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BlueTurquoise トルコイスタンブールの生活と子育て

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2006年12月01日
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テーマ:海外生活(7771)
トルコに戻って1ヶ月がたとうとしています。

今回はエミレーツ航空を利用しました。

トルコから日本へ帰るときの乗り継ぎ時間は約2時間
日本からトルコへ帰るときの乗り継ぎ時間は約10時間
トルコからの便は出発が遅れたためたった1時間の乗り継ぎ時間しかなく(それも深夜です)
寝ぼけた頭で熟睡中の長女(かわいそうでしたがたたき起こしました)と
同じく熟睡中の次女を連れて、空港内の端から端までバスを乗り継いで走って走って最後の最後で何とか間に合いました。

後でわかったのですが、なんと空港ではいたるところでベビーカーの無料貸し出しがありました。
でもそれがわからなかった私は10キロ半の次女を抱っこし、少なからぬ2人分の着替えや軽めのおもちゃ、お菓子、飲み物などの入ったリュックと長女は同じ便に乗り合わせご好意で道中助けていただいたある日本人友達のご親戚とそのお友達にお願いして走りまくりました。とても私一人では1歳と3歳の子どもをつれて走れる距離ではなかったでしょう。

日本からトルコへ戻るときには夫がいたのでかなり安心できましたが、
帰国直前に長女が40度以上の発熱で1週間近く寝込み、病み上がりの白い顔で何とかかんとか帰ってきたのでした。

日本でチェックインした時に、早めに空港に到着し、乳児があることも予約の時点で伝えてあってそのことも伝わっていたのに、すでにベビーベッドがすえつけられる壁際の席は埋まっていて、(トルコ航空では壁際の席は一般のお客様には開放しないとチェックインで言われましたし、今までも乳児がいるときには絶対に壁際だったのですが)しかも家族4人(次女の席はありませんが)並びの席ではないと言われてしまいました。それでも通路を挟んで隣どうしだったので乗ってから混み具合を見て席を替わってもらったりしましょうとそのままチェックインしたところ、なんと席は前から3列目狭いピッチの席でこりゃ10時間近くのフライト4人がけの席のお隣は年配の男性
、まだ授乳もあるのにちょっとしんどいなーと思っていたところこの男性が快く夫を手招きして席を替わってくださいました。

本当にありがたいことでした。

そのうち韓国人男性の客室乗務員がベビーベッドはいるかとたずねてきたので
つたない英語で
「いるけど、この席から赤ちゃんは見れない」と伝えたところやっぱり私の英語が良くなくて良く伝わらず、後から来た女性客室乗務員が壁際のベビーベッドを備え付ける席にいた2人のお客様に席を替わってもらえるよう交渉してくれて、このお客様たちも快く承諾してくださったので運よく壁際の席をゲットすることができました。

エミレーツの機内サービスはとても良かったです。
行きも帰りも違う種類のおもちゃと食事でしたし(トルコ航空はここ3年何回乗っても同じおもちゃ…)
一人一台のパーソナルテレビでゲームもアニメも映画も楽しめますし
キッズミールはかばんの形をした入れ物にクッキーや子ども向けの食事が入っていて、子どもの食事は大人よりも早く来るのでゆっくり食べる子どもに配慮しているなーと感じました。
1歳2ヶ月であらゆることに興味津々の次女はじっとしていないし、長女も体調が悪いせいで私にご飯を食べさせてもらいたがったので、私の食事は夫が食べ終わってから別にサービスしましょうと提案してもらえたのもありがたかったです。

ただ、やっぱり乗り継ぎの約10時間は子連れにはきつかったです。
前々から一人旅などでエミレーツを利用していらっしゃるお客様に
「あの乗り継ぎは大人でもきついから空港ホテルを取ったほうがいいよ」と言われていたにもかかわらず空港で予約すればいいや、とタカをくくっていた私たち。

空港に6時前に到着して、ホテルに直行するも
「満室です、9時までお待ちください」
9時にもう一度出向いてたずねても「満室です」
金額は1時間あたり、なんと50ドルから。5時間いたら250ドル以上の出費なのですよ。
あきらめて機内で吐いてしまった長女の体調を気遣いながら(せきがひどくてむせた拍子に吐いただけですが)市内のホテルをあたろうとエミレーツのカウンターへ。

でもエミレーツのカウンターがどこなんだか、さっぱりわかりやすい表示もなく。

あちこちで尋ねながらようやくたどり着くと、そこには長蛇の列。
眠くてぐずる長女をなだめ、走り回る次女を抱っこし、仕方なく夫だけ並んでもらって待つこと30分。市内に出るのにトルコ国籍の夫はビザがいるそうであちこちに並ばなきゃいけない羽目になったそうで、(そこも長蛇の列だったそう)ホテルの予約はあきらめました。

エミレーツのホームページに紹介されていたラウンジで休もうかとも思ったのですが、そこもリクライニングシートがあるわけでもなく、割とビジネスマン風の方が本当に静かに座って過ごされていたのであきらめ

