。また仲俣暁生さんの評論には「Web掲載バージョン」もあったりするので、興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。

2007/06/18

コメント(2)
阿曽山大噴火「裁判狂時代」

裁判狂時代「石原裕次郎の弟」を自称する窃盗犯、エロに暴走する検察官、極刑を望む痴漢など、法廷では日々、実にリアルな人間ドラマが炸裂している。新聞やテレビ報道では決してわからない事件の裏側を、「傍聴ブーム」の火付け役が独自の視点で活写。究極のオモシロ裁判全二十五編で、今日からあなたも傍聴マニア。またまた裁判本ですよ。少し前に北尾さんの「裁判長！ここは懲役4年でどうすか」を読んでからというもの、また裁判傍聴に行きたい！と思い、とりあえず裁判モノの本を手に取ることにしました。ボクも裁判を傍聴した経験があるのですが、この本に載っているような変わった裁判は今まで見たことないですねえ。やはり「傍聴マニア」の域まで達すると、普通の裁判じゃ満足できなくなるのでしょうか？ｗ最近いろいろな裁判モノの本が出ているようですし、裁判員制度がはじまる平成21年までに一冊くらい読んでおくのも面白いかもしれませんよ？

2007/06/04

コメント(0)
北尾トロ「裁判長！ここは懲役4年でどうすか」

裁判長！ここは懲役4年でどうすかワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、ＤＶ、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ！」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。実はボク、学生時代に裁判傍聴にはまっていた時期がありまして。働き出してからは裁判所に行く機会がめっきり減ってしまったのですが、この本が書店でズラリと並んでいたのを見て、思わず手にとってしまいました。うん、これは買って正解でしたねｗ北尾さんの本を初めて読んだのですが、分かりやすかったですし、何よりツッコミが面白かったです。ボクとは目の付け所が違いましたね～。人によっちゃやや不謹慎に映るかもしれないですが・・ｗ裁判員制度が平成21年から始まりますし、これを読んで少しは裁判を身近に感じるのも面白いのではないでしょうか？続編の「裁判長！これで執行猶予は甘くないすか」もそのうち読んでみたいと思います。

2007/05/27

コメント(0)
東野圭吾「たぶん最後の御挨拶」

たぶん最後の御挨拶打たれ弱かったら作家になんかなってない。下手なエッセイ書く暇あるなら、もっと小説書かんかい！文学賞落選記録１５回！―「押し続けていれば壁はいつか動く」と信じ続けた２０年の日々。タイトルからも分かるように、東野さん最後のエッセイだそうです（？）旧HPに載せてあった解説や、雑誌に掲載されたインタビュー等を一冊にまとめた、東野ファン必見の一冊になっています。東野オタクであるボクにとっては、読んだことのある内容が多くあったのが少し残念だったかな。同じエッセイなら「あの頃ぼくらはアホでした」のほうが面白いと思います。東野さんのことをあまり知らない人であれば、入門書としてはいいかもしれませんね。

2007/04/02

コメント(0)
舞城王太郎「SPEEDBOY!」

SPEEDBOY!友人、家族、世界、愛―すべてを置き去りにして、鬣の生えた少年スプリンター・成雄は、速さの果てを追う！！そこに何があった？何が見えた？？―誰がいた？？？読む前はてっきり「山ん中の獅見朋成雄」の続きかなあと思っていたのですが、共通点はあるものの、繋がりは特になし。パラレルワールドのような位置付けなのかなあ、とオレは解釈しましたが。「便宜的に反省して見せたりいろいろ演技してるけど、本当は何も感じてはいない」ボク自身こういう冷たいところがあるからか、このセリフに色々と考えさせられました。とはいえ、この小説で書かれていることを理解しようとしても、ボクにはちょっと荷が重かったりするんですがｗまた何年か経って読んでみたら分か・・るといいなあｗ舞城さんの作風に慣れていないとついていけないところもあるかもしれませんが、やっぱりこの人の作品は面白い。早く奈津川家サーガ出してくれないかなあと期待しています。それにしても本当に高いですね、この講談社BOXは！いくらファンとはいえ、この薄さで1200円出すのは本当に悩みました。本が売れないからってこういう売り方はちょっとな～・・

