裏側アフィリエイト
当たり前の話ですが、私たちアフィリエイトサイトはECに関する情報をあまり持っていません。 何を言いたいかというと、私たちのサイトに 何人の人が来たのか 何回バナーをクリックたのか いくらの売上げがあったのか 何件のキャンセルがあったのか ということはASPのレポートを見れば当然わかりますが、 私たちが紹介しようとしているECは どの程度のサイトと提携しているのか アフィリエイト経由の売上げがいくらなのか もっとも貢献しているサイトはどの程度の売上げを上げているのか といった情報は通常知る事ができないということです。 本来は知る事のできないEC側の情報なのですが、今日たまたまこの提供してくれているブログを発見しました。 そこで、このブログをご覧の皆様には関心があることだろうと思いご紹介+私なりの勝手な分析をさせていただく事にしました。 いい物を見つけると、人に話さないではいられないタイプなので。 まず、アフィリエイト関連の販売データを提供してくれているサイトはデジタルドラゴンという中古PCのショップです。 販売データは楽天広場で公表されていました。 楽天広場・・・・・・まさに、灯台下暗しの状態です。 今まで、見逃していたよ。 興味があるデータが多いのですが、やっぱり一番気になるのがどの程度儲けることができるかという点ですね。 2番目の表を見ていただくとわかるのですが、報酬1万円以上の人が5人いる事がわかります。 それに対して、登録しているアフィリエイトサイトは3,324、稼動しているアフィリエイトは1,658。 ということは、1万円以上の報酬を稼いでいるサイトは登録サイトの0.15%・稼動サイトの0.3%しかありません。 次に、ランキング30位のサイトを見てもらうと、成功報酬が1945円と2,000円より少ない事が分かります。 全体で3,000以上の提携サイトがある中での30位ということは、上位1%に入る優良サイトということです。 その優良サイトでもつきの報酬が2,000円。 この2つの数字、アフィリエイトサイトを運営する一人としては寂しい数字と感じないわけにはいきません。 しかも7%の報酬率のサイトでこの数字なわけです。 もちろん、アフィリエイトサイト側から考えれば、数ある提携先の中の一つでしかないのでしょう。 ですから、ここでの数字は売上げのほんの一部という所も多いものと思います。 それにしても「こんな儲からないのかぁ」とがっかりさせられるデータでした。 「確かに、月に10万円以上稼ぐサイトは少ないのだろうなぁ」と納得。 次に、ショップの全売上げの中で上位サイトが占める割合を調べてみました。 すると、上位の三つで売上げの50%を超えている事がわかりました。 これはすごい事ですよ。 上位の3サイトだけでその他の3,319サイト以上の売上げを出しているという事なのですから。 これを言い換えると、上位の0.1%が50パーセントの売上げを上げているともいえます。 ネットの世界では、一部の人ががっぽりもうけてそれ以外の人は何にも儲からないということですね。 そのほかにも、 有力サイトにはどのくらいの人が来ているかがわかる クリック率がサイトによってばらばらなのがわかる etc. と面白そうなデータが満載です。 研究してみる価値が多そうなレポートです。注目。