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いよいよ春本番。
お昼ごはんの後、ベランダに出て伸びをしてみると、何とも言えない気持ち良さ。 こんな時に外に出ないのも、もったいないなぁ。 午後2時。 戸塚駅に、160円の切符を買い横須賀線に乗り込む自分がいた。 鎌倉でも江ノ島でも思い立ったらすぐ行けるのが、戸塚に住む大きなメリット! 天気のいい休日の横須賀線はいつも混んでいるのだが、今日はいつも以上だ。 北鎌倉駅から明月院の方向へ。でも明月院は素通り。 目指すは知る人ぞ知る「六国見山」(ろっこくけんざん)。 ハイキングコースといえば、建長寺~天園~瑞泉寺が有名だが、六国見山はあまり有名ではない。 (というよりハイキングコースでは無い) 住宅の間を縫うように道が続き、徐々に高度を上げていく。 とその時、電線の上を何かが走っていくのが見えた。 リスだ。 思わず写真を一枚! ちなみに、鎌倉ではリスを見かけることはそう珍しいことではない。 やがて住宅が尽き、獣道になる。 (ここまで北鎌倉駅から15分くらい) 林の中をずんずんと進んでゆく。 人はそれなりに通っているようで、踏み跡はしっかりしている。 途中いくらかのアップダウンを繰り返しながら15分ほど歩くと頂上に到着。 きっと誰もいないだろうという私の予想に反して、自分より数歳年上と思われる女の人が一人。話を聞くところによると、インターネットで調べて来たのだそう。 遠くを眺めながら4月の爽やかな風に吹かれていると、何もかも忘れてしまいそうだ。 頂上には石碑とベンチがあり、それらを囲むように桜の木が立っている。既に葉桜になってしまっていたが、周りの緑と合わさって目に鮮やか。 標高は147m。相模湾を正面にして、西は逗子・東は富士山方面まで見通せる。 きっとここで見る夕焼けは素晴らしいんだろうな... この際だから下まで一緒に行きませんかと誘われたので(誘ったんじゃないですよ!)、二人で下山することにする。 頂上からは、別のルートで北鎌倉駅へ行くものと、大船駅へ行くものとを合わせて3つの道があるが、このあと鎌倉方面へ出るつもりだったので、行きと同じ道を戻る。 一人で歩く分には何とも無かった道も、二人で喋りながら歩くとなると結構狭い。 仕方なく途中からは一列になる。 意外と彼女の足は速く、いつの間にか彼女を追いかける形に。 ふと「送り狼」なんて言葉が浮かんだ(^^;←ただの変態かと (こういう場合、普通は男が先に行くべきだと反省したのであります) 明月院の前で彼女と別れる。 自分もこのまま帰ろうかと思ったのだが、久しぶりに鎌倉に行って目覚めたせいか、体の細胞が「もっと行きたい」と疼いているので、結局前記の天園ハイキングコースにも行ってしまった。 こちらは有名コースだけあってそれなりに人は歩いていたが、午後4時過ぎということもあってちらほらと見かけた程度。 再び山から降りてきて、鶴岡八幡宮の前まで来る。 鎌倉駅へはさらに南へ1キロほどあるので、どうせ歩くならということで北鎌倉駅に戻ることにした。 渋滞で全然進まない車を小馬鹿にしながら快調に進む。 大体、道路も狭く駐車場も少ない(あっても高い!)鎌倉に車で来ること自体が間違っているのだ。 車が進まなくて運転手もイライラ、おまけにアイドリングしっぱなしで空気も汚れる。 電車だったら横浜まで20分ちょっとなのに、車だと鎌倉市内だけで20分はかかるだろう。 日もとっぷりと暮れた午後6時、北鎌倉駅に着いたところで鎌倉への小旅行は幕を閉じた。 (歩行距離:およそ12キロ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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