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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 13861.29(+77.84)・東1部売買高 27.27 (億株) ・同先物 13790 (+50) ・同売買代金 31,898 (億円) ・TOPIX 1341.5 (+11.06)・同時価総額 432 (兆円) ・東証2部 2916.37 (+40.73)・値上がり 1284 ・日経JQ 1574.52 (+8.03) ・値下がり 383 ====================================================================== 18日の東京市場は続伸。前場急落するも後場上昇に転じた。前日の米国株 が今年最大の下げを記録したことを受けて、朝方の東京市場は売り一色の展 開。日経平均は大幅安で寄り付いた後、400円超下落する場面もあった。 しかし、後場に入ると情勢は一変。円高一服や米景気対策への思惑などを 背景に買い戻しが入ると、急速に下げ渋り上昇に転じた。 来週は波乱含みの展開となりそうだ。年初から日経平均は調整色を強めて 来たが、週末に下ヒゲをつけて上昇するなど、やや下げ止まりの兆候が垣間 見える。また、信用評価損が昨年8月中旬以来となる20%超と、期日到来に伴 う売りも一巡しつつあるようで、短期的に大きくリバウンドしても不思議で はない。ただ、米国株式相場が不安定な動きをみせているうえ、円高警戒感 も燻っており再び下値模索を余儀なくされる可能性もある。強弱感が対立す るなか、先物主導の乱高下が続きそうだ。 来週は企業業績に関心が向かいそうだ。これまでは、国内外を取り巻くマ クロ環境ばかり焦点となっていたが、3月期決算銘柄の3Q決算発表がスター トし、業績選別の色彩が強まりそうだ。株価指標面で割安圏に放置されてい る銘柄が多いだけに、好業績が確認された銘柄にはリバウンド狙いの買いが 膨らむ公算が大きい。逆に、業績が悪化した銘柄、コンセンサスに届かない 銘柄には失望売りが膨らむ可能性がある。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1574.52 +8.03 4604万株 408社 241社 118社 マザーズ指数 680.37 +34.75 1132万株 162社 28社 4社 ヘラクレス指数 1011.47 +41.07 275万株 127社 33社 6社 ====================================================================== 18日の新興市場は、日経ジャスダック、マザーズ指数、ヘラクレス指数 ともに続伸。大幅安でスタートした日経平均株価の動向を受けて、新興3 指数も軟調な寄り付きとなったが、売り一巡後はマザーズ市場やヘラクレ ス市場を中心に買い戻しが入り、前場中頃過ぎから反転。日経平均株価が 後場入り以降に上昇に転じたことを手掛かりに、新興市場は上値追いの展 開に。後場中頃過ぎには日系ジャスダック平均も反転した。 ジャスダック市場では、Eトレードや楽天、テレウェイヴ、ウェブマネー、 ユビキタス、アルゼ、インテリ、プロパスト、竹内製など主力銘柄が軒並み 上昇。大幅増配の中央物産はストップ高となった。J・TECやJCOMな ど主力で下げた銘柄は少ない。 マザーズ市場では、サイバーAやngi、ミクシィ、フルスピード、アル デプロ、ACCESS、アクロディア、CCI、OTSなど売買代金上位銘 柄が揃って大幅高。エリアリンクに売りが出たものの、買い優勢の銘柄が目 立つ。アルデプロ、アクロディア、ザッパラスなど主力銘柄が軒並み高。日 本風力開発やエリアリンク、アウンコンサルなどは売られた。 ヘラクレス市場では、ASSETが6日ぶりに反発。中心銘柄が下げ一服と なったことで他の銘柄にも買い安心感が広がった模様。ダヴィンチや大証、 ゼンテック、シナジーM、マネパ、地域新聞社、ぐるなび、マネースクウェ アなどが高い。一方で、USENやアドバンスクリエ、エスプールなどは軟 調だった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ≪NY株式相場は弱い経済指標で景気後退懸念、ダウ300ドル安≫ □ダウ平均 :12159.21(▼306.95) □ナスダック : 2346.90(▼ 47.69) □日経225先物:13360 (▼380:大証比) □為 替 : 106.55-65 □金価格 : 880.50(▼1.50) □WTI原油先物: 90.13(▼0.71) □売り :3760万株 □買い :2920万株 □売越し: 840万株 市場では、「下げに急激なブレーキが掛かり、駆け上がってきた。金融、財政両 面での米政策期待があり、今晩のNY株が気になるが、売りたい人は売り切った印 象だ。まずは直近マド(15日安値1万3915円~16日高値1万3841円) 埋めから、次のステップへ」(中堅証券)、「あくまでもテクニカルリバウンド。 