１年間の単身赴任を終え、自宅に戻ることになりました。

　月曜日の夜、仕事が終わったあとに皆が僕の送別会を開いてくれました。


　いま思えば、長いようであっという間の１年でした。

　地域性や言葉のニュアンスの違いに戸惑い、最初は不安でいっぱいで、

　いつになったら戻れるんだろう？と思っていたのが、

　最後は、「もう少しやらせてもらいたい・・・」という気持ちに変わっていました。


　この会社では自分は初めての転勤で、本当によい経験をさせてもらったと思います。

　離れて暮らして、あらためてカミさんのありがたみも分かったし、

　新たに築けた人間関係も、きっと自分の宝になったと思う。

　最後の挨拶ではやはり、ウルっときてしまいました。


　基本的に仕事中心の僕は、いわゆる「ワーカホリック」のように見えるかもしれません。

　でも、僕の信条は、自分はプロだと思っており、

　その自分を信頼してくれる人、自分を見込んでくれる人、

　そういう人たちの期待に精一杯応えたい、というのがあります。


　自分についてきてくれているカミさん、自分を採用してくれた社長、

　数多くの店の中からウチの店を選んで足を運んでくれるお客さん。

　その人たちの気持ちに本当に応えたい、という気持ちが自分を動かしている。


　そして、自分を店長として迎えてくれたみんな、ほんとうにありがとう！