<日経平均>
9,053.90 △470.90
<東証一部>
出来高 9億1,682万株
値上がり銘柄数 1,426
値下がり銘柄数 212
<為替>
99.12 △1.54
米国株高や9月の機械受注統計を好感して大幅反発 日経平均9,000円台回復
寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)は売り越しと伝わりましたが、7日の米国市場が大幅高となったことを好感し、日本市場は買い先行の始まりとなりました。主力株に買い気配から始まるものが見られ、日経平均は寄り付き後しばらくして心理的な節目である9,000円台を回復、上昇幅が500円を超えるようなところでは目先筋の利益確定売りなどに上値を押さえられましたが、総じて底堅い堅調な値動きが続きました。日経平均は9,000円台をしっかりと保ち前場の取引を終えています。
主力株はほぼ全面高となりました。米国株高や円相場の落ち着きを受けてハイテク株や自動車株が堅調、9月の機械受注統計の内容が好感され機械株も値を伸ばしているほか、銀行や保険などの金融株も売られ過ぎの反動から値を戻し、指数を押し上げています。小型株も買い先行の始まりとなり、日経ジャスダック平均や東証2部株指数は堅調、東証マザーズ指数も大幅高となっています。
注目されていた雇用統計の発表では米国の雇用情勢の悪化が示されましたが、それにも変わらず米国市場は大幅高となり、日本市場も買い先行の始まりとなりました。朝方発表された9月の機械受注統計が市場予想を若干上回ったことも追い風となって、日経平均は先週末の下落分をしっかり取り戻しています。一部業種を除いて大方の主力銘柄の決算も出揃い、悪材料もある程度出尽したという印象も強いようです。円相場も落ち着いて推移しており、後場も売られ過ぎ銘柄や出遅れ銘柄への物色から堅調な地合いが期待されます。
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最終更新日
2008.11.10 12:16:20