目先は米国の経済対策、利下げ期待で戻り足になろうが、いずれ米景気減速懸念が 再度強まり、下ブレする不安がある」(準大手証券 ◇◇◇東証1部・騰落率ランキング◇◇◇ 値上がり率上位10社 No. コード 社名 現値 前比率 1 8993 アトリウム 1921 15.24% 2 9449 GMOインター 346 14.57% 3 8921 シーズクリエ 16200 14.08% 4 1821 三井住友建 118 13.46% 5 6665 エルピーダ 3460 13.44% 6 5916 ハルテック 129 13.16% 7 6453 シルバー精工 26 13.04% 8 4723 グッドウィルG 8880 12.69% 9 4719 アルファシス 2590 12.36% 10 6519 エネサーブ 364 12.35% 値下がり率上位10社 No. コード 社名 現値 前比率 1 3893 日本製紙G本社 267000 -10.40% 2 4312 サイバネット 46950 -8.30% 3 4992 北興化学 299 -7.43% 4 9945 プレナス 1215 -7.25% 5 4282 イーピーエス 328000 -6.82% 6 6947 図研 900 -6.64% 7 4971 メック 1226 -5.69% 8 9382 バンテックGHD 151000 -5.63% 9 7256 河西工業 257 -4.81% 10 6910 日立メディコ 791 -4.81% 1944 きんでん 901 +88 後場も一段高と急伸。GSでは第3四半期の決算プレビューを行なっている。大阪で の大型工場投資、大型再開発によって、第3四半期までの受注高は通期計画の9割程 度の水準にまで達するとみているもよう。第3四半期の利益に関してサプライズはな いが、受注好調などによる採算改善から通期営業利益の上ぶれ確度などは高まった とみているもよう。 5401 新日鉄 663 +33 全体相場の下げ渋りとともに急反発の展開となっている。来週に迎える信用高値期 日通過後の需給改善への期待感などが強く、引き続き、市場の注目度は高い状況が 続いている。本日警戒されたアジア株式市場の動向だが、ハンセン指数は安寄り後 に下げ渋る動きとなっており、より買い安心感が強まる格好へ。 6665 エルピーダ 3460 +410 朝方から強い動きが目立っている。DRAM市況の上昇が手掛かり材料と観測。D RAM512メガビット 667メガヘルツのスポット価格が、1月17日には昨年11月22日 以来の1ドル台にまで反発している。 6460 セガサミー 1275 +34 切り返す。セガとドバイのエマール・プロパティーズがテーマパーク開発で合意と 前日に伝わっている。まず、世界一高いビルである「ブルジュ・ドバイ」内で屋内 ゲーム施設を手掛ける模様。中東関連株との位置づけも高まる方向へ。 4967 小林製薬 4060 +100 しっかり。春の新製品発表会が公開されている模様。日興シティでは「少数精鋭」 の佳作揃いと評価、「ドロドロ血液」を「サラサラ血液」へと改善させる大衆薬を 開発中との報告も期待材料としているようだ。なお、フィデリティ投信が5.20%を 保有とも伝えられている。 ・米住宅着工14.2%減 12月、16年7ヵ月ぶりの低水準 ・07年世界パソコン出荷台数、HPがデル抜き首位に 6年ぶり交代 ・米メリル、サブプライム評価損1兆2千億円 10―12月期 ・FRB議長、景気刺激策は財政・金融連動で 大幅利下げ改めて示唆 ・政府・与党、暫定税率失効を視野 建設地方債発行が浮上 ・諮問会議,経済運営の指針了承 環境軸に成長めざす、具体策乏しく ・政管健保の国庫肩代わり、財政良好健保に絞る 厚労省方針 ・NHK記者らをインサイダー取引の疑いで調査 証券監視委 ・投信、資金流入6割減 昨年下期1―6月比、サブプライム響く ・倒産件数、4年ぶり高水準 昨年、負債は7年ぶり増加 ・東電、冬の電力需要最高更新――今冬一番の寒さで ・HP、デル抜き首位・07年世界パソコン出荷台数、6年ぶり交代 ・東ソー、ウレタン原料の生産能力倍増――500億円投資 ・米ボーイング、787納入再延期 日本企業に影響拡大も ・新日鉄、宗岡氏の社長昇格を正式発表 世界再編M&Aも視野 ・海外自社工場で排出権取得――ブリヂストンや旭硝子が新手法 ・日清フーズ、国産パスタ再値上げ――3月から、家庭用15―20% ・豊田通商、自動車工場の金属くず再生事業を拡大 ・日清フーズ、国産パスタ再値上げ 3月から、家庭用15―20% ・日航、ハワイのホテルとネット宿泊予約で提携 ・ベスト電器、提携提案拒否・エディオンに回答、ヤマダの出方警戒 ・昭電工の前期、営業益最高に・3期連続、黒鉛電極が伸びる ・野村総研の4―12月期、経常益17%増・システム開発好調 ・アサヒ、7年連続首位――07年ビール系飲料出荷量 ・中央物産、今期配当11倍に――本社ビル売却益を還元 ・ホギメデの4―12月期、経常益13%増・キット製品好調 ・信越化の4―12月期、純利益27%増――シリコンウエハー好調 ・ドトル日レスの3―11月期、営業益75億円 ・フイルコンの前期、営業益39%減・プラズマ向け落ち込む ・ケンタッキーの前期、営業益1%減の28億円 ・アーム電子の11月中間、経常赤字9800万円 ・新世代DVDの9割がブルーレイ・年末商戦、HD―DVDを圧倒 ・ダイキン、北米で床暖房市場参入・2010年にも、ヒートポンプ式で ・トシンGの11月中間、経常益8%増――住宅用が堅調 ・アルクの11月中間、経常赤字5400万円 ・毎コムネットの前期連結経常利益は約2.1倍の12億円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.18 19:51:21
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