中国のネット検索最大手、百度(バイドゥ・ドット・コム)は26日、出井伸之ソニー前会長(69)を社外取締役に迎えたと発表した。出井氏の経営や企業統治での経験に期待するとともに、「日本での検索事業の発展にもつなげる」(百度の李彦宏最高経営責任者)としている。中国企業が海外の著名経営者を取締役に迎えるのはまだ珍しい。
百度は米ナスダックに上場している。今年3月には日本語での検索サービスに参入した。同社によれば出井氏の就任は14日付。出井氏は21日付でソニーの最高顧問職を退任、昨年設立した経営コンサルタント会社の経営に専念している。
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最終更新日
2007.06.27 13:39:19