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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 16127.42(+306.23)・東1部売買高 24.03 (億株) ・同先物 16090 (+340) ・同売買代金 36,616 (億円) ・TOPIX 1544.71 (+21.84) ・同時価総額 495 (兆円) ・東証2部 3541.64 (+15.3) ・値上がり 962 ・日経JQ 1831.77 (+1.6) ・値下がり 640 ====================================================================== 14日の東京市場は続伸。後場上げ幅を拡大した。業種別では、その他製品、 銀行、非鉄金属、保険、輸送用機器などが値上り率上位。その一方で、鉱業、 パルプ・紙、陸運、その他金融、電気・ガスなどが軟調に推移した。売買代金 上位は、みずほ、三井住友、任天堂、トヨタ、三菱UFJ、キヤノンなど。 米国株高、円安進展を背景に買い優勢となった。日経平均は16000円の大台を 回復すると、後場は先物主導で上げ幅を拡大。ほぼ高値圏で取引を終えた。 東証1部の値上り銘柄数は962(全体の55.7%)で、規模別株価指数は全て上昇。 国際優良株や資源株が軒並み高となり相場をけん引。前場軟調だった銀行、 不動産なども後場上昇に転じた。新興市場ではリバウンド狙いの買いが入り、 主要指数が久々に上昇した。 来週は上値の重い展開となりそうだ。景気減速懸念やサブプライム問題が 燻るなか、米FOMC、日銀金融政策決定会合、自民党総裁選の行方などを見極め たいとして、様子見ムードが広がると思われる。今週は二番底形成が警戒され たが週後半にかけて持ち直し、日経平均は9月限SQ値(15890円)を上回って 取引を終えるなど、随所に底入れの兆しが見られた。しかし、日経平均は25日 移動平均(週末時点で16153円)が上値抵抗ラインとして意識されており、 これを大幅に上回ってこない限りトレンドが転換したとは判断できない。 来週のイベントでは、日米での金融政策に注目が集まる。米FOMCでは利下げが 確実視されており、問題はその利下げ幅。0.5%を期待する向きもあるだけに、 0.25%では失望を招く可能性もある。一方、日銀は今回も利上げ見送りの公算 だが、今後の利上げの可能性を含めて福井総裁の会見内容が注目されよう。 その他では、東京ゲームショウ開催でゲーム関連の動向、9月の権利付き売買 最終日を控えて、優待・配当取りが入るかも注目。さらに、福田氏と麻生氏の 一騎打ちとなる自民党総裁選の行方も要注目。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 指標(9/14) 指数 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1,831.77 +1.60 7,575万株 319社 297社 108社 J-STOCK INDEX 1,472.24 +0.72 JASDAQ INDEX 70.56 +0.08 マザーズ指数 637.25 +8.42 747万株 90社 90社 15社 ヘラクレス指数 1,081.66 +7.98 376万株 75社 74社 13社 ====================================================================== 14日の新興市場は、日経ジャスダック平均とマザーズ指数は9日ぶり反発、 ヘラクレス指数は5日ぶり反発となった。3指数とも、朝高後は下げに転じ、 前引けはマイナス。一方、後場には入ってからは、日経平均株価の動きに 合わせ、堅調に推移。値ごろ感から主力銘柄を中心に買いが入った。 また、東証2部指数は、終日堅調に推移し、9日ぶりに反発した。 ジャスダック市場では、楽天やEトレード証、コムチュア、Eギャランティ 、インテリなどが上昇。一方、NOVAや、ジャストシステム、INDEXHD、 JCOMなどが下落した。また、麻生フオームやブロッコリーなど麻生関連銘柄 も利益確定の売りが優勢。 マザーズ市場では、サイバーA、ACCESS、フルスピード、MEXなどが 買われた。また、前期実績が速報値に届かなかったアルデプロや、経常利益予想 を引き下げたCCIも、値ごろ感から上昇。一方、DeNA、GCA、ミクシィ などが売られた。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチやアセットマネジなど不動産ファンド系を はじめ、マネパ、大証などが高く、ゼンテックやアイフリーク、アイル、 夢真HDなどが安い。 ≪NY株式相場はGM・マクドナルドが急伸し、相場を押し上げ≫ □ダウ平均 :13424.88(△133.23) □ナスダック : 2601.06(△ 8.99) □日経225先物 :15980 (△230:大証比) □為 替 : 115.00-10 □金価格 : 717.90(▼2.80) □WTI原油先物(期近): 80.09 (△0.18) □売り :3930万株 □買い :2660万株 □売越し:1270万株 市場では、「メジャーSQ(特別清算指数)算出を無事に終え、買い安心感に先 物が上にフレた。来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)での政策金利0.5% 引き下げ観測が独り歩きしているが、実際の引き下げ幅との見合いで米国市場がど う反応するかが先行きの鍵になる」(準大手証券)、「流れが少し変わってきた。 メガバンクまで浮上し、現物市場は改善の気配だ。