2007/02/27

コメント(0)
東野圭吾「さいえんす？」

さいえんす？「こいつ、俺に気があるんじゃないか」―女性が隣に座っただけで、男はなぜこんな誤解をしてしまうのか？男女の恋愛問題から、ダイエットブームへの提言、野球人気を復活させるための画期的な改革案、さらには図書館利用者へのお願いまで。俗物作家ヒガシノが独自の視点で綴る、最新エッセイ集。東野さんのエッセイということで「あの頃ぼくらはアホでした」のようなエッセイかな？と思っていましたが、割とマジメな内容が多いです。いくつか興味深い記事もありました。冒頭の「擬似コミュニケーションの罠」は、男なら誰しも賛同してしまうのではないでしょうか。男性と女性のパーソナルゾーンの広さに大きな差があるって分かっただけでもこれを読んでよかったかな～と思いますｗ

2006/08/08

コメント(2)
新堂冬樹「背広の下の衝動」

背広の下の衝動職場でも家庭でも疎外される、私の“安息の場所”は？奇才・新堂冬樹が初めて描く小市民──サラリーマン――の静かなる狂気を描いた“最悪のホームドラマ”。平凡な日常に潜むサラリーマンたちの背広の下に秘められた「心の叫び」……本書を読んでなお、あなたは人を信じることが出来るだろうか？「邪」同じ立場のサラリーマンが読んだら共感しそうな内容。日本のお父さん頑張れ！「団欒」日曜18時半にやっている、あの国民的アニメのパロディ。この話の主人公である彼が、あの一家で一番理不尽な目にあっているというのは同感ですｗ「嫉」予想がつきやすいものの、ラストはきれいに決まってますね。嫉妬という感情の恐ろしさが伝わってきました・・「部屋」ひたすら暗い、痛い。この短編集の中ではちょっと異質な感じです。

2006/06/28

コメント(2)
佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」

子供たち怒る怒る怒る過去の呪縛から逃れるため転校した神戸の小学校では、奇妙な遊びが流行っていた。「牛男」と呼ばれる猟奇連続殺人鬼の、次の犯行を予想しようというのだ。単なるお遊びだったはずのゲームは見る間にエスカレートし、子供たちも否応なく当事者となっていく―（表題作）。新世代文学の先鋒が描き出す、容赦ない現実とその未来。ボーナストラックとして書き下ろし二編を収録。先日の記事でちょろっと佐藤友哉のことを書きましたが、実は「フリッカー式」しか読んだことがなかったりします。いやー、あれで使われているトリック使えば何だってアリやん！みたいな憤りを感じたもんでｗということで（どういうことで？）久々に佐藤友哉の本を友人から借りて読んでみました。よくも悪くも印象に残りましたね～。読んでいてあまりいい気持ちがする小説ではありませんが、ページをめくる手が止まらないというか・・不思議な魅力はありますね。オレの評価はまずまずですが、世間の評価は真っ二つに分かれるんじゃないかな。何というか、説明が難しいですハイｗ装丁は一見の価値アリですよ！

2006/06/25

コメント(0)
東野圭吾「夢はトリノをかけめぐる」

夢はトリノをかけめぐる2006年2月18日。前日の直木賞授賞パーティで朝まで騒いだ受賞作家は、一睡もできずに車に乗せられ、朝8時半には成田空港にいた。横には、なぜか人間に化けた愛猫・夢吉。驚きと感動と疲労（？）にみちた、トリノ・オリンピック観戦旅行が始まる―！日本人にとって、冬季五輪とは何か？新直木賞作家、待望の最新刊！！東野圭吾最新作！といってもエッセイですけどね。直木賞を取れて嬉しい！という心境も少しですが書かれていましたｗトリノオリンピック観戦記や、日本のウインタースポーツの状況について色々と書かれてます。とりあえずトリノのトイレ事情は最悪だということは伝わりましたねｗ他社にも関わらず「鳥人計画」の宣伝をしていたりと、東野ファンならニヤリとくる箇所も結構あって退屈しませんでしたね～。日本の選手に頑張って欲しい！という思いがひしひしと伝わってきましたし、日本の台所事情を冷静に分析しているのはさすが東野さんといったところでしょうか。東野ファンなら面白く読めると思いますよ～。

2006/06/12

コメント(4)
小栗左多里&トニー・ラズロ「ハワイで大の字」

ハワイで大の字オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島にて、普通の観光客では行かないところに突撃取材をし、みんなの知らないハワイを紹介する。ハワイに暮らす人たちとの交流や、自ら参加して体験したことを漫画で描いた、いままでのハワイ観光常識を打ち破る、波乱万丈の珍道中記！トニー・ラズロのコラムも必読。この本に何を求めるか、によって評価は変わるかな？ハワイのことをマジメに紹介する本というコンセプトのためか、「ダーリンシリーズ」に比べると笑う回数が少なくなっちゃったかな。オレは面白さを求めていたため、そこがちょっと残念だったかな。今回の旅行記にはトニーだけでなく、小栗さんのお母さんが出てくるのが高ポイントでした。トニーも読んでいて楽しい人なんですが、お母さんのセンスにはホント脱帽ですｗオレはハワイには行ったことないんですけど、やっぱ1回は行ってみたいところですね～・・ｗ

