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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 18066.11(-21.37)・東1部売買高 17.56 (億株) ・同先物 18090 (-10) ・同売買代金 24,009 (億円) ・TOPIX 1765.87 (+1) ・同時価総額 564 (兆円) ・東証2部 4159.07 (-30.38)・値上がり 748 ・日経JQ 2099.43 (-14.1) ・値下がり 834 ====================================================================== 26日の東京市場は続落。薄商いのなか軟調に推移した。日経平均は狭い レンジでのもみあいに終始し、権利落ち分(約8円)を埋め戻すことが出 来ず3日続落。一方、TOPIXは小幅ながら3日ぶりに反発となった。 日経平均は18000円割れ寸前まで下落したが、辛うじて大台をキープする ところをみると押し目買い意欲は依然として旺盛なようだ。その一方で、 積極的に買い進む動きも限定的。前場、後場に数回プラスとなる場面があり ながら、前日同様に約15円上昇したところで頭打ちになるなど、上値の重さ も相変わらずだった。市場エネルギーの低迷が続いており、東証1部の売買 代金は前日比9.2%減の2兆4009億円で、今月最低(年初来では10番目の低水 準)を記録。史上最高の売買代金を記録した6月8日のSQ以降、活況の目安 とされる3兆円割れの日々となっている。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― JASDAQ平均 2,099.43 -14.10 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率 J-STOCK INDEX 1,690.84 -32.28 216社 442社 132社 86.4% マザーズ指数 909.87 -23.39 23社 161社 6社 99.4% ヘラクレス指数 1,478.38 -28.50 27社 123社 10社 97.1% ====================================================================== 26日の新興市場では、日経ジャスダック平均は9日ぶりに反落、マザーズ 指数とヘラクレス指数は3日落となった。全体相場に連れ安する形で3指数 とも売り先行でスタート。日経平均株価は後場にかけて下げ幅縮小の動き を見せたが、新興3指数は大引け直前に小幅な戻りを見せた事を除いて、 終始売り優勢となる軟調な展開だった。 ジャスダック市場では、Eトレードやネットインデックス、楽天、アーク 、サイバーコム、オプトといった主力銘柄が軒並み下落。テレウェイヴや メイコー、コスモイニシア、ワークスAPなどが上昇し、増額修正のテイツ ーはストップ高。同じく上方修正のトーセイも人気化した。 マザーズ市場では、上場3日目のインフォテリアが利益確定売りに押され てストップ安。他にもサイバーAやアクロディア、NTTDIM、OHT 、ミクシィ、DeNA、ネットエイジなど売買代金上位銘柄は大方売られ た。値上り率上位ではタケエイやダイセキ環境、パラカ、アスカネットな どが並んだ。 ヘラクレス市場では、前日に続き売買代金首位のマネーパやダヴィンチ 、ASSET、ガーラ、デジアド、エン・ジャパン、ネクストジェンなど が軟調。ゼンテックやアパマン、アライヴ、クインランドなどが買われた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ≪NY株式相場はサブプライムローンの問題が重しとなり小幅続落≫ □ダウ平均 :13352.05(▼ 8.21) □ナスダック : 2577.08(▼11.88) □日経225先物 :18040 (▼60:大証比) □為 替 : 123.60-70 □金価格 : 654.70(▼2.30) □WTI原油先物(期近): 69.18 (△0.04) □売り :3580万株 □買い :2430万株 □売越し:1150万株 市場では、「米経済の先行きが不透明であり、新たなポジション取りができない。 参院選で政局がひっくり返る可能性も残り、しばらくボックス相場が続くのではな いか」(米系証券)、「強いと言えば強いが、儲けづらい相場。上昇トレンド下に あって日本株専門ヘッジファンドが数社撤退するなど利益なき指数上昇と受け止め ざるを得ない」(中堅証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6453|シルバー精工 | 66| 10| 17.86| 2| 5480|日本冶金工業 |1466| 139| 10.47| 3| 6793|山水電気 | 13| 1| 8.33| 4| 6378|木村化工機 | 728| 47| 6.9| 5| 6373|大同工業 | 357| 21| 6.25| 6| 2579|コカウエスト |2805| 160| 6.05| 7| 5541|大平洋金属 |2095| 100| 5.01| 8| 6381|アネスト岩田 | 758| 34| 4.7| 9| 7893|プロネクサス |1059| 46| 4.54| 10| 4548|生化学工業 |1459| 60| 4.29| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 