前場
・前引けの日経平均は19,265.95円の128.00円高、TOPIXは1,414.30ポイントの7.40ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,583、値下がり銘柄数は494。出来高は4億7,792万株、売買代金は8,148億円。 原油価格と米国株の反発を受けて、日経平均も上昇したが19,300円を挟んだ展開となり、上げ幅は控えめだった。米国では経済活動の早期再開期待が抱かれたが、日本では5月7日以降も自粛要請が継続しそうなことが上値追いを控えさせている。 サイバーエージェントは好決算で買われ、明日決算発表を予定しているファナックも高い。 その他、住友鉱山などの非鉄株と共栄タンカーが上昇。 埼玉地盤の食品スーパーのベルク(9974)はいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたことが好感された。 半面、エーザイは、アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を共同開発している米バイオジェンがFDA(米食品医薬品局)への申請を7~9月に計画していると発表したため、申請の遅れが失望され、売られた。 昨日賑わった新日本科学は反落した。 業種別上昇率上位は鉱業、非鉄、海運、石油、ガラス土石で、下落率上位は空運、陸運、保険、ノンバンク、証券。