2006/05/15

コメント(2)
恩田陸「ドミノ」

ドミノ些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作！一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく！Oh，My God！！　怪しい奴らがもつれあって、東京駅は大パニック！恩田陸の長編は二作目。前回読んだ作品がいまいちだったためか、あまりいいイメージのない作家さんでしたがやはり読まず嫌いはいけませんねｗ27人＋ペットと登場人物はかなり多いんですが、最初に書かれてあったイラストのおかげでそれほど苦労せずに読めました。もちろん恩田さんの書き分けがうまいということもありますけどね。ただちょっと残念だったのは、東京駅でごちゃごちゃやってるときの映像がイメージしにくかったことです。オレだけかなー、分かりにくいと思ったのはｗ総合的に見るとまずまず楽しめて読めましたよ。次の恩田作品は・・・ミステリにしようと思います！

2006/05/11

コメント(4)
伊坂幸太郎「終末のフール」

終末のフール2＊＊＊年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されてから5年が経った。恐怖心が巻き起こす、殺人、放火、強盗…。社会に秩序がなくなり、世界中が大混乱に陥る中での、仙台市北部の団地に住む人々の葛藤を描く。自分の言動が原因で息子が自殺したと思い込む父親（「終末のフール」）、長らく子宝に恵まれなかった夫婦に子供ができ、3年の命と知りながら産むべきか悩む夫（「太陽のシール」）、妹を死に追いやった男を殺しに行く兄弟（「籠城のビール」）、世紀末となっても黙々と練習を続けるボクサー（「鋼鉄のウール」）、落ちてくる小惑星を望遠鏡で間近に見られると興奮する天体オタク（「天体のヨール」）、来るべき大洪水に備えて櫓を作る老大工（「深海のポール」）など8話で構成される短編小説集。最近の伊坂は泣かせにいってるんでしょうか？どれもこれも面白く読めましたね～。やはり読んでいて感情移入しやすいというか・・あと3年で地球は滅亡しますよとなった場合、真っ先に何をするだろう？家族と共に暮らす？付き合ってる彼女とはどうする？友達とはもう会えないんじゃ？やっぱり考えたのはそんなこと。この本に出てくる登場人物のように、あまりジダバタしたくはないですね～。それぞれの主人公はもちろんのこと、脇役もいい感じでした。やっぱり伊坂節炸裂だよなあ・・　一気に読むのが惜しい本だったので、ちびちび読んでましたｗあんま感想になっていませんが、これを読んでいる暇があったら実際に読んだほうがいいと思いますよ！また今月は「陽気なギャングの日常と襲撃」も出ますし、楽しみですね～。言うまでもありませんが、オススメです！

2006/05/02

コメント(9)
素樹文生「ストロベリーショート」

ストロベリーショート甘酸っぱくて、少し不思議な、素樹文生ショートショート作品集。ぷるんつさんのブログで紹介されていた本です。ショートショートはあまり読んだことがありませんでしたが、これは購入して正解でしたね。人の微妙な心理をくすぐるというか、「あー、何となく分かる分かる」みたいなゆる～い空気が終始流れているというか・・　う～ん、説明が難しい。いちばん面白かったのは鳥脇つた子の話かな～。秘書ロボットのうららちゃんの文字化け具合も捨て難いですけどｗ面白かったのでオススメしときます！

2006/04/27

コメント(3)
奥田英朗「町長選挙」

町長選挙伊良部、離島に赴任する。そこは町長選挙の真っ最中で…。「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」直木賞受賞作『空中ブランコ』から2年。トンデモ精神科医の暴走ぶり健在。今回は4つのお話。「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」「町長選挙」です。前の3つは明らかに実在の人物をパロってます。巨人のナベツネ、ライブドアのホリエモン、女優の黒木瞳ですね。明らかにそれと分かってしまうため、前2作と比べて少々残念なこともありますね～。面白いことには変わりはないのですが、想像力がちょっと削がれてしまうかも・・ただ奥田さん独特の皮肉もたっぷりでしたし、伊良部先生の暴走ぶりや看護婦のマユミちゃんも相変わらずでしたｗ一番面白かったのは表題作の「町長選挙」かな～。とりあえず買って損はない小説だと思います。オススメ！

