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<日経平均>
11,259.86 ▼483.75 <東証一部> 出来高 22億6,867万株 値上がり銘柄数 265 値下がり銘柄数 1,377 <為替> 104.23 ▼1.91 戻り歩調となるも、信用不安根強く引けにかけて売り直される 昼の市場外取引は金額も少なく、売り買いほぼ均衡と伝えられましたが、後場の日経平均は11,300円台を回復して寄り付きました。そのまま戻りを試す展開となりましたが、日経平均の11,400円を上回る水準からは目先筋の戻り売りなどから上値は伸び悩みました。しかしながら、日経平均の11,300円水準では押し目買いなども入って底堅く、概ね11,300~400円水準での揉み合いが続きました。引けにかけては売り急ぐ動きがあるなか11,300円を意識し下げ渋っていましたが、引け際にまとまった売りが入り、11,300円を割り込んで年初来安値更新となりました。 主力株はほぼ全面安となりました。このところ大きく下落していた海運株や機械株の一角には底堅い銘柄も見られ、電鉄株や電力株などのディフェンシブ銘柄の一角も下げ幅は限定的となりましたが、金融不安が再燃したことから銀行・証券株や不動産株が大きく下落、原油価格の下落を受けて石油関連銘柄や商社株も値を下げたほか、円高や世界的な景気減速に伴う需要減を懸念して輸出関連銘柄も軒並み軟調となりました。日経ジャスダック平均や東証2部株指数、東証マザーズ指数も大幅下落となり、そろって年初来安値更新となりました。 欧州・英国での金融機関一部国有化の話題に加え、米国の金融安定化政策が否決されたことによる失望感から大幅安の展開が続きましたが、為替が円高一服となったことや、米国株の反発を期待する動きなどから後場は下げ幅を縮小する格好となりました。日経平均は9月18日の安値水準を割り込む格好となっています。世界的な信用不安が後退しないことには米国市場の本格的な反発も難しく、しばらくは信用収縮の動きなどに振らされ、下値を探る展開が続くのかもしれません。 ≪NY株式相場は過去最大の下げ幅、ナスダックは2000割れ≫ □ダウ平均 :10365.45(▼777.68) □ナスダック : 1983.73(▼199.61) □日経225先物:11215 (▼565:大証比) □為 替 : 104.00-10 □金価格 : 894.40(△ 5.90) □WTI原油先物: 96.37(▼10.52) □売り :4640万株 □買い :1680万株 □売越し:2960万株 「後場から国内や欧州の年金資金が現物の一角や先物に入った」(米系証券)ほ か、短期筋の買い戻しにより、日経平均株価は一時1万1434円35銭(前日比 309円26銭安)まで切り返した。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で 米株価指数先物が堅調に推移したことも下支え要因となった。ただ、今晩にブッシ ュ米大統領の声明を控える上、議会再開が上院で10月1日、下院で2日に予定さ れており、米金融安定化法案の妥協策の行方を見極めたいとする向きが多く、模様 眺めが大勢。引けにかけ、戻り売りに押された。 市場からは、「米金融安定化策の否決が与えた世界のマーケットへの影響は大き く、催促相場となっている。ただ、妥協案が可決されたとしても公的資金の規模に よっては出尽くしになりかねない」(東洋証券 ・出来高上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 出来高| 1| 8306|三菱UFJ | 893| -44| 116658800| 2| 5401|新日本製鉄 | 387| -26| 90731000| 3| 5405|住友金属工業 | 317| -19| 52335000| 4| 6501|日立製作所 | 718| -6| 36468000| 5| 5541|大平洋金属 | 750| 49| 36259000| 6| 6764|三洋電機 | 179| -12| 35413000| 7| 1808|長谷工コーポ | 73| -2| 34368500| 8| 8058|三菱商事 |2155| -165| 31010000| 9| 7211|三菱自動車工業 | 174| -2| 30307000| 10| 7011|三菱重工業 | 446| -15| 30117000| ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6793|山水電気 | 8| 1| 14.29| 2| 8170|アデランス |1667| 200| 13.63| 3| 8024|シルバーOX | 80| 9| 12.68| 4| 4779|ソフトブレーン |4000| 360| 9.89| 5| 8840|大京 | 158| 13| 8.97| 6| 7846|パイロット |242700| 19700| 8.83| 7| 1929|日特建設 | 38| 3| 8.57| 8| 7550|ゼンショー | 464| 36| 8.41| 9| 5917|サクラダ | 13| 1| 8.33| 10| 6958|日本CMK | 657| 45| 7.35| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6485|前澤給装工業 |1495| -300| -16.71| 2| 9945|プレナス |1304| -236| -15.32| 3| 4346|ネクシィーズ |2665| -475| -15.13| 4| 8902|パシフィック |12200| -2000| -14.08| 5| 3229|コマーシャ投 |224000|-36000| -13.85| 6| 4848|フルキャスト |19430| -3000| -13.37| 7| 8910|サンシティ |2710| -390| -12.58| 8| 8944|ランドビジネス |20060| -2880| -12.55| 9| 4516|日本新薬 |1000| -138| -12.13| 10| 1861|熊谷組 | 44| -6| -12| 2875 東洋水産 2660 +90 しっかり。