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C22トイガン備忘録

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2021.06.21
XML
カテゴリ:モデルガン
今回は
マルシン ベレッタM84
を紹介します。



実銃は
イタリアの
ベレッタ社で開発された
ダブルアクションで射撃ができる
中型のオートピストルです。



当時あまり知名度のなかったM84を
マルシンがモデルガンにした
理由として
様々なものを上げていますが
「何よりもスタイルが
バツグンによかった」
からだそうです。

私の所有しているM84は
もともとメタルフィニッシュ
でしたが
メッキが剥げてしまっている
ところがあったので
再度上から塗装を施しています。

使用した塗料はこちら



当時スタンダードフィニッシュが
\5800だったのに対し
メタルフィニッシュは\6800と
\1000も高かったのです。






向かって右から見たところ。

M84はハンマーの根元にある
セイフティが
右利きでも
左利きでもかけられる
ようになっています。

このように左右どちらが
利き手の人でも操作しやすい
設計はM9等の
ほかのベレッタの拳銃でも
見られます。




​上から
MGCの.380ACP
マルシンの
.380ACP
マルシンの.380ACPの分解

M84は.380ACP(9mmショート)を
使用します。

これはMAC11も同じです。

しかし
M84のカートリッジは
マルシンの専売特許
「PFC(プラグ・ファイヤー
カートリッジ)」で

MGCのMAC11は
オープンカートリッジ
でした。

当時
マルシンのM84用のPFCよりも
安価に入手ができた
MGCのMAC11用カートリッジで
M84を発火させる方法がありました。




左がM84のデトネータ
右が加工したMAC11の
デトネータです。

このように
MGCにハガキを出して購入した
MAC11のデトネータの
長さと太さを調整し

チャンバーに入れることで
他のパーツはいじらなくても
より簡単に発火を楽しむことが
できたのです。

(もちろんバレル内の
汚れがひどくなります。)



マガジンには穴が空いており
13発カートリッジを詰めると
一番下の穴で分かるように
なっています。

それでは分解していきましょう。



まず、マガジンを抜きます。

次にラッチリリースボタンを
向かって右から押しながら
ディスアセンブリングラッチを
回すとスライド周りが
外れます。

この辺の機構は
M1911等に比べて
簡単に操作できるので
いいですね。




スライド後部。
現在では旧式となった
ファイヤリングプレートによる
サイドファイヤ方式です。




グリップのネジを外せば
機関部を確認できます。

トリガーの上にあるのが
トリガーバーなのですが
ここはマルシンM84の
アキレス腱です。

トリガーバーは
ダブルアクション時には
直接ハンマーを起こし

シングルアクション時には
シアーをハンマーから離し

ディスコネクターとしても
働いているため
負荷がかかり
やすく
なおかつ

亜鉛ダイカスト製なので
折れやすいことで
有名なのです。




私は過去にトリガーバーを
2度も折り、その都度
ジャンクのM84を
購入しているため
残りのパーツが
無駄になっていました。




そこで、
アルミ材からやすりで
トリガーバーを削り出しました。

その後、運よくパーツを個別に
入手できたのでマルシンの
M84に合うよう加工しました。

アルミ材の入手はこちらから

大きさの種類が豊富なので
このような工作をする際には
大変便利です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アルミ板 A5052 厚さ20mm 100mmX100mm
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現在ではトリガーバーの材質を
超々ジュラルミンという
アルミ合金に変更した
M84もマルシンから
発売されているそうです。





マルシンのベレッタM84が
1981年に発売されて以来
​多くの指示を集め​
現在でも発売が
続けられているのは

M84が持っている
「何よりもよいスタイル」を
忠実に再現し続けているためだと
私は思います。

参考文献
月刊Gun 1981年 11月号
月刊コンバット★マガジン 1982年5月号​

センターファイヤ―化や
トリガーバーの強化
これからもM84から
目が離せませんね♪



​​​​







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最終更新日  2023.08.30 19:36:38
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