2006/04/26

コメント(6)
コンドウアキ「トリダヨリ」

トリダヨリだらだらした毎日を送るリラックマと、一緒に暮らすキイロイトリのメッセージ集。普通に読んでも楽しめるけれど、ちょっとダラックマになってしまった時は目をつぶって好きなページを開き、トリダヨリを受け取ろう。トリダヨリでは「アスニマワスナッ」リラックマでは「今日できることは明日もできますよ」思わずどっちやねん！とツッコミたくなりましたが、これはこれで癒されますｗつーかこれ第三弾だったんですね～。2冊目飛ばしちゃった。もっとちゃんと見て買えよって話ですなｗオススメです！

2006/04/10

コメント(2)
古川日出男「ベルカ、吠えないのか？」

ベルカ、吠えないのか？二十世紀をまるごと描いた、古川日出男による超・世界クロニクル。四頭のイヌから始まる、「戦争の世紀」。何ともかっこいい装丁です。とにかく犬の話！って感じの本でしたねぇ。この作者の本は初めて読んだのですが、独特な書き方をしているなと思いました。戦争の歴史も絡んでくるし、かなり難しかったですｗ歴史が苦手な人はあまりオススメできないかな～・・

2006/04/03

コメント(6)
たかぎなおこ「150cmライフ。」

150cmライフ。満員電車でおぼれそうになりました。…などなど、身長１５０ｃｍならではの悲喜こもごも。ちっちゃい女の子のためのイラスト＆エッセイ。前回のリラックマに引き続き、これまたまったり本ってやつですねｗ背の低い女性だけをターゲットにしたのかと思いきや、オレみたいな男性が読んでもなかなか面白く読めるエッセイでした。一番面白かったのは、「150cmのおしゃれレッスン」背が低い人はサイズが合わないことが多いらしく、そのことについての苦労とか着こなし方の工夫などが載ってます。作者であるたかぎなおこさんのHPもありますので、興味がある方は見てみるといいかもしれませんよ～。

2006/04/02

コメント(4)
コンドウアキ「リラックマ生活」

リラックマ生活ちょっとがんばりすぎちゃったとき…まいにちが同じにみえたとき…もうやってられないときに…リラックマからのほっこりメッセージ。大人気のリラックマ。知人から借りて読みました。存在は知っていたんですけど、何故人気があるのか分からなかったんですよねー。今回読んでみてその人気の高さが分かりました。イラストももちろんかわいいんですが、一緒に添えられているひとことコメントにも本当に癒されるんですよ。毎日を忙しく送っている現代人には是非読んでもらいたいですね～。いい感じでリラックスできますよ！オレはこの本を彼女にプレゼントしてあげようと思いますｗ多分効果ありますよね～？ｗ

2006/03/31

コメント(4)
奥田英朗「ガール」

ガール30代。OL。文句ある？課長さんの日常を描いた『マドンナ』から3年。30代女性を主人公にした爽快オフィス小説が誕生。つまずきながらも前向きに働く、キャリアガールのドラマ。こういう話を書かせたらやはり奥田英朗はうまいですね。同じ世代の人が読んだらどういう感想を持つのかちょっと聞いてみたい気もします。読後感は良かったんだけど、ドロドロした終わり方が好きなオレとしては物足りないこともない・・ｗそろそろミステリ書いてくれないかなぁ、奥田さん。

2006/03/26

コメント(4)
新堂冬樹「砂漠の薔薇」

砂漠の薔薇ハイソな奥様の輪に加わり、愛娘の「お受験」にのめり込む中西のぶ子。彼女はなぜ親友の娘を殺す必要があったのか。平凡な主婦を殺人へと駆り立てた日常生活に潜む狂気を描く衝撃の犯罪小説。主人公が不幸になることが想像でき、読み進めるのが辛い。でもページをめくる手が止まらない！（矛盾してますけど、何となく分かりますよね）そういう点では奥田英朗の「最悪」と似てるかな？のぶ子の苦悩している姿が何ともリアルでした。自分が虐待を受けて育つと、自分の子供にも虐待してしまうという話はどこかで耳にしましたけど・・・30年間つもりにつもった十和子に対するのぶ子のいびつな感情は読んでいて背筋がゾッとしましたね。「お受験」に関する描写も読んでいて興味深かったです。母親同士のネットワーク、まだ3歳の娘にどんな習い事をさせるか等・・やはりそこまでしないと受からないんですかねえ。そんなに頑張っていても一次試験は抽選っていうのも皮肉なもんです。おれの子供には絶対に「お受験」をさせないでおこうと強く思いました！ｗこの小説の中で一番共感できたのは田町良子かな？ただツッコミどころがないといえばそうでもありません。警察が新宿で写真を探し出した件は「ご都合主義」という言葉が頭に思い浮かびましたし、十和子のような聖人君子みたいな女なんている訳な・・と思ったらオレの周りでもひとり心当たりがいますねぇ。あれが本性なのかは知りませんが・・ｗあ、あと帯がネタバレし過ぎかも・・　もう少し考えようよ～。まあそれを踏まえても面白かったことは確か。オススメです！