ただ、先物市場では、力ずくで 売り買いをやっている面があり、戻りを試せるかの見極めは必要だ」(中堅証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 1813|不動テトラ | 113| 13| 13| 2| 9449|GMOインタ | 321| 36| 12.63| 3| 6363|酉島製作所 |1350| 122| 9.93| 4| 4997|日本農薬 | 748| 63| 9.2| 5| 5726|住友チタニウム |8120| 670| 8.99| 6| 2678|アスクル |2675| 215| 8.74| 7| 4848|フルキャスト |67500| 5000| 8| 8| 2501|サッポロ | 742| 54| 7.85| 9| 6213|オーエム製作所 | 780| 53| 7.29| 10| 3001|片倉工業 |1954| 126| 6.89| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 8568|シンキ | 114| -35| -23.49| 2| 2731|ニイウスコー |6800| -740| -9.81| 3| 8571|NISグループ | 456| -42| -8.43| 4| 4003|コープケミカル | 111| -10| -8.26| 5| 9751|TIS |2170| -195| -8.25| 6| 1854|新井組 | 60| -5| -7.69| 7| 6818|島田理化工業 | 196| -15| -7.11| 8| 9704|東海観光 | 45| -3| -6.25| 9| 8980|LCP投 |387000|-25000| -6.07| 10| 8965|ニューシテ投 |527000|-34000| -6.06| 6764 三洋電機 185 +10 後場は一段高。携帯電話事業を京セラに売却へとの報道が伝わり、リストラの進展 として材料視されているようだ。また、携帯電話販売代理店子会社のテレパークへ の売却は正式に発表している。直近では、半導体事業の売却交渉が進んでいるほか、 白物家電の売却検討報道なども伝わっており、事業の集中と選択が一挙に進むとの 期待感へ。なお、携帯電話事業売却に関しては、会社側は売却を固めた事実はない とのコメント。 メガバンク 後場寄りからは一斉高の展開になっている。英住宅金融ノーザン・ロックに対する 中銀の金融支援報道、マッコーリーの決算発表に伴う安心感なども前場から指摘さ れてはいたようだが、後場入り後はショートカバーの動きなどが本格化してきてい るとの観測が多い模様。特に目立った材料は表面化していないが、中間決算期末を 控えて、ヘッジファンドの買い戻し期待が高まりやすいタイミングではあるようだ。 7974 任天堂 55100 +2900 しっかり。同社の目標株価が最も高い水準であったCLSAだが、今回は目標株価 を従来の8万円から10万円にまで引き上げているようだ。当面は収益の急成長が 継続するとの見方。営業利益は今期の4700億円に続いて、来期は7428億円、再 来期は1兆円と予想。 9449 GMOインタ 321 +36 一時ストップ高と急騰。目立った材料は観測されておらず、需給面が主導する展開 と観測される。昨日はフルキャストやグッドウィルが急反発する展開となっており、 同様に、ここまで売り込まれ続けてきた同社にも連想感が波及する状況のようだ。 信用取組動向は拮抗状態にあるほか、ヘッジファンドなどが売りに傾いている銘柄 とも指摘され、決算期末を控えて買い戻しも想定されるタイミング。 8568 シンキ 114 -35 売り気配から急落。業績下方修正、並びに、株主割当増資などの発表を嫌気。中間 期最終損益は従来の2億円の黒字予想から198億円の赤字に下方修正している。ま た、保有株1株に対して3株の割当増資を実施と発表、申し込みをしない株主にと っては株式価値の希薄化にもつながるため、処分売りが急がれる状況へ。 5713 住友鉱 2420 +155 続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。中間期経常利益は910億円の従 来予想から1330億円に、通期では2000億円から2140億円に増額へ。ニッケル市 況の下落を背景に、下半期は実質下方修正の形だが、ネガティブインパクトも大き くなっていない。足元でニッケル市況が底打ちに転じていることもあり、保守的な 計画といった見方にもつながっているようだ。 6752 松下電産 2045 +77 買い先行。GSでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価を2500 円としている。今後、PDPに関する株式市場のセンチメントが改善に向かうなか で、買う材料がないといった同社に対する評価は払拭される可能性があるとみてい るようだ。なお、一部報道では、プラズマパネルの国内第4工場の生産能力を倍増 する方針とも伝わっている。 ・NY原油、9日続伸――10月物80.09ドルで終了、連日の最高値更新 ・Jパワー、水道事業参入――取水から給水まで、自治体からPFIで受託狙う ・経産省、補助金不正受給問題でガス会社を一斉調査へ――大ガスの不正受け ・シンキ、今期150億円の最終赤字へ――過払い金返還、新生銀が追加出資 ・ウィルコム社長、次世代PHSでネット定額維持の方針 ・JCOM、電通と提携――CATVで双方向型広告(日経) ・JFEスチール、強度が世界最高水準の自動車鋼板開発――強度1.5倍 ・「純民間1号」のH2Aロケット、きょうにも打ち上げ――三菱重、採算確保へ試金石 ・旭硝子、液晶パネル撤退へ――製造子会社売却へ入札、ガラス基板に集中 ・シャープ・ソニーなど、大型液晶の省エネ技術を共同研究 ・松下、「尼崎第2」増強前倒し――プラズマ、年1000万台に ・三菱化学、ポリエステルフィルムに増産投資――70億円( ・松電工、家庭用省エネ照明で新製品攻勢――年末商戦へ30品種 ・KDDI、携帯電話事業「au」で中小法人を開拓――全2300店に営業担当者 ・阪神電気鉄道、海外旅行を販促――プロ野球・阪神タイガース日本一なら代金3万円返金 ・丸大食もハム・ソーセージなど値上げ――原料高で平均10% ・資生堂、中国に高級品投入――「ツバキ」今月下旬から ・ANA、札幌―松山など3路線廃止へ――年度内に ・アデランス、売上高1000億円へ中期目標 ・トヨタ、国内に車両工場――17年ぶり、09年稼働 ・いすゞ、トラックなど10万台リコール(日経、産経) ・厚労省、日雇い派遣に失業手当――労働者の安全網拡大、フルキャストの申請受け ・自動車、業績拡大に陰り――アナリスト予想値低下、米景気・円高懸念 ・住友鉱の今期経常益4%増の2140億円に――予想140億円上回る ・Drシーラボの前期配当600円――従来予想460円 ・アスクルの6―8月期純利益2.4倍に――オフィス家具など売り上げ増 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.14 20:03:06
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