●産油国 ドル離れ加速 「バスケット」採用も
原油高、ドル安をめぐって、サウジアラビア、アラブ首長国連邦など
ペルシャ湾岸6産油国でつくる湾岸協力会議(GCC)の動向が注目を
集めている。GCCが12月3、4日にカタールで首脳会議を開き、
各国通貨のドル連動(ペッグ)を維持するかどうかを協議するからだ。
GCCがドルペッグをやめることは、OPEC(石油輸出国機構)が
原油のドル建て表示を見直すことにもつながる可能性がある。
FujiSankei Business i 11月27日
●Dollar Displaces Yen, Franc as Carry Trade Favorite
Using the dollar to pay for purchases of currencies with higher
yields is proving to be the most profitable trade in the
foreign-exchange market.
Falling U.S. interest rates and increasing volatility in the
yen and franc are making the trade even more appealing.
Bloomberg 11月27日
●英HSBCホールディングスは26日、資金調達難に陥っている傘下の
運用会社(ストラクチャード・インベストメント・ビークル、SIV)
2社(カリナンとアッシャー)への支援措置を明らかにした。
HSBCは声明で、流動性ファシリティーとターム・ファンディングを
供与するとし、これらが2008年8月時点で総額350億ドルになる
との見通しを示した。この結果、2つのSIVをバランスシートに計上
することになるという。
ロイター 11月27日