2006/03/07

コメント(4)
大田垣晴子「東京リラックス」

東京リラックス雑誌を読んでいると、エステや痩身の広告が多いのに驚きます。痩せたい！　きれいに（カッコよく）なりたい！　キモチいいことしたい！　ところがいざ実際に行こうと思うと、数が多すぎてどこに行けばいいのやらサッパリ分からない……。なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか。そういうとき、考え込んでいても仕方がありません、とにかく自分で片っ端から行ってみましょう！　と行ってみたのがこの本です。腸内洗浄からケミカルピーリング、はては催眠術、占いまで、ぜんぶ実際に試してみました。面白くて実用的、大田垣さんの根性にも感動。読み応えあります。初っ端からエステが出てきて、正直読むのどうしようかな～と思っていたんですが、大田垣さんの文章や絵が非常に面白く、一気に読んでしまいましたｗ興味があったのはやはり旅行ですねー。ベトナム、韓国、屋久島などなど、バラエティーに富んでいます。その他にも旅館の女将の生き様だとか、催眠術や整体、地酒列車旅行などなど、男の人でも結構面白く読めると思いますよ。ただ古いのになるともう8年位前のものまであるので、そのあたりの判断は難しそうですね。まつ毛パーマって今危ないってことでなくなったとか聞いたような気がするんですけどｗ

2006/03/03

コメント(0)
小栗左多里「母に習えばウマウマごはん」

母に習えばウマウマごはん話題作『ダーリンは外国人』の著者の母は、料理の先生だった!?マンガ家である著者と料理教室の先生をしていたという母・一江がやりとりしながら料理する様を、マンガと写真を併用して描く。定番料理や創作料理、エスニック料理などのレシピとコツが紹介されている。相変わらず小栗さんの本。これはいわゆるレシピ本な訳ですが・・オレは料理ほとんどしませんので、これおいしかったよ！とか書けませんｗただ小栗さんのお母さんは料理の先生をしていらしたそうで、味の方は保証できると思いますよ（本出すくらいだから当たり前ですけどもｗ）料理するときの一口便利メモみたいなのも載っていましたしね。マンガは相変わらず面白かったです。この本の最初に小栗さんのお母さんがどんな人かってのがマンガで書いてあって、それだけでも面白かったですね～。料理のレシピと一緒にマンガも載っていますんで、小栗ファンは読んでも損はないかな？

2006/02/25

コメント(0)
小栗左多里「英語ができない私をせめないで！」

英語ができない私をせめないで！ダーリンは外国人だけど、実は私、英語が話せないんです。英会話スクールに行ってみたし、ネットで勉強してみたし、ラジオ英会話も聞いてみた…。で、どうなの? 「ダーリンは外国人」の著者が英語との体当たりの日々を描く。オレにとって英語といえば・・中学、高校といわゆる「受験英語」と呼ばれるものを渋々勉強していました。大学に入って英語ともお別れだー！と思ったのも束の間、英語や英会話の授業（もちろん必修ｗ）があったり、TOEICやTOEFLといったものがあったりと、大学にも高度な罠が仕掛けられていましたｗ今年のセンター試験ではリスニングが導入されたようですし、少しずつ英語教育が見直されつつあるんかな？かなり批判されている意見も見ましたけど。ネイティブの発音を身につけたければ、英会話スクールに行くなり留学するなりといった方法しか無いのが現状。英語の読み書きはできても、英会話はできないっていう人は今の日本にもいっぱいいそうですもんね。本気で英語をやってみたいけど、自分にぴったりの方法が分からない！という人にはオススメかな？いろんな英語の学習方法を、小栗さんがエッセイとマンガを交えて面白おかしく、ときにはマジメに書いています。

