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C22トイガン備忘録

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2021.06.26
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カテゴリ:モデルガン
今回は
マルシン MP40​
を紹介します。

実銃のMP40は
ドイツの兵器メーカーである
エルマ社が
ドイツ軍部の要求で
1938年に完成させた
MP38というサブマシンガンを
もとに開発されました。

MP38は従来の銃と異なり
木製の部品は用いず
プレス加工を多用しているため
高い生産性を誇っていました。

そのMP38に用いられる
アルミ部品の削減と
省力化を目指して
開発されたのがMP40であり
第二次世界中には100万艇も
製造されました。

「シュマイザー」の名前で呼ばれる
ことがありますが
設計主任者は
ハインリッヒ・フォルマ―であり
世界初の実用的な
サブマシンガン「MP18」を
設計した
ヒューゴ・シュマイザーの
設計ではありません。




最近発火する機会に
恵まれたので動作時の
様子をご覧入れましょう。

素晴らしいことに
装填したカートリッジを
すべて撃ち切りました。

マルシンは
かつて金属製の
MP40も発売していたため
プラ製のMP40は
「ニューMP40」
とも呼ばれています。

ニューMP40は
素材を変更したことで
動作性が向上したと
いわれており
今回、噂にたがわぬ発火ぶりを
確認できました。

現在でもニューMP40は
組み立てモデルとして
マルシンのカタログに
ラインナップされています。




向かって左から見たところ。

エジェクティングポートは
左側についています。

カートリッジの大きさのわりに
大きくあいているため
排莢はスムーズに行えます。




向かって右から見たところ。

全体的に実銃の雰囲気を
よく再現しており
亜鉛パーツが多めなため
プラ製の割には重量があります。

ボルトハンドルは向かって
右側についています。

右手でグリップとトリガーを
握っているわけですから
空いている左手でコッキングが
できるのは効率的な感じがします。




ストックの根元にある
ストック・リリース・ボタンを
押しながらストックを展開し
バットストックを90°傾けると
ストックを展開できます。

根元がややぐらついており
正直あまり構えやすくは
ないです。

これは個体差でしょうか。



上から見たところ。

リアサイトは100mと200mが
用意されており
200mは倒してある
板を起こすことで設定できます。

「S」と書かれている溝に
ボルトをひっかけるか
ボルトハンドルにある
赤い印が消えるまで
ボルトハンドルを
ボルトの方向へ押し込むことで
ボルトの前進を防ぐのが
安全装置となっています。





バレル周り。

マガジンの根元についている
マガジンキャッチは
大きくて押しやすいです。

バレルの下にある板は
「レスティング・バー」
という部品で
土嚢などに銃を引っかけて
射撃をする際
バレルを保護する役割を
果たしています。

また、銃口にはネジで
止められている
バレル・キャップがついており
これを外せばサプレッサーを
ねじ込めます。

バレル・キャップは
上からスプリングで
押さえつけられているので
やや回しづらいです。

この辺りはとても
さびやすいです。





ボルトをオープンにしたところ。

マガジンの後ろにある
鉤状の部品がエジェクターで
ここにボルトが引きずり出してきた
カートリッジの底が当たることで
排莢されます。




上から
分解したマルシンの
9mmパラベラム弾

組み立てたマルシンの
9mmパラベラム弾

マルシンの.380ACP
(9mmショート)

マルシン MP40に
マルシンの.380ACPを
装填しても
ちゃんと排莢されることから
マルシンの
.380ACPと
9mmパラベラム弾には
互換性があると考えられます。

それでは分解していきましょう。




マガジンを外し
ハンドガードの下にある
「ディスマウンティング・スクリュウ」を
引きながら回し
トリガーを引いて
アッパー・レシーバーを反時計回りに
回すと上下を分離できます。

アッパー・レシーバーは
バレルの根元にある
バレルナットを回してはずす
ことでバレルグループを
取り外せます。

ここまでドライバー等の
工具は一切使用していません。

MP38やMP40の特徴として
ボルトの後退を受け止めて
望遠鏡のように伸縮する
テレスコピック・チューブが
あり、これはマルシンの
ニューMP40でも
再現されています。

ただし、チューブ先端の
ファイヤリングピンは
モデルガンに存在しません。

代わりにチャンバーには
デトネータが付いています。



トリガーメカニズムは
ほぼ実銃のまま
簡素そのものです。

トリガーを引けば
トリガーバーを介して
シアーが下がるだけです。

ディスコネクターも何も
あったものではありません。




月刊コンバット★マガジン
1984年10月号のレポートには
マルシンの設計担当者の
「私たちの作ったこの
シュマイザーMP40は
”ブローバック・モデル”
なんです」
という記述があります。


”ブローバック・モデル”
通り
マルシンのニューMP40は
実銃に近いリアルな構造だけなく
発火させても十分に楽しめる
モデルガンです。

参考文献
別冊 Gun Part2 国際出版
月刊コンバット★マガジン 1984年 10月号

​ドイツ軍装備に
欠かせないMP40。
​皆さんもいかがでしょうか♪




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最終更新日  2023.08.30 19:35:29
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