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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 15771.57(-325.11)・東1部売買高 24.54 (億株) ・同先物 15740 (-390) ・同売買代金 30,466 (億円) ・TOPIX 1516.94 (-39.75) ・同時価総額 489 (兆円) ・東証2部 3491.51 (-65.84) ・値上がり 128 ・日経JQ 1796.02 (-21.23) ・値下がり 1565 ====================================================================== 8日の東京市場は大幅続落となったが、後場若干下げ渋った。米国株安、 円高進行を受けて、東京市場は売り一色の展開。日経平均は一時470円 下げる場面もあったが、大引けにかけて買い戻しが入り若干下げ渋った。 日経平均は寄り付き段階で心理的な節目である16000円をあっさり割り 込み、一時500円近く下落。ただ、9月11日に付けた直近安値(15610円) 手前で踏み留まったことで、大引けにかけて買い戻しが入ったと思われる。 足下では、欧米でサブプライム問題の深刻さが増し、為替相場も対ドルで 8月17日につけた高値(111円57銭)に接近するなど、予断を許さない状況が 続いているが、明るい材料も垣間見えた。まず、冒頭で述べたように日経平 均が9月安値目前で下げ止まり、今週に入って続いてきた「後場値崩れ」の 悪循環に歯止めが掛かった。さらに、東証1部に先駆けて目先の底打ち・天井 をつけた新興市場がこの日は大幅高となり、とりわけ直近急落していたネッ ト関連株の急騰は相場反転のシグナルかもしれない。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1796.02 -21.23 4842万株 130社 518社 72社 マザーズ指数 855.14 +28.25 501万株 85社 100社 12社 ヘラクレス指数 1301.42 +19.68 267万株 67社 92社 9社 ====================================================================== 8日の新興市場は、日経ジャスダック平均6日続落となる一方、マザーズ 指数とヘラクレス指数は反発した。朝方は日経平均株価に連れ安し、3指数 とも売り先行スタート。ただ、売られ過ぎとの見方が出ていた主力のネット 関連銘柄に買いが入ったことで、前場中頃からマザーズ指数が反発。これに けん引される形でヘラクレス市場にも買いが波及した。ただ、値動きの鈍い ジャスダック銘柄には短期資金は向かわなかったようで、市場間での選別物 色が鮮明となった。 ジャスダック市場では、楽天やインテリ、ファンコミュ、エイチアイ、 プロパスト、オプトなどが上昇。Eトレードやインデックス、スパークス、 竹内製、マクドナルド、NOVAなどが下落した。 マザーズ市場では、ミクシィやDeNA、サイバーA、増額修正のアク ロディア、GCA、CCIなど主力銘柄が大幅高。2日連続ストップ安だっ たACCESSは大和の2段階格上げなどを手掛かりにストップ高となった。 逆に、利益確定売りに押されたアプリックス、アルデプロやOHT、フィン テック、ダイセキ環境などはさえない。 ヘラクレス市場では、ASSETやダヴィンチ、ゼンテック、マネースク ウェア、デジアーツ、テクノアルファ、アイレップなどが買われ、ターボリ ナックスや大証、BBタワー、アイフリーク、デジアドなどが売られた。 ≪NY株式相場は米金融機関の業績に対する不安や急速なドル安進行で急反落≫ □ダウ平均 :13300.02(▼360.92) □ナスダック : 2748.76(▼ 76.42) □日経225先物 :15850 (▼280:大証比) □為 替 : 112.55-65 □金価格 : 833.50(△10.10) □WTI原油先物(期近): 96.37 (▼ 0.33) □売り :5810万株 □買い :2740万株 □売越し:3070万株 市場では、「GLOBEXの下げで今晩のNYマーケットが懸念された。サブプ ライムローン問題が収束せず、不安感は解消されていない。取りあえず、バーナン キFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言で不安を和らげるような内容が 示されるかどうか見極めたい」(準大手証券)、「資金の流れが逆回転し始めてい る。持ち高整理の動きとなり、追い証(追加担保差し入れ義務)発生に伴う処分売 りも警戒される。テクニカルでは、オシレーター(振幅測定)系で安易に買うのは 危険。トレンドは下への危険性を示唆している」(中堅証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 8571|NISグループ | 410| 66| 19.19| 2| 4319|TAC | 489| 70| 16.71| 3| 3715|ドワンゴ |391000| 47000| 13.66| 4| 9382|バンテック |179000| 18000| 11.18| 5| 6794|フォスター電機 |2780| 200| 7.75| 6| 8282|ケーズHLDG |2770| 190| 7.36| 7| 6963|ローム |10420| 710| 7.31| 8| 2875|東洋水産 |2110| 123| 6.19| 9| 6816|アルパイン |1947| 113| 6.16| 10| 7266|今仙電機製作所 |1818| 95| 5.51| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 3313|ブックオフ | 850| -200| -19.05| 2| 5931|川田工業 | 210| -47| -18.29| 3| 5352|黒崎播磨 | 341| -70| -17.03| 4| 6366|千代田化工建設 |1707| -280| -14.09| 5| 5016|新日鉱HLDG | 914| -148| -13.94| 6| 4799|アグレックス |1250| -161| -11.41| 7| 9726|近畿日本ツー | 218| -24| -9.92| 8| 3433|トーカロ |2020| -220| -9.82| 9| 8880|飯田産業 |1121| -119| -9.6| 10| 4216|旭有機材工業 | 353| -37| -9.49| 5727 東邦チタニウム 3820 +130 切り返しに転じる。