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カテゴリ:シリーズ・選抜への道(2011年秋)
-山陰勢の活躍- 今年の中国大会は山陰勢の活躍が目立った。 毎年6月に行われる「山陰大会」。 岡山県では春の県大会後の公式戦はないため、中国大会進出を逃したら、いきなり「夏」本番になる。 山陰地区限定で行われる島根・鳥取の対抗戦は両地区のレベルアップに繋がっているように思った。 この夏の甲子園で活躍した島根・開星。 新チーム後は優勝経験がなく、今年6月の山陰大会では「きっちり」勝ちに来た。 野々村監督には珍しい「スクイズ」など小技も絡めた。 夏の甲子園でもスクイズを仕掛け、山陰大会同様の戦いを甲子園でもしていた。 白根投手、森投手もこの山陰大会を1年生の頃から経験したのも大きいのでは。 実際にその年の秋季中国大会で開星は優勝しています。 経験を積む、夏に向けて自信をつける、秋を睨んだ布陣で戦う・・・各校の思惑が交差する「山陰大会」はレベルアップに繋がっているように思いました。 -ライバル- その山陰地区で火花を散らすのが島根・開星と鳥取・城北の私学2強。 両校の中国大会での戦績は今年の城北優勝で、ほぼ互角では? そんな図式は全体のレベルアップにもなるように思います。 近年では鳥取中央育英が破壊力ある打線を編成、今年の大社も鋭い振りでした。 浜田は伝統の「左腕」投手と「好捕手」を擁し、久しぶりに中国大会進出。 このライバルの図式は岡山にも当てはまり(後日更新)、東部の関西、西部の倉敷商とここ数年、岡山の高校野球界を牽引していると思います。
大社の岡田捕手は昨年の大会でも活躍した強打者だ。 大社の捕手で印象に残っているのは、2年前の手銭選手。 中学時代は遊撃手として華麗な守備と抜群のバットコントロールで注目していましたが、大社では捕手に転向して、それでも一目で分かるセンスの良さで「あ、捕手に転向したんだ」とすぐに思い出しました。 今年の岡田捕手もタイプは違いますがパワフルな打撃と明るい人柄でチームを引っ張ってました。 真っ向勝負のスタイルは気持ち良かったです。
最大7点差でも諦めない鳥取中央育英ナイン。 一時は7-6まで急迫した。 鳥取には珍しい豪快なチーム作りで今後も注目だ。 -続く- このブログに掲載されている文章、画像の無断転載は禁止します。
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最終更新日
2011年11月13日 23時56分16秒
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