おふくろさんよ・・・。森進一の歌にありました。

先日、散髪に行った時、美容師さんに「（母同士の）友達はいるの」かと訊かれました。
失礼な！おりますよ。さすがにドレッドの時は一人もおらんかったけどな！
その時、私は美容師さんに前に住んでいた所の二軒隣の人の話をしました。

その人は「おふくろさんよ・・・」という感じの人で
話があまりかみあわないけど、おおらかで、
まるでおかんと話しているみたいで安心するのです。

数年前にどこかの保育園で園児が園長に暴行を受け
死亡するという事件がありました。
その話を、その二軒隣さんとしている時に、
「私だったら、もっと早くに気付く！
変なところがあったら、震えながらでも抗議するわ！」とその人が話し、なぜだか私はその人が大好きになったのです。
と、ここまで。

はにかみ屋で不器用な感じで
いなかから「野菜やだし醤油が送られてきた」とよくおすそわけをしてくれました。

うちの息子と同じ年の長男くんが
「発達に問題がある」らしく悩んでいることもしばしばでした。
長男くんが、よくひきつけを起こし、救急車で運ばれることもありました。朝方、パニックになった二軒隣さんがウチのピンポンを鳴らし、後で気にしなくてもいいのに、おわびに来ることがありました。

引越しをして間もない昨年の１０月の終わりに
彼女が仕事を休んで遊びに来ました。
その時は取り留めのない話ばかりで、お昼ごはんを食べながらビールとワインを飲んで、二人で酔っ払っていました。（こればっかりね！）

昨日、彼女から「１９日いなかに帰ることにしました。
お父さんは仕事の都合ですぐには来れなくて京都に残ります。今までありがとう」とメールがきました。
そして長男くんの（てんかんの）発作が出て、出発までに私に会えるかどうかわからないとも。

来年から始まる小学校。
普通学級に入れるかどうかの不安。
これからの不安。
今までの生活でもいっぱいいっぱいで、もうダメだ。
実家のある山の中で、のびのび暮らしたい。　(これは私の想像）


今日、私は大慌てでイズミヤに行って二人の子供服を買い、（イズミヤの服ではなく、この中にBAJAやムチャチャを取り扱っているいい感じの店がある）
イズミヤの近くのご主人の職場に挨拶に来ているという彼女を呼び出し、これを渡しました。

ムチャチャはムッチャ高いけど、彼女に世話になった事を思ったら安いもんやで！

イズミヤの駐車場でご主人と待っていた二人の子供達に
「おかあさんのいうこと、よう聞けよ！」と変わりばんこに頭をなでまわしたら
涙が出そうになり、必死で心の中で「森っていいね～何でもあって～♪」と全然関係のない歌を歌ってこらえていました。