2006/02/20

コメント(5)
小栗左多里「精神道入門」

精神道入門「ウィークエンドは、解脱しよ」修行すれば、幸せになれるのではないか。そんな野望を胸に、ベストセラー『ダーリンは外国人』の著者が挑んだ写経・座禅・滝・断食・お遍路etc.書き下ろしエッセイ漫画。【目次】瞑想／写経／座禅／滝／断食／お遍路／内観順調に小栗さん読んでいます。この本は著者がいろんな修行を体験したことをエッセイにマンガを絡めて書いてありますが、ダーリンシリーズ同様楽しく読め・・なかったかなｗまずまず面白かったとは思いますが、修行といった性質上あまり身近に感じられなかったのが原因かもしれません。ただ修行に興味ない人でも、ちょっとやってみようかな？と思うのではないでしょうか。オレも時間があったら滝に打たれたり断食やってみたいとは思いました～

2006/02/19

コメント(5)
大田垣晴子「きょうのごはん」

きょうのごはん毎日の食卓に酒のつまみにぴったりのメニューが描かれた「料理道場」。友人をもてなしたフルコースレシピの「ＭＥＮＵムニュ」。食にまつわるあれこれを描いた「クイイジっぱり」などを収録した充実の１冊。忙しいときのひとり家ごはん、ゆっくりごはん、おもてなしごはん、飲み会ごはん、旅館の食事…。いろんなごはんがあるけれど、いつでもどこでもたべることが大好き！くいしんぼうセイコの日々ごはん。酒のつまみからフルコースまで、セイコ流レシピも掲載。ほっかほかでお届けします。ここ最近新聞や週刊誌等でよく見るようになったのがこの人。確か花王のバブの宣伝も書いていましたよね。この本は3つの別々の雑誌に掲載されたものをひとまとめにした本です。お得感があるっちゃあるかな？ｗオレは料理はほとんどしないんですけど、こういったレシピ本を読んでるとついついやってみたいと思うんですよね。思うだけで絶対つくらないんですけどｗ絵も可愛らしいですし、万人にオススメできると思います。

2006/02/16

コメント(6)
小栗左多里 /トニー・ラズロ「ダーリンの頭ン中」

ダーリンの頭ン中英語や日本語の「？」について、トニー＆さおりと笑って学べる！「ダ・ヴィンチ」大人気連載の単行本化。【目次】テンションってあがるもの？／「ＴＨＥ」の真実／「Ｖ」のくちびる／漢字ってすばらしい／語源の泉／くっつくと困る／んんん、んん…／「と」はずるい／「世界」を疑え／記号≠共通言語／「私たち」の好きなあいまい／ワンルームのグランドパレス／近くて近い韓国／ワクワク悲しめない理由／シンデレラのヒミツ／これって何ていう？／名前について前に読んだ二冊のような、小栗・トニーの夫婦生活にスポットを当てた本ではなく、この本は様々な言語（日本語中心ですけど）のトリビア本となっています。たとえば・・「　」のこの　」←の部分、この名前何ていうか知ってますか？正解は「コッカ」というらしいんですが、ウソみたいな名前で思わず笑ってしまいましたねｗ・「＠」の各国での名前・「かぼちゃ」は「カンボジア」に由来するこの二点が個人的に興味深く読めましたｗ

2006/02/13

コメント(6)
小栗左多里「ダーリンは外国人（2）」

ダーリンは外国人（2）大人気『ダーリンは外国人』の続編がついに登場！今回もさおり＆トニーのコンビが国境を越えた爆笑の渦へお連れいたします。「あんこがタフ」に続く名言・珍言もたくさん収録。前回より面白さパワーアップ！一番笑ったのはカレーのエピソードかなあ。小栗さんがトニーにカレールーを2種類（混ぜた方がおいしいらしい）買ってくるように言うんですが、そのときトニーが買ってきたのはっ！「同じ銘柄の辛口と中辛」これが一番のツボでしたね～・・ｗ前回に引き続きオススメです！

2006/02/11

コメント(4)
小栗左多里「ダーリンは外国人」

ダーリンは外国人国際結婚をした著者が、「現実」をマンガで描くエッセイ。ランチタイムに心頭滅却、家族への紹介母親当惑の第一声、おふくろの味…など全21レポート掲載。夫の出身国別にみる「暮らしのコツ」収録。いやね、知り合いの女の子から借りたってこともあって「ラブラブ日記？女性向け？」と勝手に思っていたんですけど、そういう本ではなかったんです。（リンク先にちょこっとマンガが載っていますんで、見たい人はそこからどうぞ）タイトルとは裏腹に、国際結婚にスポットが当てられたという訳でもないので、そこを求めるとちょっと辛いかも。そうでなければ面白く読めると思いますよ！絵柄もいいですし、オレはニヤニヤしながら一気に読んでしまいました。トニーと小栗母との初対面は面白かったなぁ～ｗオススメです！・・小栗さんの本がしばらく続きますｗ

