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C22トイガン備忘録

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2021.06.27
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カテゴリ:モデルガン
今回は​
ハートフォード
シングル アクション アーミー
(以下SAA)
を紹介します。



実銃は
1873年から生産が始まった
シングルアクションオンリーの
6連発リボルバーです。

当初は黒色火薬を用いた
.45ロングコルト弾を
使用していましたが
その後、様々な弾薬を
使用できるモデルが製造
されました。

バレルについても
個人のカスタムを含め
大小多くの種類が
存在します。

私が所有しているのは
民間市場向けに販売された
銃身が軍用よりやや短い
「シビリアン」
というモデルの
モデルガンです。





左右から見たところ。

エジェクティングロッドの有無
以外、特に大きな左右の違いは
ありません。

ヘビーウェイト樹脂製のため
800番の紙やすりで磨いたのち
ブルーイング処理を施すと
金属に似た光沢がでます。

また、亜鉛パーツも
ブルーイングし直すことで
渋い色味がでます。

ブルーイング液は
こちらを使用しました。






ハンマーを起こしていくと
3段階に止まります。



最初に止まるところ。

シリンダーに6発装填したのち
ハンマーを最後まで戻すと
ファイヤリングピン
カートリッジの底に
触れてしまいます。

かといって
下記の
ハーフコックや
フルコックの状態にすると
持ち歩くとき不便です。

そのため、
ハンマーを戻すとき
この状態にすれば
ファイヤリングピンを
カートリッジの底に
あてないまま
持ち歩けます。



次に止まるところ。

いわゆるハーフコックです。

このときシリンダーストップが
下がってシリンダーは
フリーになります。

代わりにハンドが
シリンダーのラチェットを
軽く抑えているので
シリンダーが反時計回りに回ります。




装填、排莢は
この状態で
1発ずつ行います。




最後に止まるところ。

いわゆるフルコックです。

この状態でトリガーを引けば
シリンダーはシリンダーストップが
固定しているので
ハンマーについている
ファイヤリングピンが
カートリッジの底を打って
発火します。




.45ロングコルト弾を
模したカートリッジ。

.38スペシャルや
.357マグナムに
見慣れていると
やや大きく感じます。




シリンダーを前から見たところ。

実銃では、もともと
シリンダーの回転軸となる
ベースピンをフレーム下にある
ネジで直接止めていました。

1896年以降のモデルでは
写真のようにベースピンを
スプリングを挟んだ
ネジとナットで
止めています。




これによりネジを外さなくても
ネジを押すだけで
ベースピンが外せるように
なりました。



ネジを外していけば
簡単に分解ができます。

シングルアクションオンリー
ということもあり、
部品点数は少ないです。

ただ、
ピンのついたフレームを
右からネジで止める
現代のリボルバーと比べると
各部品の支点にネジを使っている
SAAでは、ネジの本数の
多さが目立ちます。



シンプルでありながら
ハーフコックなど独特な
機構を兼ね備え
現在でも絶大な人気を誇っている
SAA。

ハートフォードのモデルガンは
そのSAAの造形を
よくとらえていると
わたしは思います。

参考文献
Frederick Myatt 「MODERN SMALL ARMS」
月刊コンバット★マガジン 1982年 5月号

​ハートフォードから
さまざなオプションパーツが
販売されています。
ぜひ、ご確認下さい♪​











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最終更新日  2023.08.30 19:35:09
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