19日の日経平均 17371.97(-295.36)・東1部売買高 21.44 (億株)
・日経平均 17371.97(-295.36)・東1部売買高 21.44 (億株)・同先物 17390 (-270) ・同売買代金 29,639 (億円)・TOPIX 1706.93 (-23.78) ・同時価総額 547 (兆円)・東証2部 4071.44 (-10.57) ・値上がり 206 ・日経JQ 2053.48 (-5.72) ・値下がり 1470 19日の東京市場は反落。円高・アジア株安を受けて、全面安の展開となった。日経平均は後場一段安となり、400円超下落する場面もみられた。引けにかけて若干下げ渋ったが、今年5番目の下げ幅を記録した。 日銀による早期利上げ懸念から為替相場が円高方向に振れると、相場全体に暗雲が漂った。来週の主力企業の決算発表や、引け後の中国のGDP発表を控え、積極的な買いが入りにくいなか、先物主導で値を崩した。日経平均は引けにかけて若干下げ渋ったが、25日移動平均(17373円)を割り込み、東証1部の年初来安値更数が今年最多の190を記録。新興3市場も下げ止まらないなど、明日以降に不安を残した。 新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,053.48 -5.72 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,652.98 -0.99 222社 403社 108社 81.9%マザーズ指数 957.09 -16.13 33社 149社 5社 100.0%ヘラクレス指数 1,580.28 +1.02 56社 95社 7社 96.9%====================================================================== 19日の新興市場では、日経ジャスダック平均が7日続落、マザーズ指数が続落、ヘラクレス指数が7日ぶりに反発と高安まちまちの展開。ジャスダック平均とマザーズ指数は連日で安値更新となった。全体相場に連れ安する形で寄り付きから軟調に推移。決算発表の本格化を控え、商いも低調となり、ジャスダック市場では売買代金が400億円程度に止まった。 ジャスダック市場では、楽天やインデックス、メイコー、インテリ、ジャストシステムなどが上昇。Eトレードやエイチアイ、サハダイヤ、ジーダット、アルセ、アークなどが下落。決算内容が好感された総和地所、エルモ社やセプテーニが人気化する一方、バーテックスやイー・ギャランティ、今期見通しが嫌気されてブロッコリーなどが大きく売られた。 マザーズ市場では、好業績のミクシィ、GCA、ネットエイジ、サイバーA。ACCESS、CCIなど主力銘柄に堅調なものが多いが、アクロディアやエーアイティー、ゴルフパートナー、イー・キャッシュ、エリアリンク、DeNAなどが売られた。 ヘラクレス市場では、ASSETやダヴィンチ、アイフリーク、クオールなどが買われたが、ゼンテックやウェブドゥ、アマガサ、大証、ODK、USENなど売買代金上位銘柄には売り優勢が目立つ。SBIフューチャーズやクインランド、アライヴなどが値を飛ばす反面、ネクストジェンやダブルクリック、スター・マイカなどがさえない。≪NY株式相場はダウが2カ月ぶりに史上最高値を更新≫□ダウ平均 :12803.84(△30.80)□ナスダック : 2510.50(▼ 6.45)□日経225先物 :17630 (▼30:大証比)□為 替 : 118.60-70□金価格 : 693.30(△0.80)□WTI原油先物(期近): 63.13 (△0.03)□売り :4830万株□買い :3330万株□売越し:1500万株市場では、「中国の1~3月期GDP(国内総生産)の発表時間延期で当局の金融引き締めを勘ぐる向きもあるが、あくまでも直接要因は先物の仕掛け売り。いずれ先物に振り回される相場も収束するだろう」(準大手証券)、「円高懸念は残るが、基本的には先物が市場を無理やり動かしている。企業決算を控え、国内勢が本気で動けない中、特定証券による先物売買に右往左往しているだけ」(中堅証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比 1 4743 アイティフォー 610 100 2 2466 パシフィックゴルフGR 108,000 8,100 3 6378 木村化工機 588 44 4 1813 不動テトラ 119 8 5 9130 共栄タンカー 337 19 6 7599 ガリバーインターナショ 7,650 420 7 8245 丸栄 360 18 8 9070 トナミ運輸 324 16 9 7312 タカタ 4,540 21010 7007 佐世保重工業 502 21<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比 1 3606 レナウン 1,058 -80 2 3593 ホギメディカル 5,580 -400 3 1979 大氣社 1,435 -76 4 6861 キーエンス 26,120 -1,260 5 6319 シンニッタン 686 -33 6 8237 松屋 2,190 -105 7 5721 エス・サイエンス 21 -1 8 6793 山水電気 22 -1 9 9842 アークランドサカモト 2,125 -95 10 9766 コナミ 3,140 -140○アイティフォー(前場終値591円+81円)一時S高。一部報道で前3月期の経常利益が前々期比23%増の15億5,000万円前後と従来予想を上回ったと報じたことが要因。自律反発の機会をうかがっていただけに、リバウンドとなっているようだ。○ミクシィ(前場終値1,780,000円+150,000円)急反発。前3月期見込みを上方修正。