2006/02/09

コメント(5)
伊坂幸太郎「砂漠」

砂漠「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。うーん、やはり面白かったですね！やはり伊坂幸太郎を読む度にそう書いている気もしますがｗ今回は麻雀に関する記述も多かったから特にそう感じたのかも。なんせ登場人物の名前からして「東」「南」「西」「北」「鳥」ってついているんですからｗ※以下ネタバレ反転「北村が公務員試験の勉強をしている」という記述で叙述トリックかなあという気はしていました（少なくともオレは1年や2年のときに勉強した覚えはありませんでしたし。ってオレと比べられたらマジメな北村に迷惑かもしれないですけどねｗ）鳥井の肉体変化もいい感じの伏線でしたね～。冬の章でああいった展開になるとは思いもしませんでした。鳥井は結構好きなんで、南ちゃんとこれからも仲良くやっていって欲しいです！また今回のゲストは「チルドレン」の彼ですね。西嶋の言動には彼が大きな影響を与えたのか～と思うと思わずほくそえんでしまいましたｗ北村の考え方が鳥瞰型から近視眼型になっていく過程はよかったですね～。オレも学生時代は鳥瞰型だったし（今でも鳥瞰型でしょうけど）西嶋みたいな友達がいたら変わったかもなあって昔を思い出しちゃいましたね。（あんなキャラはそうそういないだろうし疲れそうだけどｗ）この作品も当然オススメなんですが、普段ここで麻雀のコメントをしている人たちにも是非読んでもらいたいかなあと思いました。

2006/02/03

コメント(6)
新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」

誰よりもつよく抱きしめて水島月菜と夫・良城は結婚八年目。表向きは仲睦まじく見える二人だが、実は大きな悩みを抱えていた。強迫的な潔癖症を患い、夫は月菜に直に触れることさえできないのだ。ある日、月菜は書店を訪れた青年・克麻と知り合う。少しずつ克麻に惹かれていくのを自覚する月菜。しかし、彼もまた、深刻な悩みを抱えていた…。新堂冬樹は「血塗られた神話」で第7回メフィスト賞受賞し作家デビュー。メフィスト賞作家ということで名前だけは知っていましたが、つい最近まで読んだことなかったんですよね。ガチガチのミステリを書いている感じでもありませんでしたし。最近新聞の広告にやたらと宣伝されるのを見て読みたいと思うようになりました。そしてこの作品の感想は・・　うん、結構よかったです！それほど長くないということもありますが一気読みしてしまいました。主人公は女性でしたが、男のオレでもどっぷりと感情移入しちゃいましたよ。オレだったら耐えられそうにないかなぁ、なんていうと怒られてしまいそうですけどもｗお互い愛しているのに手もつなげない、肩も抱けないという辛さ。お互いを思いやるが故に傷つけ合い苦悩する心理描写は「うまいなあ」と思わずにいられませんでしたね。オススメです！

2006/01/30

コメント(6)
VOW 17（じゅうなな）

街に散らばるヘンなものを集めた『VOW』。今回はたまりにたまった爆笑投稿ネタを、世界中から選りすぐり360本収録。1年に1冊しか出ないのが残念ですが、オレはこの本が大好きだったりしますｗ中学生のときに友達に教えてもらって以来、すっかりはまっちゃいましたね～。ちなみにオレが一番好きなのは新聞ネタです！事実は小説より奇なりとはよくいったもんですよｗあくまでオレの意見ですが、「空耳アワー」を面白いと感じる方にははまるのでは？実はオレ2回投稿したことがあるんですが、2回とも採用された経験があります！（自慢できるのか・・？ｗ）でも商品がテレカだったんで、なんじゃそりゃ～って思いましたけどねｗ