2箇所あったリクライニングシートのある無料休憩所が昼過ぎに少しすいてきたのでそこで夫と交代で子どもをみながら仮眠を取りました。

次女は空港で貸し出してもらったベビーカーでひたすら眠り
長女はかばんを載せたキャリーの上で少し眠ったり、次女が起きている間ベビーカーで眠ったり。

インフォメーションデスクで子どもを遊ばせられるところはないか
授乳室がないか
散々聞いたのですが
答えはNO

授乳するにもトイレは洋式でも便座のふたがなかったし
ほかに隠れて授乳するようなところもなく。
男性スタッフは「あちこちにいすがありますからどこででもどうぞ」と言いましたが、どこでもあるいすは必ず歩行者が通る通路に面していてとても落ち着いて授乳などできません。
最後にはおっぱいがもらえなくてぐずる次女を連れて、案内表示の少ない空港の中をインフォメーションデスクのスタッフの言うままに端から端まで歩かされて障害者、病気や怪我をしている方、子ども連れ用の休憩所の案内の絵がついた部屋に入って案内嬢に「授乳をしたい」と伝えると
「ここにはない」と一言

ここでぶちきれました。

「私はどこでもそこでも皆さんの前で胸をひろげて授乳はできません!」
つたない英語ですが剣幕に押されてスタッフが談笑していた部屋を開放してくれましたがその部屋もドアがあるわけではなく、男性の身体障害者の方々からも見えてしまう場所だったので奥のほうに背を向けて隠れるようにして授乳しました。(あとで見かねてスタッフがもう少し死角になる場所に移動させてくれましたが)


お金持ち用のラウンジは充実しているようですが、ちょっと一般客には配慮が欠ける感じがしました。

トルコで過ごしているせいか、主張するのはずいぶんこの3年で得意になってきました。
主張しないと出るものも出てこないことがありますからね。
でもそれが本当は当たり前で日本が至れり尽くせりなのかもしれません。

なんやかんやありながら、それでも空港での心温まる出会いなんかもありました。

ドバイというのはアジアの国からの出稼ぎの方が多い国のようで、空港の清掃夫にパキスタン出身の方がいました。うちの娘2人が遊ぶのを見て話しかけてくれて、クッキーをくれたりしました。
夫とも話し、トルコ人だとわかるととても喜び、イスラム式の挨拶をしトルコ人がいかにフレンドリーかなどを話していました。

サーティーワンの白人のスタッフも冗談を言いながらうちの娘をあやしたり、お客さんとコミュニケーションをとったり(この人の話しぶりに釣られてアイスを買っている人もいましたよ)

休憩用のいすは歩行者の通路に面しているので私と夫がトルコ語で話していると、通りがかったご夫婦が一度私たちの前を通過してからまた戻ってきて「トルコの方ですか?」と一言。トルコ人とわかるとそこから世間話が始まりました。

いよいよ搭乗時間が迫るとさすがにイスタンブール行きの便はトルコ人乗客も増え、おもちゃをたくさん抱えたトルコ人の一行とまた世間話。
はあ、やっと帰れるわーとほっとしてきました。
日本人の乗客もいましたが、娘達と私が日本語を話しているのを見て、遠巻きには「ああ、ハーフちゃんね、かわいいー」みたいな事はおっしゃっていてもやはり話しかける方はいませんでした。

いち日本人としては
「あんまりじろじろ見たりやたら話しかけるのは相手に失礼だろうから」という遠慮、そしてそうした振る舞いが美徳とされる文化があるのはわかるのですが、なんとなく寂しい感じもしてしまいます。トルコ人だと隣同士に座っただけでおしゃべりが始まるのですが…。まああまり詮索されすぎてうんざりすることもあるので一長一短ですね。

機内でも飽きてきた次女を後ろの席のトルコ人男性(ここがポイントです、男性なのです)があやしてくださったりして何とか4時間ほどのフライトを乗り切りました。

最後の最後に疲れた長女がガムがほしいと泣き喚いたときには私たちの後ろにいたおそらく学生さんと思われる日本人男性が
「僕のガム、お嬢さんにあげてください」と言ってくださいました。ありがたいことです。子連れのフライトはやはりほかの疲れているご乗客の皆様に泣き声などで不快な思いをさせることが多くなりがちですが、幸い子どもに寛大な乗客の方が周りに多く、いろいろな方にあやしていただきながら無事に帰ることができました。

しかしながら次回もし次女が4歳以下で日本に帰る機会があったら、直行便にしようと思います。やはり乗り継ぎ便はつらいというのが本音です。乗り継ぎの空港が日本の空港ほどキッズプレイルームがあったり、授乳室が充実していたりすれば問題ないのでしょうが…。

ちなみにおまけですが
乗り継ぎ便や機内で子どもをあきさせないために私が持っていくものを紹介します。
・紙と鉛筆か、
 おえかきせんせいのような磁石で書いて何度も消せるおもちゃの小さい版
・折り紙(待ち時間があれば)
・新しい絵本(か、帰国前しばらく読まずに隠しておいた絵本)
・飴やガム(離着陸に耳が痛くなったときにごまかすのに与えたりもします)
・子どもが好きな小さなスナック菓子
・パペット
もう少し子どもが大きければあやとりだとかでもいいのかもしれませんよね。

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中部国際空港のキッズプレイコーナー。夜11時過ぎだというのにこのエネルギー。成田だとアニメのビデオを見ることができる部屋もありました。

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こちらはドバイのファストフードコーナー。実はトランジット客は無料で食事のサービスが受けられるのですが、そこも長蛇の列で私たちは疲労しきっていたためあきらめました。

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空港内にやしの木があってアラブ的な感じがします。

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さよーならードバイーーー。






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最終更新日  2006年12月02日 01時49分26秒
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