経常利益を従来予想17億1,900万円から21億円(前々期比2.3倍)に増額。携帯電話向けサービスの機能向上などでユーザー数が拡大し、広告収入が好調に推移したことが要因。○三井造船(前場終値520円+17円)続伸。前3月期見込みを上方修正。連結経常利益を従来予想140億円から180億円(前々期比43%増)に増額。全般的に受注環境が好転していることに加え、相互独活アップで採算も改善した。また、同時に前期末配当を2.5円から3.5円に引き上げている。○太平洋セメ(前場終値527円+5円)小じっかり。前3月期の単独業績見込みを上方修正。経常利益で220億円から263億円(前々期比26%増)に増額。セメントの国内販売数量が増加したことが要因。なお、純利益については保有株式の一部を減損処理したため、85億円から56億円(前々期227億円強の赤字)に下方修正した。○バンダイナムコ(前場終値1,920円+1円)続伸。前3月期見込みを上方修正。連結経常利益で405億円から450億円(前々期比21%増)に増額。また同時に500万株(発行済み株式数の1.92%)・100億円を上限とする自己株式取得を発表している。○不動テトラ(前場終値121円+10円)続急伸。朝方のラジオ番組で取り上げられた模様。○ガリバーI(前場終値7,810円+580円)急反発。前日に前2月期決算を発表。連結経常利益は前々期比17%増の109億9,800万円と2ケタ増益となった。新規採用の抑制や広告費の合理化などで販管費が抑えられたことが奏効。今期も10%増益を見込んでおり、好業績維持が好感されているようだ。○ビジネスB太昭(前場終値719円+32円)反発し年初来高値更新。前3月期見込みを上方修正。連結経常利益で従来予想7億3,500万円から9億7,100万円(前々期比33%増)に増額。4Qでプロジェクト利益率が改善したことが奏効した模様。○サイトサポート(前場終値809円+83円)大幅高。前3月期見込みを上方修正。経常利益で従来予想2億6,500万円から3億9,500万円(前々期1億900万円の赤字)に増額し、最高益を更新した模様。業務プロセスの改善などが奏効。○宮入バルブ(前場終値277円-3円)前3月期見込みを下方修正。経常損益で従来予想5,000万円の黒字から4億8,000万円の赤字に減額。売買目的有価証券の評価損計上などで。○総和地所(前場終値376,000円買い気配)S高買い気配。前日に前2月期決算を発表。連結経常利益は8億4,800万円(前々期比29%増)となったことに加え、今期も前期比25%増の10億5,800万円見通しと業績好調が継続する模様。○本日のIPO東証1部に上場の八千代銀行(前場終値599,000円)が公開価格630,000円に対して595,000円でスタート。そのほかでは、東証マザーズに上場したアイティメディア(前場終値685,000円)は同450,000円に対して680,000円スタート。ジャスダック上場のホリイフードサービス(前場終値1,115円)は同1,100円に対して1,201円、パシフィックシステム(前場終値2,560円)は同1,900円に対して3,000円のそれぞれスタートとなった。・EU、カルテル摘発強化 制裁金4ヵ月で年間最高、今年・英ポンドの対ドル相場高値 英国、追加利上げ観測強まる・07年の工作機械受注「初の1兆5000億円超えもあり得る」・ダウ工業株30種平均が2カ月ぶりに史上最高値を更新・海外新薬1年半で承認、共同治験を推進 厚労省5年計画・物価や消費、地域差鮮明 日銀支店長会議、細かく点検へ・「郵便局会社」の顧客情報システム、構築・運営、米社に一括・消費者金融大手4社の前期、合計で赤字1兆円超の見通し・HOYA・ペンタックス、経営統合で溝埋まらず・ソニー、赤字のゲーム部門リストラ 欧州の人員1割削減・三井住友海上、欧米で天候デリバティブ 専業米社を買収・人材派遣各社、専門技能育成競う フジスタッフ、CAD講座・日興コーデへのTOB、株価指数連動型の資産運用会社応じず・NTT、グループ人事固まる――東西・ドコモ社長留任・新日石、石油製品の卸値5円引き上げ――来月出荷分・日本製半導体製造装置の受注額、6年ぶり過去最高 06年度 ・ニフティ、光接続サービス値上げ 集合住宅向け、大手で初・イオン、北京に初出店 中国で5年以内に100店体制へ・デンソー、北海道に自動車用電子部品の新工場 来年メド稼動・高速増殖炉実証炉の実験炉、三菱重工が設計 経産省など決定・今年の工作機械受注、初の1兆5千億円あり得る 日工会会長・ガスプロム、サハリン2の権益を三井物など3社から74億ドルで取得・オムロン子会社、GE横河と医療機器を共同開発・三菱重、高速増殖炉の実証炉を設計――2015年メド着手・日産社長、北米にディーゼル車 2010年投入を表明・高島屋、通販サイトを刷新――商品数、最大1万点に・フジテレビとバンダイナムコ、ゲームソフト共同出資で製作・京セラ、内外で太陽電池を増産――総投資300億円・JAL、羽田深夜便7割増――余剰機で国際チャーター便・日立、薄型TV黒字に――プラズマ新工場は先送り・テルモの今期、経常益630億円――7期連続最高益へ・バンナムHDの前期、経常益21%増――携帯ゲーム好調・ガリバーの07年2月期、純利益49%増で過去最高に・米スティール、高田機の保有全株をリバティに売却・王子紙と日本紙の前期、経常益が従来予想下回る・三井造の前期、純利益3.4倍で最高――「船舶」営業黒字化・太平洋セメの前期単独、最終黒字56億円――予想に届かず・井村屋の前期、39年ぶり経常赤字――暖冬で肉まん不振・ITFORの前期単独、経常益23%増・日立子会社、核燃料再処理施設の耐震設計ミス報告せず・新規公開 八千代銀行 公開価格63万円 パシフィックシステム 公開価格1,900円 ホリイフードサービス 公開価格1,100円 アイティメディア 公開価格45万円