2006/01/23

コメント(2)
伊坂幸太郎　他「I love you」

I love you今、最も旬な男性作家たちが競作。初めて異性を意識した頃、距離感を感じたとき、別れを予感したとき…。恋愛には物語があり、その断片から生まれる一瞬を、繊細に紡ぎだしていく。「魔法のボタン」「卒業写真」など、ディテールも胸をゆさぶる至高の恋愛アンソロジー。・・ある一人の作家さんが目的で読んだと言っても過言ではないですねｗ以下簡単な感想を。◎透明ポーラーベア（伊坂幸太郎）やっぱいいよなぁ、伊坂幸太郎。この人の小説に出てくるカップルって幸せそうなカップルが多いんですが、この小説にもそれが当て嵌まっています。最後のオチはちょっとできすぎかと思いますが、野暮はいいっこなしってことで。ファンなので採点は甘めですｗ○魔法のボタン（石田衣良）ベタやなぁ、こんなのあるわけねーだろっ！って思っていても、安心して読めたのは否定しませんｗヒロインの女の子には是非幸せになってもらいたいものです。△卒業写真（市川拓司）卒業後まったく会わなかった同級生の顔って覚えてるもんなんですかね？オレは好きだった子でもあまり自信がないのですがｗあ、でも彼の勇気は大したもんだと思います。△百瀬、こっちを向いて（中田永一）ちょい長め。嫌いじゃないけど、ラブストーリーというよりは主人公の成長物語なのでは？と思いました。○突き抜けろ（中村航）木戸さんがいいキャラ出てます。個人的にこのカップルがいちばん共感できたかも・・毎日顔を合わせるよりも、日を空けたほうがかえっていいんですよねぇ。○Sidewalk Talk（本多孝好）オトナの小説ですねぇ。もう少し年をとったらオレにもこの気持ちが・・分かるといいなぁｗラストもいい感じ。伊坂幸太郎と本多孝好以外は初めて読みました。恋愛小説は積極的に読むことはオレはほとんどないので、他の4人の作家さんは今後ミステリを書いて欲しいですねｗ

2006/01/05

コメント(2)

全57件 (57件中 1-50件目)

1 2 >

ジャンル別一覧

出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒

ペット
趣味・ゲーム
映画・ＴＶ
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸

スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル

人気のクチコミテーマ

アニメ・特撮・ゲーム

逃げ上手の若君　2話3話　視聴

(2024-07-24 23:45:01)
がんばれ！地方競馬♪

7/27高知・佐賀の１点勝負

(2024-07-26 22:11:26)
妖怪ウォッチのグッズいろいろ

今日もよろしくお願いします。

(2023-08-09 06:50:06)

まみむメモ

[本（その他）] カテゴリの記事

江坂遊「ひねくれアイテム」

伊坂幸太郎「モダンタイムス」

高世えり子「理系クン」

三津田信三「凶宅」

サイモン・シン「フェルマーの最終定理」

福島章「犯罪心理学」

伊坂幸太郎 ／山下敦弘「実験4号」

乙一「The Book」

サイエンスペディアの会「いまさら人に聞けない「理科」の疑問」

長尾剛「手にとるようにユング心理学がわかる本」

柴田謙介「似ている言葉のビミョーな違いがわかる本」

新堂冬樹「摂氏零度の少女」

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

佐藤勝彦「相対性理論」を楽しむ本

舞城王太郎「スクールアタック・シンドローム」

桜庭一樹「少女七竃と七人の可愛そうな大人」

重松清「流星ワゴン」

奥田英朗「家日和」

仲俣暁生『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』

阿曽山大噴火「裁判狂時代」

北尾トロ「裁判長！ここは懲役4年でどうすか」

東野圭吾「たぶん最後の御挨拶」

舞城王太郎「SPEEDBOY!」

東野圭吾「さいえんす？」

新堂冬樹「背広の下の衝動」

佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」

東野圭吾「夢はトリノをかけめぐる」

小栗左多里&トニー・ラズロ「ハワイで大の字」

恩田陸「ドミノ」

伊坂幸太郎「終末のフール」

素樹文生「ストロベリーショート」

奥田英朗「町長選挙」

コンドウアキ「トリダヨリ」

古川日出男「ベルカ、吠えないのか？」

たかぎなおこ「150cmライフ。」

コンドウアキ「リラックマ生活」

奥田英朗「ガール」

新堂冬樹「砂漠の薔薇」

大田垣晴子「東京リラックス」

小栗左多里「母に習えばウマウマごはん」

小栗左多里 「英語ができない私をせめないで！」

小栗左多里「精神道入門」

大田垣晴子「きょうのごはん」

小栗左多里 /トニー・ラズロ「ダーリンの頭ン中」

小栗左多里「ダーリンは外国人（2）」

小栗左多里「ダーリンは外国人」

伊坂幸太郎「砂漠」

新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」

VOW 17（じゅうなな）

伊坂幸太郎 他「I love you」

伊坂幸太郎／山下敦弘「実験4号」

小栗左多里「英語ができない私をせめないで！」

伊坂幸太郎　他「I love you」