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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 12658.28(+126.15)・東1部売買高 23.71 (億株) ・同先物 12620 (+70) ・同売買代金 25,513 (億円) ・TOPIX 1235.15 (+10.76) ・同時価総額 397 (兆円) ・東証2部 2784.32 (-3.97) ・値上がり 1006 ・日経JQ 1475.38 (-7.34) ・値下がり 599 ====================================================================== 11日の東京市場は反発。日経平均は買い戻し主導で3日ぶりに反発した。 米国株安、円高進行を受けて、朝方は主力株を中心に売り先行。日経平均 は寄り付き直後に200円下落したが、下値を売り叩く動きは限定的だったこ とで徐々に下げ渋った。後場は前日終値近辺での攻防が続いたが、大引け にかけて買いが優勢となり。この日の高値圏で取引を終えた。 押された。 日経平均は下ヒゲをつけての反発でようやく下げ止まったが、底入れ感に は乏しい。東証1部の売買代金は活況の目安とされる3兆円に遠く及ばないと ころみると、実需買いがそれ程膨らんでいないようだ。 むしろ、前場の急落局面でリンク債のノックイン価格(12235.30円)に抵 触しなかったことで、売り方が買い戻しを入れた側面が強い。直近大きく売 り込まれた鉄鋼、不動産が、業種別で値上り率上位に名を連ねたのは、その 証左といえよう。 紛糾する日銀総裁人事、外部環境が不安定な状況下で、週末にメジャーSQ を控えていることを勘案すると、もう暫く先物主導での波乱含みの展開が続き そうだ。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 指数 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1475.38 -7.34 4631万株 219社 374社 92社 マザーズ指数 613.05 +18.94 1405万株 124社 58社 9社 ヘラクレス指数 964.45 +18.45 313万株 81社 70社 14社 ====================================================================== 11日の新興市場は、日経ジャスダック平均が8日続落、マザーズ指数とヘラ クレス指数は反発。米国株安や原油高、円高進行、外国証券の大幅売り越し 観測など株価の重石となる材料が揃い、朝方から東京市場は売り優勢スター ト。新興3指数も連れ安する形で値を下げ、マザーズ指数とヘラクレス指数は 算出来安値を更新。ただ、安値を割ってからは大きく売り込まれることはな く、逆に押し目買いから下げ幅を縮小。主力銘柄に買い戻しが入り、前引け 前に両指数は反転した。一方、日経ジャスダック平均は下げ幅縮小となった ものの戻りは限定的だった。 ジャスダック市場では、セブン銀や楽天、Eトレード、YOZAN、ユビ キタス、ファンコミュ、イー・レヴォ、ウェブマネー、ワークスAPなど売 買代金上位銘柄は軒並み上昇。増額・増配修正を手掛かりにフィールズも人 気化した。インテリやアルゼ、MTI、イリソ電子、日本アジア投資などは 下落。 マザーズ市場では、ngiやミクシィ、サイバーA、フルスピード、日本 風力開発、NPC、10日ぶりに反発したアルデプロ、増額修正のフリービッ トなどが高い。一方、上場4日目のネットイヤーは続落し、GCAやMCJ、 船井財産などが安い。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチやASSET、ゼンテック、ぐるなび、 マネパ、エン・ジャパン、シナジーM、デジアーツなどが買われ、博展や大 証、日本通信、スターバックスなどが売られた。 ≪NY株式相場は大幅続落・金融安でダウ1年5カ月ぶり安値≫ □ダウ平均 :11740.15(▼153.54) □ナスダック : 2169.34(▼ 43.15) □日経225先物:12425 (▼125:大証比) □為 替 : 101.70-80 □金価格 : 971.80(▼2.40) □WTI原油先物: 107.90(△2.75) □売り :2790万株 □買い :1950万株 □売越し: 840万株 市場からは、「平均株価は3日ぶりに反発したが、買い戻しが主。NYダウの底 割れを意識してかFRB(米連邦公開市場委員会)による緊急利下げがうわさされ たことも市場不安を後退させた。ただ、円高による業績への不安感が強く、上値は 依然として重い。当面は戻り売りスタンス」(銀行系投信 【値上がり率上位】 No. 銘柄名 コード 現在値 前日比 1 GMO 9449 509 78 2 サンシティ 8910 14910 2000 3 リサパートナ 8924 214000 28000 4 ダイエー 8263 593 71 5 グッドウィル 4723 26400 3000 6 明治海 9115 729 79 7 コンビ 7935 760 80 8 合同鉄 5410 299 31 9 ローランド 7944 1966 203 10 山水電 6793 10 1 【値下がり率上位】 No. 