前日に中間決算を発表、これを受けてアナリストの格上げの動 きも散見されており、見直しの動きが強まってきている模様。三菱UFJでは投資 判断を「2」から「1」格上げ、目標株価を7800円としている。また、コスモでも 「B+」から「A」に格上げで5000円目標。原油価格の上昇に伴い、チタン需要は 一段の増加が期待できると。 3313 ブックオフ 850 -200 ストップ安比例配分。前日に業績予想の下方修正を発表、中間期営業利益は18.5億 円から11.5億円に、通期では41億円から24億円にそれぞれ引き下げへ。第1四半期の 減益決算を受けて、業績下ブレ懸念は強まる格好となっていたが、地合い悪のな か、実際の下方修正を受けて再度売り直される状況に。 2875 東洋水産 2110 +123 大幅反発。日興シティの投資評価引き上げが材料視される。「2M」から「1M」 に格上げ、目標株価も2000円から2600円に引き上げている。国内での値上げ効果を 織り込んで、来期以降の業績を上方修正しているようだ。また、来年1月からアメ リカでの10%値上げ実施を発表、小売店も受け入れる可能性が大きいと判断してい るもようだ。 8571 NIS 410 +66 売買再開後は買い気配スタート。欧米有力ファンドからの出資を受け入れる方向で 調整と報じられている。200-300億円規模の割当増資を軸に検討とされており、信用 力の向上につながっていくとの期待感が先行。会社側では、決定している事実はな いが、確定次第速やかに公表とコメント。 6963 ローム 10250 +530 買い先行。前日発表した中間決算の内容が評価される格好に。中間期営業利益は419 億円で前年同期比4.2%増、従来予想の350億円を大きく上回った。370-390億円程度 のアナリストコンセンサスをも上回っている。通期予想も従来の740億円から800億 円にまで上方修正へ。 ・GMの7―9月期、最終赤字4.5兆円 四半期で最大 ・中国、送電投資を外資に解禁 新指針、電力不足解消狙う ・原油価格、2030年に150ドル突破も IEA予測 ・民主・小沢氏、「連立考えず」 代表続投を正式表明 ・国会の会期、来月15日まで 政府・与党、延長へ調整 ・交付税、特別枠で補てん 政府方針 地方再生を支援 ・混合診療、保険適用除外は違法 地裁判決、患者請求認める ・投信販売、急激に鈍化 10月の運用4社、資金流入57%減 ・三菱UFJ証、東南ア証券大手と提携 ・ガソリン最高値149.9円、店頭全国平均 買い控え加速も ・バンダイ、タイで玩具3割増産――10億円投資 ・NIS、欧米有力ファンドの出資受け入れへ調整――200―300億円 ・ソニー、米で学生証に「フェリカ」活用 米社に技術供与 ・日亜化学、増資額295億円――割当先19社、スタンレーに1万株 ・マルエツ、小型店出店を加速 イオンと提携、首都圏攻勢 ・野村不動産、オフィスビルや商業施設の開発・運用を積極化 ・日立マクセル、燃料電池の寿命2倍に――電解質劣化防ぐ ・オリンパス、ベトナムにデジカメ工場――中国集中見直し ・キリン、豪食品に1000億円出資――国内酒類依存を脱却 ・自動車大手8社、全社が営業損益改善――新興国や北米好調 ・三菱地と住友不、マンション供給下方修正・改正建築基準法で着工遅れ ・三菱商事、米で送電線12キロ受注――140億円で ・NTT、4期連続営業減益・9月中間 ・千代建、営業益15%減・今期予想下振れ ・ケーズHDの9月中間、経常益30%増 ・ゼオンの9月中間、純利益10%減 ・芝浦電子の9月中間、経常益37%増 ・新和海の9月中間、経常益2倍強と最高に ・ダイハツ、インドネシアで小型車増産――年20万台に ・ソフトバンク、6カ月連続で首位――10月の携帯契約純増数 ・カッシーナ・イクスシーの1―9月期、営業益53%減 ・日鉱金属と三井金属、ペルーで2012年から銅鉱石生産 ・三菱重工、ブラジル電力公社から原発大型部品を受注 ・ブックオフの9月中間、経常益23%減 ・ザインの1―9月期、経常益13%増 ・ニチアス、9月中間決算発表を11月下旬に延期 ・シチズンHD、中間連結営業益19%増に上方修正・円安効果で ・新日鉱HDの中間、連結営業益33%減――製品への価格転嫁遅れ ・アサツーDK、07年12月期見通しを下方修正――1株利益130円に届かず ・アサツーDK、今期増配幅13円に――期末配当30円 ・新日鉱HD、中間連結最終益510億円――前年同期は725億円 ・ロームが通期営業利益を800億円に増額、中間期営業利益は4.2%増 ・NTNの中間期、連結経常益7%増――大型軸受けなど伸長 ・CSKHDの今期、経常益14%増 ・トヨタ、純利益21%増――9月中間、過去最高 ・トヨタ、1100億円上限の自社株式取得枠設定 ・NEC、中間連結経常黒字90億円に上方修正・NECエレ回復で ・新規公開 日本商業開発<3252> 公開価格20万円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.08 18:20:52
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