日興シティでは投資評価「1M」継続で、目標株価を3100円から3300円 に引き上げている。海外小麦市況の軟化を想定して、来期以降の北米即席麺事業の 収益予想を上方修正したことが背景。米国では、相次ぐ値上げにも関わらず販売数 量は増加傾向にあるようだ。今後、来期の利益増加を織り込みにいくことで、株価 の上昇が期待できるとの見方。 8170 アデランス 1667 +200 売買再開後は急伸でストップ高まで。株式非公開化に向けてPEファンドに募集を 開始と伝わったことで、一時売買停止措置がとられていた。会社側では現時点で決 定した事実はないとしているものの、TOBプレミアムなど期待感が先行する状況 に。大株主のスティール・パートナーズは条件によって株式譲渡を判断する見通し などとされており、実現した場合は相応のプレミアムが期待されるとの見方に。 5631 日本製鋼所 1283 +17 切り返す。後場に入ってからの全体相場の下げ渋りを受けて、日興シティの新規買 い推奨に対する評価の動きが強まってきているようだ。日興シティでは投資評価を 新規に「1H」、目標株価を1900円としている。世界景気に対する懸念が強まるな かでの高い増益率の継続、原子力関連部材における高い世界シェアといった希少性 などを評価。プレミアムが付与される状況は今後も継続と予想しているようだ。 9843 ニトリ 6240 +120 逆行高。業績面での安心感などから、小売りの勝ち組企業を物色する流れが強まっ ている。同社も明日中間決算の発表を予定しており、好決算を期待する動きも表面 化しているようだ。また、為替市場で円高が進んでいることも、輸入コストの減少 につながるとしてプラス材料視される。 9513 電源開発 3390 +230 大幅高。前日に発表した中間期業績の上方修正が買い材料視されている。営業利益 は従来予想の290億円から520億円にまで大幅上方修正、燃料費の想定費下ブレ、一 部経費の先送りなどが背景となった模様。通期業績予想は変更していないものの、 上ブレの確度は高いとの見方に。全体相場急落のなか、ディフェンシブ性の強さも 妙味となる形か。 ・シティがワコビア救済、銀行部門買収 米政府、損失補てんを保証 ・サムスン、50ナノDRAMを量産 生産効率が60%向上 ・米下院、金融安定化法案を否決 賛成205、反対228で ・日米欧10中銀、ドル供給65兆円に倍増 金融危機封じ込め強化 ・年金改革、受給資格25年短縮検討 厚労省、税支援など3案提示 ・三菱UFJ、米モルガンに9500億円出資で最終合意 ・東芝、低価格パソコン参入 来月発売、7万円台半ばに ・日立の4―9月、営業利益3割増の見通し 情報通信や重電好調 ・いすゞ、ハイブリッドバス開発 燃費3割向上、数年後にも実用化 ・日産「ムラーノ」全面改良 6年ぶり、走行性能を向上 ・日産、高級車インフィニティを栃木工場で減産――2割程度 ・大ガス、年明け大幅値上げへ 料金本格改定、原料高騰分を転嫁 ・みずほFG系リース、初の再編――東京リースとセンチュリー、来春合併発表 ・NTTデータ、日本総研子会社に出資 製薬向け事業強化 ・花王、「日用品を重点4ブランドに集約」アジア市場開拓 ・イオン、店舗資産流動化1000億円超を調達 新店投資などに ・ドコモ、多機能型携帯を拡充 来年度末、15機種前後に ・日航3労組あすスト計画、国内線1万4000人影響も ・ニコン、純利益16%減の290億円 4-9月 ・ソフトバンクの割賦債権流動化、4-9月期で1000億円超す ・日本粉、営業益23%増 4-9月 価格転嫁が浸透 ・ゲオ、今期純利益52%増 下方修正 ・日本バイリーンの今期、純利益34%減 ・西友の約20店閉鎖、規模より黒字化優先 ウォルマート ・日本バイリーンの今期、純利益34%減 ・松屋の8月中間、純利益42%減 ・プレナス、純利益37%減 今期、食材価格の高騰響く ・ユニオンツルの12―8月期、純利益5%減 ・三菱レ、インドネシア事業撤退で特損43億円計上 ・Jパワーの4-9月、純利益360億円に上方修正 燃料費想定下回る ・ユニー、今期経常益377億円に上方修正 サークルKSが貢献 ・ランドコム、民事再生手続き開始 負債総額309億円 ・日工検がMBOで上場廃止へ 1株2400円でTOB ・新井組、継続企業の前提に疑義 取引先の破綻で赤字幅拡大 ・大ガス、今期純利益80%減に下方修正 ガス販売量が予想下回る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.30 18:47:50
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