銘柄名 コード 現在値 前日比 1 住生活G 5938 1404 -177 2 進学会 9760 480 -50 3 日 油 4403 424 -40 4 ナカヨ通 6715 203 -17 5 小松ウオル 7949 1182 -73 6 イマージュ 9947 376 -20 7 クリエイトS 2794 2185 -115 8 ヒロセ電 6806 11000 -580 9 エプソン 6724 2860 -150 10 TIS 9751 1944 -101 8910 サンシティ 14910 +2000 ストップ高。高利回り銘柄として関心が向かう展開に。前日の段階で配当利回りが 10%超、東証1部では最も高い水準となっており、本日の新聞記事をきっかけに見直 しの動きが進む状況。創建ホームズなど一部新興不動産株の反発力が強まっている ことも追い風に。 8282 ケーズHD 1701 +133 大幅反発。200万株を上限とした自社株買いの発表がリバウンドのきっかけに。発行 済み株式数の4%超にあたる規模となっている。また、家電セクターにおいては、ベ スト電器のさくらや完全子会社化が伝えられており、業界再編機運の強まりも心理 的な支援材料につながる状況へ。 5541 大平洋金属 1118 +49 売り先行後に急速な切り返し。前日の急落に加えて、ニッケル市況下落など外部環 境の悪化もあって売り気配スタートとなったが、その後は他の資源株同様に下げ渋 る展開。昨日の資源株下落には、ファンドのポジション縮小に伴う手仕舞い売りと 言った観測が強かったようだが、このような動きにも落ち着きがみられる状況か。 4723 グッドウィル 26400 +3000 ストップ高。メインバンクであるみずほ銀行が債権を売却、米系2社主導で再建へと いった報道が伝えられている。債権の一部を株式に転換するなど希薄化への警戒感 も残るが、会長の退任なども含めて再建に向けた道筋が見えてきたことで、一段と 買い戻しの動きが優勢となる格好。 メガバンク 軒並み売り先行で連日の安値更新。海外金融機関の決算発表を控える中、ベアスタ ーンズの株価急落を受けて警戒感、海外金融会社の株価が下落しており、東京市場 でも金融株が売りの対象にされている格好。ムーディーズによるベアスターンズ発 行の「オルトA」関連証券格下げのほか、会社側は否定も資金繰りに窮しているな どといった憶測もあって、ベアスターンズは10%以上の株価下落となっている。た だ、想定以上の全体相場の底堅さ受けて徐々に買い戻し優勢に、後場入り後は揃っ てプラスに切り返す。 ・米モノライン最大手、複雑な証券化商品の保証から完全撤退 ・中国、輸出が急減速 2月6.5%増どまり 対米の鈍化際立つ ・日銀総裁人事、きょう所信聴取 採決日程巡る綱引きに ・年金記録の回復、却下急増 確認委の判定審査「認定」上回る ・新銀行東京、調査報告書発表 旧経営陣の責任、刑事含め追及 ・株式投信、一段と運用悪化 総合指数、1年で11%低下 ・上場廃止株、換金容易に新たな売買制度 日証協、月末に緩和 ・グッドウィル、米系2社主導で再建 折口会長は退任 ・三菱重工、賃上げ原資の全額を成果反映に 一律配分見直し ・日清食、山崎パン転嫁へ 日清製粉、小麦粉2割値上げ発表 ・鋼板価格が急上昇 鉄鋼各社の値上げ浸透、住宅や家電コスト増 ・三井化学、光学フィルター撤退 プラズマパネルの環境悪化 ・トヨタ、技術職9%増 自動車・電機、積極姿勢を継続 ・ワタミ、アサヒビールの出資受け入れ発表 ビールの取引 ・ベスト電器、「さくらや」を完全子会社化 統合を加速 ・富士ゼロックス、生産コスト3割減 複写機の基幹部品 ・東証1部の予想配当利回り、4%超が99社に 増配相次ぐ ・オリックス、バイオマス発電に参入 ・住友重、半導体装置メーカー買収価格を15%上げ ・サイボウズ、08年1月期純利益を下方修正――レカム株下落が響く ・高砂香料、乳製品向け5割強増産・発酵タンクなど導入 ・スク・エニやセガなど、家庭向け新作ゲーム配信に参入 ・工作機械4社、オークマや森精機は最高益 ・マルエツ、09年2月期営業益25%増で最高に 4期ぶり配当の公算 ・東急建設、不動産投資を10倍の年200億円に ・住生活Gの08年3月期、純利益40%減 ・不二サッシ、08年3月期営業益48%減――建材の受注減響く ・ナカヨ通信機が今期減配、年間配当5.5円に ・フリービットの08年4月期、経常益5億5000万円に ・三井物、ブラジル高速鉄道に応札方針 ・日本マクドナルド、2月の既存店売上高5.2%増 ・テルモ、血液凝固阻止剤「へパフラッシュ」を回収・米で副作用 ・日立、米IBMと次世代半導体の特性評価で共同研究 ・国際石開帝石、チモール海で原油を発見――試掘で日量6100バレル ・日鋳造が今期末に16期ぶり復配、期末配2円50銭 ・住生活G、08年3月期連結経常益を前期比38%減に下方修正 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.11 19:18:08
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