7445|ライトオン |2080| -235| -10.15| 2| 4723|グッドウィル |46000| -4700| -9.27| 3| 8423|フィデック |189000|-18000| -8.7| 4| 2371|カカクコム |318000|-27000| -7.83| 5| 5721|エスサイエンス | 25| -2| -7.41| 6| 5931|川田工業 | 270| -20| -6.9| 7| 8913|ゼクス |117000| -8000| -6.4| 8| 7517|黒田電気 |1815| -116| -6.01| 9| 1813|不動テトラ | 216| -13| -5.68| 10| 7873|アーク |1066| -64| -5.66| <値上がり銘柄> ○日本冶金工業<5480>、大平洋金属<5541>が高い。25日のLMEでニッケル市 況が上昇したことに加え、国内でもストップ高となっており、これが手がかり 材料になった。 ○東京テアトル<9633>、太平洋興発<8835>など仕手系の銘柄の一角に買いが入 っている。特に目新しい材料は出ていないが、ここ1ヶ月は特定筋の資金の回転 が効いており、以前に手掛けた銘柄は循環物色の対象となっており突発的に短 期資金の買いが入るようである。市場では「シルバー精工が活発に動いている ことから、他の銘柄に思惑が働くようだ」(地場証券営業部)との声があった。 ○テイツー<7610>がストップ高。同社は25日、今2月期の連結業績予想を上方修 正、経常利益11億8000万円(前回予想10億2000万円)、純利益4億5000万円(変 更なし)としており、これが好感された。 ○テンポスバスターズ<2751>が一時ストップ高。今期大幅増益予想となったう え、四季報予想を上回ったことが好感された。同社は25日、今4月期連結業績に ついて、経常利益6億3000万円(前期比49%増)、純利益3億3000万円(同75% 増)となる見通しと発表した。「四季報」予想の経常利益6億円、純利益3億30 00万円を上回った。 ○ピーアンドピー<2426>が堅調。26日付日経新聞朝刊で、同社が棚卸し代行の インベックス・パートナーズ(長野市)を買収するとが報じており、これが手 がかり材料視されている。ただし、同社では「決定した事実はない」とのリリ ースを発表している。 ○トーセイ<8923>がしっかり。上方修正を好感した買いが入っている。25日、 5月中間期の連結業績予想を上方修正、経常利益25億9500万円(前回予想22億6 200万円)、純利益14億8200万円(同11億3400万円)とした。 <値下がり銘柄> ●アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、エルピーダ<6665>など半導体関 連株に下げが目立っている。25日に長い上髭をつけたことで、目先天井との見 方から警戒感が強くなり、積極的な買いが入りづらくなったという。 ●フリービット<3843>、NTTデータイントラマート<3850>、インフォテリア <3853>、サイバーコム<3852>、幼児活動研究会<2152>、マネーパートナーズ<8 732>など直近IPO銘柄が急落している。値動きの軽さに着目した短期資金が 流入していたが、ここにきて低位株に資金が向かった、との見方も出ている。 ●フレームワークス<3740>が続落。同社は25日、前5月期の単独業績予想を赤字 修正、経常損益4億2600万円の赤字(前回予想2億5500万円の黒字)、純損益12 億4400万円の赤字(同7億4300万円の赤字)としており、これが嫌気されたよう だ。連結については算定中で、明らかになり次第、開示するとしている。 ●ニイウスコー<2731>が売られている。26日は6月期末決算の配当権利落ちとな っており、利益確定の売りが出ているようだ。 ●ライトオン<7445>が大幅続落。引き続き下方修正が嫌気されたようだ。同社 は22日、今8月期の連結業績予想を下方修正、経常利益60億円(従来予想100億 円)、純利益25億円(同50億5000万円)としており、これが嫌気された。 ●グッドウィル<4723>はストップ安売り気配まで急落した。昨日に発表した新 株予約権発行が嫌気されている。この日は6月期末の権利落ちでもあり、個人株 主の処分なども加わり一気に需給が悪化した。 昨日の日経平均株価は続落。6月13日安値17591円を底値とする短期上昇トレンド や、年初来安値16532円(3月5日)を底値とする長期上昇トレンドが継続中である。 ただし、先週は週初に大きく上昇したあとは、18100円~18300円の狭いレンジを形 成した。昨日はサポートの18100円水準を終値で下回ったが、このまま18007円(6月 15日高値)からのマドを埋めると、今月半ばからの短期上昇トレンドは20日高値 18297円で一旦天井を打った形となる。下値の目処としては18100円から、先週のレ ンジの値幅200円を差し引いた17900円となる。一方、その場合の最初の上値抵抗線 は18100円。ただ、先週のレンジの中値18200円を上回ると、過去2日の高値の突破に もつながり、調整一巡感からあらためて年初来高値18300(2月26日)の更新を目指 す動きになりそうだ。 ・新規公開 UBIC<2158> 公開価格8,500円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.26 20:59:53
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