】8月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反発。前日比119ドル01セント高の1万3357ドル74セントで終えた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同31.06ポイント高の2596.36で終えた。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などを受けて、利下げ期待が強まり買いが優勢となった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約13億9000万株。ナスダック市場(速報)は約15億5000万株だった。
ブッシュ米大統領が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題への対策を打ち出すとの見込みから、買いが先行。住宅ローン大手のカントリーワイド・ファインナンシャルなどが買われた。
午前10時ごろに、バーナンキFRB議長がサブプライム問題に端を発する市場の混乱について「必要に応じて行動する」と述べたと伝わった。市場で強まっている利下げ観測を否定しなかったことで、利下げ期待が強まり買いを誘った。
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最終更新日
2007.09.01 07:53:40