息子の幼稚園が入園式のため休みで
はて一日どうしたものか、
よい天気だし「大阪の長居公園まで行くか」と提案したものの、
家でドラえもんのビデオが見たい息子により却下され、
お昼前に「ごちそうを食わしてやる」とそそのかし、
バスに乗って回転すしの「小町」へ。

「せっかく青バッジ（年長）だし、嫌いなものも食べるぞ！」
と意気込んだ息子は、やりいかやまぐろを次々にテーブルに並べていき、
一口だけ食べて制覇したつもりか「やったじょ！」と得意そうでした。
残りは私。あ～本当はサーモンと帆立が食べたいのに～。

帰りにレジで消しゴムをもらい
「かしこくしていたからかな～」と嬉しそうな息子。うんうん。にっこりうなずく私。
後ろからとび蹴りくらわされそうなバカ親子ですわ。

ここの前からビール工場直行のバスに乗り
工場見学に行くことにしました。
３０分程待ってバスが到着すると工場から駅に向かう先客がすでにあり、
しかしこのうちの三人組だけは、その先の阪急の駅で降りるものと思いきや、
その先のＪＲの駅でも降りる気配なし。
どうして彼らが気になるかというと
工場からもう一度工場に戻るというのも不可解だし
この男一人女二人の２０代前半？とおぼしき三人組は、
すっごく声が大きいのです。
そして知人の悪口を自分が悪人と思われないように注意を払って
すっごくややこしく話そうとしているもよう。
（聞きたくなくても聞こえてきてしまいました）
どうやらとってもセコイ共通の知人のことを言っているらしく
「彼の哲学では～～だろうけど、それって私にとっては相容れない部分がどうしても出てきちゃうのね！！例えば～～で～～なワケ！」
この声がすごくデカイのです。

到着してからも私は彼女たちの動向が気になってしかたありませんでした。
三人ともエスニックな格好をして
（頭にターバン風にスカーフを巻いた人や）
ある意味、あんたらバッチリきめてるなあ、という感じなのです。

私はインド雑貨が好きで近所の雑貨屋によく行きますが
これにはそのお店の主人も負けを認めざるを得ないでしょう。

そして、どうやらこのエスニック三人衆は三角関係らしく
背の低いよくみたら色白美人さんがこの男性を好きで、
でもこの男性は
全然気のなさそうなふりをしている背の高いターバンさんのほうを好きで・・といった具合に逆ドリカム現象を巻き起こしていました。

私は「インドで、それ以上値切らんでもいいのに
更に値切りたおして、帰ってから友人に自慢とかしてるんやろな」とか
勝手に想像して嫌な気分になったり、
後ろから逆ドリカム現象を見て楽しい気分になったりしていました。

試飲会場では一杯飲んだ色白美人のほうが
とうとう男性にしなだれかかり、キャミソールからちらりと見える肌をアピールしていました。

私は思わず（あくまで息子の方を見ながら）にやけてしまいました。

カラッとしたいい天気。ビールのおいしかったこと！！